熱伝導率 熱伝導率の概要

熱伝導率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/25 03:41 UTC 版)

熱伝導率
thermal conductivity
量記号 λ, k
次元 L M T -3 Θ -1
SI単位 W/(m K)
テンプレートを表示

定義

熱流束をJ 、温度をT 、温度勾配を grad T とすると、熱伝導率λはフーリエの法則

 \boldsymbol{J} = - \lambda \operatorname{grad} T

の比例係数として定義される。

SI単位ワット パー メートル ケルビン W/(m・K)、W・m-1・K-1であり、W/(cm・K)、W/(m・K)、W・cm-1・K-1も使われる。記号にはλ、k がよく用いられる。

関連する物理量

熱伝導率の逆数熱抵抗率という。また、熱伝導率に似ているが異なる物理量として

がある。

値の例

一般的な材料の室温付近での熱伝導率[1]
材料 熱伝導率(単位: W・m-1・K-1)
カーボンナノチューブ(C) 3000 - 5500
ダイヤモンド(C) 1000 - 2000
(Ag) 420
(Cu) 398
(Au) 320
アルミニウム(Al) 236
シリコン(Si) 168
真鍮 106
ニッケル 90.9
(Fe) 84
白金(Pt) 70
ステンレス鋼 16.7 - 20.9
水晶(SiO2 8
ガラス 1
(H2O) 0.6
ポリエチレン 0.41
エポキシ樹脂("bisphenol A") 0.21
シリコーン(Qゴム) 0.16
木材 0.15 - 0.25
羊毛 0.05
発泡ポリスチレン("Styrofoam") 0.03
空気 0.0241

測定法

  • レーザーフラッシュ法
    熱拡散率比熱容量を測定し、別に求めた密度と合わせて熱伝導率を計算する(比熱容量も別に測定することがある)。均一材料の温度の過渡応答を測定理論に用いているため、複数の材料が接続している場合の測定には向かない。
  • 定常熱流法・平板熱流計法
    温度差及び熱流束から熱伝導率を直接測定する。土壌の熱伝導率測定などにも使われる。
  • 熱線法
    熱線(ヒーター線)の発熱量と温度上昇量から、熱伝導率を直接測定する。

  1. ^ 理科年表 第84冊 物54(410)


「熱伝導率」の続きの解説一覧





熱伝導率と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

熱伝導率に関連した本

熱伝導率に関係した商品

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「熱伝導率」の関連用語

熱伝導率のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング

画像から探す

PRADA Phone

遣方

ARROWS V F-04E

床厚

間柱

Dell Streak

Wireless Mobile Mouse 3500 Artist Edition

軒高





熱伝導率のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの熱伝導率 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2015 Weblio RSS