くノ一三人娘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 14:38 UTC 版)
「おきらく忍伝ハンゾー」の記事における「くノ一三人娘」の解説
明神下第三寺子屋中等部忍者科の少女達。くノ一三人娘はそれぞれフブキ、ヒデリ、ツナミをさす。リーダーであるフブキが老中タヌマの娘であるため、一応は忍者帝国の一員として分類されている。毎回起こる騒動に首を突っ込んでは話をややこしくしている。三人娘の名前の由来は天災「吹雪」「日照り」「津波」から来ている[要出典]。 フブキ 幕府筆頭老中タヌマの娘。雪・氷系の忍術を使用するが忍者としてはまだ半人前(忍術は、ほとんどペットの忍ペンギンだより)。 性格は女王様。自分で何をしたいか決められない優柔不断なヒデリに変わって、何でも決断したがる。くのいち三人娘の中ではリーダー兼参謀の役割。そしてお色気担当。 ジュウベイの渋さに惚れ、以来一流忍者の道を諦め、恋に生きると語っている。都麗伝宮絵札超美男子(トレイディングカードアマクサ)カードが流行した時、ジュウベイのカードが出るまで何度も買い続けたことがある。 ヒデリ フブキの御供で鍛冶屋の娘。火系の忍術を使う。忍者としては半人前だが、コツコツと手裏剣投げの練習をするなど一流忍者になるべく日々努力している少女。ハンゾーのおきらく忍法「助意発動」で引き出された力には目を見張るものがあり、それなりの潜在能力が眠っていると思われるが、今のところ開花しそうな気配は無い。ボク少女。 くのいち三人娘の中では計画実行役兼ツナミのフォローを担当。引っ込み思案で昔からフブキに逆らえず、そんな自分が嫌いで悩む。フブキの命令でハンゾーにちょっかいを出しに行ったところを逆に助けられ、励まされる。以降、自信を持つきっかけになった彼に想いを寄せ、彼女なりのアプローチをかけるようになる。家庭的なところがあり、健気。伯父にゼニガタ親分がおり、「おじさん」「ヒデ坊」と呼び合う。 「助意発動」で引き出された忍法に「ヒデリファイアー」「ヒデリ分身脚」「日昇拳」などがある。 人間離れした登場人物が多い本作中で数少ない等身大の常識人であるせいか読者人気は高く、女性キャラの人気投票で一位に輝いたことがある。 ツナミ 作中に登場する忍者の中で最も幼いの女の子。くのいち三人娘の中で唯一完成された忍術を使える上、見かけによらずとてつもない怪力の持ち主で、自分と同じぐらいの大きさの斧を振り回したり、フブキを空高く投げ上げたりできる。 くのいち三人娘の中ではおまけの扱い。無邪気そのもの。 幼いためか記憶力がなく、フブキの命令をほとんど覚えられなかった。また異性に興味がないのか「迦留多(かるた)」の妖術でアマクサのとりこにならず、正気のままだった。怪獣が好きで、怪獣図鑑を見てうっとりする一面があり、ボラン坊を気に入っている。 人のまねっこが好きで、混乱すると人まねをする傾向がある。忍ペンを連れており、ツナミが飼っているのか、友達なのか作中では不明。また、その存在自体に謎も多い。 主な忍法に「山津波」がある。 ラセツ丸 フブキが連れているペットの忍ペン。フブキの忍術のほとんどはラセツ丸頼りである。ツナミ同様よくフブキのまねをしている。3人娘を人知れずフォローするタヌマを慰める等、3人よりも精神的には大人である。
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