戴冠とは? わかりやすく解説

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たい‐かん〔‐クワン〕【戴冠】

読み方:たいかん

[名](スル)国王即位のしるしとして王室伝来王冠を頭にのせること。

「戴冠」に似た言葉

戴冠

読み方:タイカン(taikan)

帝王即位初め王冠を頭にいただくこと


戴冠式

( 戴冠 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 09:33 UTC 版)

戴冠式(たいかんしき、coronation)は、君主制国家で、国王皇帝即位の後、公式に王冠帝冠を聖職者等から受け、王位帝位への就任を宣明する儀式




「戴冠式」の続きの解説一覧

戴冠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/05 00:53 UTC 版)

婚配機密」の記事における「戴冠」の解説

冠は新約聖書において「死に打ち克つ」徴とされる(コリンフ(コリント前書9:24 - 25)。聖金口イオアンは、結婚の冠を、汚辱と死をもたらす無秩序な性欲打ち勝つ徴とみている(『ティモフェイ講解』1の9)。また、正義対す成聖永遠報酬ともされるティモフェイ後書テモテへの手紙二)4:7 - 8ペトル前書ペトロの手紙一)5:4)。 冠はこのような栄冠であると同時に苦悩象徴でもある。新婚愉楽だけでなく、その後夫婦生活悲しみ苦悩分かち合い表し瞬時激情ではなく互いに命をかけ合う心構えを基にして強く結びつくべきことが示される戴冠礼儀におけるポロキメンには、第20聖詠詩篇21篇)3節から4節が引用される。 「爾は純金の冠をその首(こうべ)に冠らせり(こうむらせり)、彼ら生命(いのち)を爾に願ひしに、爾これを賜へり。」「(句)爾は彼らに幸福を世々に賜ひ、爾が顔(かんばせ)の歓びにて彼らを楽しませり。」 この歌は、王と王妃荘重な神の光栄の讃歌である。 冠の形状については、ロシア系伝統にある諸教会ロシア正教会アメリカ正教会日本正教会など)では、華やかな金属製の冠が多くみられるほか、冠を自分で被るのではなく付添い人持ってもらう形式のものが多く見られる自分で被る形式のものもある)。他方ギリシャ系伝統にある諸教会ギリシャ正教会、およびアンティオキア総主教庁系など)では、簡素な冠をリボンで結びつけたものを、新郎新婦直接被る形式のものがみられる

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「戴冠」を含む「婚配機密」の記事については、「婚配機密」の概要を参照ください。


戴冠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 18:16 UTC 版)

パウロ6世 (ローマ教皇)」の記事における「戴冠」の解説

モンティーニはヨハネ23世のよき協力者として第2バチカン公会議運営行ったヨハネ23世会期途中で死去すると、モンティーニは教皇選ばれ、「パウロ6世」を名乗ったパウロ6世は自らの教皇冠を、アメリカワシントンD.C.にある「無原罪の御宿り聖母教会」に寄贈したちなみにパウロ6世最後に教皇冠受けた教皇となった次の教皇ヨハネ・パウロ1世戴冠式拒否して就任式変更し以後教皇もそれに倣っているためである。

※この「戴冠」の解説は、「パウロ6世 (ローマ教皇)」の解説の一部です。
「戴冠」を含む「パウロ6世 (ローマ教皇)」の記事については、「パウロ6世 (ローマ教皇)」の概要を参照ください。


戴冠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:11 UTC 版)

フランス王国」の記事における「戴冠」の解説

フランス王の戴冠は代々ランス行われたランスフランク王クロヴィス洗礼の地であり、フランス王はその王権根拠を、ランス保管されている聖油による聖別受けてクロヴィス後継者となることに求めたためである。 その背景には、中世ドイツにおいて東フランク王国オットー大帝ローマ皇帝として戴冠し以降西フランク王フランス王)がローマ教皇ローマ皇帝冠を受けてローマ皇帝としてカール大帝後継者となるという方法使えなくなったという事情がある。百年戦争混乱の中でシャルル7世は、イングランドからランス奪還するまで戴冠できなかった。

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戴冠

出典:『Wiktionary』 (2021/11/09 03:18 UTC 版)

名詞

たいかん

  1. 君主新たに即位したのち、聖職者などから戴くこと。

関連語

動詞


「 戴冠」の例文・使い方・用例・文例

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