刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」とは? わかりやすく解説

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刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 10:13 UTC 版)

シャイニング・レゾナンス」の記事における「刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」」の解説

本作における黒幕的存在刻印教会帝国国教であり、ベイオウルフ教会保有する戦力となる。現在はアルフヘイム侵攻中枢担っている表向き帝国に従っているが、実態「神」崇拝する狂信者「神」復活のため世界竜ソウル集めている。またベイオウルフ騎士は「洗礼」によって神の血を飲むことで神の器となり、強大な戦闘力スティグマという異能得ている。 ゲオルグ・ザルバード 声 - 小山力也 「竜を狙う黒き」。クラス:アークパラディン(大司教騎士)。武器:覇剣 アスカロン竜命剣 ギャラルホーン。身長:180cm ロンバルディア帝国・刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」の団長教会の「」として内外恐れられる精鋭部隊率いる。ひと癖もふた癖もある団員束ねるその実力は帝国軍中でも一目置かれており、皇女従い前線指揮をとる。遺された神の叡智についての知識深く教会暗部象徴ともいえる男。目的のために手段を選ばない残酷な性格。実は「神の使徒たち(「神」復活目論む者たち)」を名乗る血筋人間であり、その現当主でもある。ゲオルグ「神」との適合性の高い者を生み出すべく研究交配繰り返した結果生まれた作品」である。「超回復」のスティグマ得ており、斬りつけられようが爆発吹っ飛ぼう瞬時に完全回復してしまう。後に竜命剣ギャラルホーンを得たことでゼスト超える力を手にした。 「神」対す執着は非常に強く「神」を継ぐのは自分こそ相応しいと考えており、「自分こそが神」とさえ思っている節があった。この辺りは煌竜同一視されても否定したユーマとは対照的。 本来なら「神」との適合率ゼストの方が高くゲオルグ二番手となるはずだったが「ゲオルグが神になったゼストと戦う」という取引によって神の座地位譲り受けている。 当初はエクセラに主従示していたが内心では「小娘」と見下しており、煌竜捕獲のために利用する失敗終盤では利用価値なくなったどころか邪魔者となったため、皇帝暗殺濡れ衣を着せ帝国から排斥してしまう。以後本性現し「神」復活のためユーマたちと本格的に対峙する。しかし、より強大な力を求めていたゼストからギャラルホーンの譲渡迫られ神の座奪われてしまう。更にはヨアヒムまでがゼスト支援し始める。ゼスト神の座につくのを納得できずヨアヒム口論となり、自分こそが神に相応しとばかり言動取ったことで問題発言みなされ告発すると言われてしまう。そうなれば適合率順位からして破門されることをヨアヒム告げられ激昂用済みとなり、そして障害となったヨアヒム殺してしまう。 その後ゼストユーマたちに敗れその間隙を突いたゲオルグ疲弊していたユーマたちを打ち倒し、ギャラルホーンを取り戻すと煌竜の力を奪い取り「神」復活させるべく立ち去っていった。だがロストガーデンにて時間稼ぎのために現れジーナス交戦。「超回復」の能力持久戦持ち込みこれを退け追ってきたユーマたちと最後の戦い繰り広げる強大な力を手にしてもユーマたちには及ばず劣勢強いられ、なぜ勝てないのかもわからないまま「神」との合一により巨大な黒竜となり、最後の戦い繰り広げる後日談描いたDLC歪んだ世界の章」では、歪み意思によって再現され木偶としてユーマたちの前に立ちはだかる魔装神竜ザルバード 本作最終ボス「神」との合一果たしたゲオルグ・ザルバードの新たな姿。見上げるほどの巨体持ち尻尾それ以上長い頭部からは竜命剣ギャラルホーンのような巨大な角が生えている。「超回復」のスティグマ健在「神」正体とはハイエルフたちが創り上げた「竜エネルギー精製システム」であり、竜エネルギー効率的に利用するための魔法具だった。その力を以って巨大な黒紫の竜となり、絶対的な力を振るうユーマたちとの戦いでダメージを受け、そこへ完全復活した煌竜一撃により跡形もなく消滅した。 ゼスト・グレアム 声 - 保志総一朗帝国最狂の破戒騎士」。クラス魔銃剣士武器:双魔銃アンフィスバエナ→双魔銃アンフィスバエナ右手)&竜命剣 ギャラルホーン(左手)。主要技:我流暗黒闘技身長:176cm 帝国軍ですら力をもてあます帝国最強狂戦士自分より強い相手と戦うことを至上喜びとする戦闘狂で、弱い敵が相手戦いには興味示さない帝国意思とは異な価値観動いているため、その気まぐれな行動には帝国手を焼いている。また、刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」に所属しているが、団長ゲオルグですら扱いきれない皇女エクセラに対しても、初対面から馴れ馴れしく話す。