音楽ファンタジー・ゆめ 作品概要

音楽ファンタジー・ゆめ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 17:05 UTC 版)

作品概要

話数は便宜上のもの。

フルーツ&ベジタブルオーケストラ

第1期、全50作、VHS第1巻から第10巻、DVD第1巻から第5巻。
青と紫バックに白字で[* 9]、左下から指揮者が登場して曲名を紹介する。効果音は何度か変更されている。CG紹介も白字。[* 10]
エンディングにおいて作曲者の登場する際には名前が表示され、男性が英語で読み上げた。常に同じ曲が使用されるが、第3回「ノクターン」では無音だった。タイトルロゴ制作クレジット表記が右側であるため作曲者は必ず左下に表示される[* 11]。(ニャンちゅうでの再放送時はエンディング部分のみカット)

テクテクキッズ

第2期、全30作、VHS第11巻から16巻、DVD第6巻から第9巻の3番目。
黄緑に白い四角のバックに前半CGアニメーション担当者が表示された後、ジングルが流れ、左下からハーディー、右下からコミーが登場する。曲名タイトル色は水色。女性がナレーションを曲タイトルを読み上げている間、ハーディーは口を開けたり閉じたりしている。コミーは、飛び跳ねている。放送当時(『「くるみ割り人形」よりこんぺいとうの踊り』、『ジムノペディ』では、ジングルのみ)。VHSとDVDでは、『「くるみ割り人形」よりこんぺいとうの踊り』(「こんぺいとうの踊り」部分のみナレーション)、『「カルメン」よりハバネラ』でのナレーションは『カルメン』のみ読み上げる。当期のみ前半パートに後半パートの楽曲アレンジが使用されなかった。第72回「スラブ舞曲」の作曲者テロップにて、「ドヴォルザーク」と表記されているが、第1期の「新世界」と第3期の「ユモレスク」では、「ドボルザーク」と表記されている。また、VHS、DVDジャケット裏面にて、CGアニメーションではなく。CG制作と表記されている。この表記は、第3期のVHS、DVDジャケット裏面も同様の表記がなされている。
当期以降、ハーディーとコミーが窓のそばで気持ちよく寝ているエンディングに統一[* 12]。第79回『シシリエンヌ』のエンディングにて、放送当時、コミーとハーディーの名前が紹介された。編曲は第2期以降、全て、辻陽が担当する。

フルベジwithテクテクキッズ

第3期(最終期)、全15作、VHS第17巻から19巻、DVD第9巻の4番目から第10巻。

注釈

  1. ^ 第2期以降のタイトル紹介は固定の女性の日本語によるナレーションだった。
  2. ^ ただし「ノクターン」、「ウィリアム・テル序曲」、「ピアノソナタ第15番」などのように、ほぼ全体が2Dセルアニメーションで構成される回もある。
  3. ^ アニメーションの中には効果音や声が挿入される回もある
  4. ^ 基本的に似顔絵は、抽象画風ながら本人の風貌やイメージに近いイラストになっている。ただし、パッヘルベルについては一般に知られている肖像画((参照))が本人の存命中に描かれていないためか、肖像画とは全く似ていない似顔絵となった。
  5. ^ 「威風堂々」の前半は、光の点滅が激しい箇所が2つあったため編集された(ただし、インターネット上では、「威風堂々」の前半での光の点滅による激しい箇所は、そのまま使用されている)。
  6. ^ 「トルコ行進曲」「ノクターン」にて。
  7. ^ 「フルーツ&ベジタブルオーケストラ」コール部分を除く。
  8. ^ 回によっては、「フルベジ」パートはハーディーとコミーが読んでいた絵本の内容という扱いになっていたりする。
  9. ^ 「トルコ行進曲」、「パリのアメリカ人」等の例外もある。
  10. ^ 「剣の舞」では青字。
  11. ^ 多くのNHKの番組ではタイトルロゴは左上に表示されるが本番組では右上に表示され、このスタイルは2期、3期も踏襲された。
  12. ^ 1995年4月にNHKのロゴ変更(いわゆる「三つのたまご」)により「NHK」の部分が新ロゴに変更と同時に「終」の書体も変更された。
  13. ^ いて座やぎ座みずがめ座うお座牡羊座おうし座ふたご座かに座しし座乙女座てんびん座さそり座の順番。
  14. ^ ダニエル・アロミア・ロブレスが作曲した曲であるが、放送時はペルー民謡と記載された。
  15. ^ 近年ではイワン・ペトローヴィチ・ラリオーノフが作詞・作曲した曲と判明されているが、放送当時はロシア民謡とされていた。

出典

  1. ^ 再放送決定!「音楽ファンタジー・ゆめ」 - 日本放送協会(2013年6月28日閲覧)
  2. ^ a b ETV50 「もう一度見たい教育テレビ」 - Panorama Japan - 原田大三郎
  3. ^ 正式には中黒の入った『音楽ファンタジーゆめ』であることが明らかになった[1]。なおCGアニメスタッフの原田大三郎は2009年に自身のブログ[2]にて中黒入りで表記している。タイトルロゴでは『音楽ファンタジーゆめ』(ゆめの部分は太字)の下に「DREAMS」と英語タイトルが書かれており、ビデオ等では『音楽ファンタジーゆめ』として発売されていた。
  4. ^ 日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部 編『NHK年鑑'93』日本放送出版協会、1993年10月15日、233頁。 
  5. ^ 「保育と放送」『放送教育』第51巻第10号、日本放送教育協会、1997年1月1日、68 - 69頁、NDLJP:2340887/35 
  6. ^ 私の履歴書 | CMSを利用したonline履歴書です。学歴、職務経歴、業績や制作事例を掲載しています。
  7. ^ DIGITAL IMAGE / YASUI chihiro
  8. ^ DIGITAL IMAGE / Yoshiko Nakagawa
  9. ^ DIGITAL IMAGE / AMEMIYA Yuriko
  10. ^ 株式会社サンレイクコミュニケーショズ:音楽家・堤 照薫(つつみ てるまさ)氏、独自の音楽教育プログラム『堤メソッド』を用いた日本での音楽指導を再開:Bizloop(ビズループ)サーチ
  11. ^ NHK みんなのうた - 夢を盗むギャングたち - TinBin - 日本放送協会(2012年12月21日閲覧)
  12. ^ a b c 平成7年度中央児童福祉審議会推薦文化財目録” (PDF). 中央児童福祉審議会. 2023年5月27日閲覧。






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