《新年号》の正しい読み方
「新年号」の正しい読み方
「新年号」は「しんねんごう」と読む。「新年号」の意味解説
「新年号」は、新しい年号のことである。年号が切り替わるとき、前の年号に対して、次の年号を「新年号」と呼ぶ。年号は過去、「大正」「昭和」「平成」などが用いられてきた。「平成」が「令和」になったときは、「令和が新年号」という表現をする。なぜ「新年号」と読むのか・理由
「新年号」は「新(しん)」「年(ねん)」「号(ごう)」の、漢字の音読みから成り立っている言葉である。そもそも「年号」とは「年代につける称号」という意味だった。そこに、「新しい」という漢字を付け加え、「新年号」という言葉になった。「新年号」の類語・用例・例文
「新年号」の類語には「新元号」がある。年号と元号の間には、大きな違いはない。いずれも、年代の区切りを表す言葉である。ただし、「新年号」のほうが法律関係の場面で用いられる言葉だ。以下、「新年号」の例文を挙げていく。「新年号の発表を前にして、マスコミは興奮していた。多くの識者が新年号の予想をしていたが、どれも正解には思えなかった」
「僕は新年号なんてまったく興味がないよ。年号なんて所詮は区切りじゃないか。長い歴史の中では、年号にほとんど意味なんてないと思うね」
「昭和が終わり、新年号の平成になったときの記憶はまだ残っている。昭和は激動の時代だった。平成は日本という国が、新しい時代に進んでいった瞬間だった」
「日本では天皇が退位したとき、新年号を発表する準備が始まります。なお、平成天皇は生前退位でした。これは、近代以降の日本では初めてのケースです」
「新年号を予想するゲームを、芸能人がやっていたのを思い出す。それは不可能に思えたが、数日かけて彼らはやり遂げたのだった」
「新年号」の英語用例・例文
「新年号」という概念は、英語圏に伝わりにくい。そのため、英語では「新年号」を「new era(新しい時代)」と表記する。以下、英語における「新年号」の例文である。It's a new era, so let's change our minds. I want new challenges. I want to start a venture business.(新年号になったことだし、気持ちを切り替えてみよう。僕は新しい挑戦をしたいと思っている。ベンチャービジネスを立ち上げたいんだ)
No matter how many times I listen to it, I can't get used to the new era. To be honest, I don't really like the arrangement of kanji. But I also understand that I shouldn't say things like this to people.(何度聞いても新年号には慣れない。正直なところ、漢字の並びがあまり好きになれないのだ。ただ、このようなことはあまり人に言うべきではないとも理解している)
Can I look at my smartphone for a moment? A new era is about to be announced.(少しだけスマートフォンを見てもいいかな。今から新年号が発表されるんだ)
《新年号》の正しい読み方
「新年号」の正しい読み方
「新年号」の正しい読み方は「しんねんごう」である。意味は「新しい年号」と「新年の号(刊行物)」と2通りに解釈できるが、どちらの場合も読み方は「しんねんごう」である。「新年号」の意味解説
「新年号」は「新-年号」と「新年-号」と、どちらの構成と解釈するかによって意味が変わる。「新-年号」すなわち「新しい年号」は、要するに「昭和-平成-令和」と続く年号(=元号)のうち新しい方の元号のことである。
「新年-号」は、新聞や雑誌などの定期刊行物のうち「新年に刊行された号」のことである。「号」は定期刊行物の通巻数や刊行時期などを示す語に接尾辞的につけて用いられる語。たとえば「第23号」「秋冬号」「臨時増刊号」のような言い方で用いる。週刊誌における新年号は、年末・年始の休暇を見越した合併号として製作されることが多い。
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