えちごトキめき鉄道への譲渡
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「JR東日本E127系電車」の記事における「えちごトキめき鉄道への譲渡」の解説
2013年2月21日、JR東日本と新潟県がえちごトキめき鉄道に対し、2年後に開業を控える妙高はねうまライン用の車両として本系列10編成に必要な改修を施した上で低価格で譲渡することで合意した。その後2014年(平成26年)12月6日より、本系列が担当していた新潟地区での運用(後述)は順次E129系が引き継ぐ形となり、新潟近郊での従来の運用は2015年3月7日で終了。そして譲渡された10編成が3月14日の開業と同時に妙高はねうまラインでの運転を開始した。 譲渡後の車体デザインは車体下部を妙高山のフレッシュグリーンと山並みをイメージした緑単色(右画像)としたものとなっている。2015年7月からは、車体全体にラッピングを施した編成も運行されている。譲渡後も引き続きJR時代と同じカラーリングのままで運用されている編成もあったが、2017年秋頃までにすべての編成がトキてつ塗装または各種ラッピングへと変更された。開業直後は前面のJRロゴもそのままになっていたものもあった。 譲渡までに全車スカートが大型のものに交換されている。またV8・V9編成には譲渡後に霜取り用としてパンタグラフがET126形に増設されている。 クモハE127+クハE126-1・2・4〜11 → ET127+ET126-1〜10 JR東日本としての廃車日はV2・V10編成が2015年3月10日付、残りの8編成が14日付。 えちごトキめき鉄道のカラーリングのET127系V7編成(2021年6月) JR時代のカラーリングで運用されていた頃のET127系V6編成(2015年6月) ラッピングを施したET127系V5編成(2021年6月)
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えちごトキめき鉄道への譲渡
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「国鉄413系・717系電車」の記事における「えちごトキめき鉄道への譲渡」の解説
節全体の出典: 2021年(令和3年)3月1日にえちごトキめき鉄道の鳥塚亮社長は公式ブログにて、本系列B06編成3両をJR西日本より購入したと発表した。さらに同月15日にはB04編成に組成されていたクハ455-701も追加で購入した。 往年の国鉄車両の雰囲気を楽しめるように、追加改造は車体塗色変更(赤色一色→交直流急行色)や一部座席へのテーブル設置、保安装置のATS-SWからATS-Psへの変更など、最小限に留められる。改造工事はJR西日本金沢総合車両所で施工され、同年4月9日に直江津駅へ向けて甲種輸送された。 実際の運用では、B06編成のクハ412-6とクハ455-701を交換した3両編成を組成する。余剰となったクハ412-6は、営業運転開始に先駆けて直江津運転センターに新設された「直江津D51レールパーク」での保存展示を開始した。 同年6月16日より本線上での試運転を開始し、7月4日より日本海ひすいラインの急行列車や妙高はねうまラインの快速列車として運行している。 運行期間は検査期限となる2022年(令和4年)度までを予定しており、その後は直江津駅構内の「D51レールパーク」に動態保存するか、利用状況などの反響によっては検査を通し、運行期間を延長することも検討しているという。
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