普段は強すぎる力を制御した状態だが、自身心臓刻印撃ち込むことで力を解放する戦闘では更に刻印打ち込むことで切り札である「絶大なる力(ダメージ発生フィールドの展開)」を解放するビジュアル設定資料集によればユーマにとって「負のライバル」という立ち位置。ただし、ユーマよりもジーナス寄りライバルとしてデザインされたという。 実は刻印教会によって滅ぼされたとある国の王子であり、家族故郷もすべて失った過去を持つ。自分の力で守れたのは自分自身けだったそのことから「強くなければどうにもならない」と考えるようになり、以後力を得るために教会入信し洗礼を受け「神の血」を飲み、その奇跡的な適合率の高さから渇望していた「最強」の力をあっさりと手に入れた。力を手に入れる前はゲオルグのことも「恐ろしく強い」と見ていたが、今ではそのゲオルグすらも凌駕してしまい、戦う相手飢えていた。自分中にある虚しさ埋めてくれるのは強敵との戦いだけだと考えている。ユーマたちとの最初戦いで圧倒的な力で彼らをねじ伏せたため、煌竜然したる興味持たず自分と互角思しきジーナス執心だった。だが彼は、ゼストのことを敵とすら考えておらず戦意見せようとしなかった。本気で戦う条件として煌竜討伐言い渡される以後ゲオルグ協力を示す一方でジーナスとの約束果たそう行動するユーマに力を引き出させる手段としてソニアを「オレ女にする」と告げ拉致。しかし成長したユーマたちに敗北したことから今度ユーマ固執するうになる。「強い者は弱い者を好きにする特権がある」と考えており、自分ユーマたちに負けた時も平然と首を差し出そうとしていた。しかし、ユーマから自身持論否定されソニアから「ユーマが持つ本当強さ気づかない限り絶対にユーマには勝てない」と告げられてしまう。これにより「誰よりも強くなった」と自負していたゼスト自信喪失したばかりかソニア見逃されるになってしまった。 「本当強さの意味」がわからず、またユーマたちを超える力がないことから「戦い挑んでもまた負けるだけだ」と考えるようになり、やや無気力状態になっていた。しかし、ゲオルグから「私がお前なら強さを得るためには手段を選ばない」と告げられたことで考え改め更なる力を求めてゲオルグが持つ竜命剣ギャラルホーンを強奪同然に譲渡させた(この際帝国軍指揮官という地位得た模様)。信徒になる際にゲオルグとは取引行っており、「神の座ゲオルグに譲る代わりに、神になった自分と戦う(適合率ゼストの方が高かったため、神の座は本来ならゼストになるはずだった)」というもの。しかし、今はユーマたちを倒すことが目的のため取引反故にした。しかも、純粋に神の復活考えていたヨアヒムゼスト支援始めたことでゲオルグヨアヒムの仲は最悪なものとなり、二人仲間割れする原因作ってしまった。 その後帝国軍撤退させる条件エサユーマたちに決闘申し込む。陸竜、空竜海竜、冥竜のソウル取り込んだギャラルホーンの力を使い巨大な人型の竜「魔装竜王グレアム」となりユーマたちと最後の戦い繰り広げ敗北。死の際には、本当ユーマが持つ「強さ」の正体が、自らの故郷失った際に捨てた仲間のために振るう力」だったことに気づいていたことを告げる。今度本当に強く」なったらジーナスとも戦いたいと言い残し最期まで「強い者と戦いたい」という信念貫いたまま消え去ったその最期見たソニアからは、「その想いこそが本当強さにつながるはずだった」と語られた。 本編クリア後の: 後日談描いたDLC歪んだ世界の章」では、歪み意思によって再現され木偶としてユーマたちの前に立ちはだかる。 『リフレイン付属ドラマCDでは、夜宴の際にエクセラと出会っていたことが判明する元王族だったことからかゼストなりにエクセラの立場胸中気遣っており、その末に互いに遠回しなやり方相手思いやる人間だったことが明かされた。また別の話では、ユーマ中にいる煌竜と戦うためにマルガ来訪する。それを阻止せんと現れジーナスと斬り結んでいたところ、ユーマ天然炸裂ゼストジーナスコンビ組みレスティキリカ兄妹と「(ユーマ満足させるための)料理対決」に参加することになってしまった。キャラ崩壊する周囲ツッコミ入れつつ、シチューしか作れない(正し作り方知らないゼスト作業進める。しかし、できたシチューあまりにも不味かったためジーナスケンカになり、互いに子供のような言い争いしながら調理器具殴り合い展開した。だがキリカ転んだ拍子ジーナス調味料シチュー混ざったことで物凄く美味しくなり、よくわからないままゼストは「オレ才能」「オレ料理を作る天才」と称してしまい、男性陣から「違う」とツッコミされた。料理勝負引き分けとなり、満腹になったゼストは「楽しかったと言い残しユーマ手を出すことなく退散していったその後、実は料理当番面倒くさがったユーマ強引に巻き込まれただけだった判明するが、この事実ユーマ以外知らず終わった。 『BLADE ARCUS Rebellion from Shining』にも登場本作の敵キャラクターの中では(後に味方になったエクセラを除き唯一の出演となる。ストーリーエンディング後を描いたものとなっており、「魔女」の声によりシジルを手にして復活を果たす。そしてソニア言葉自分にとっての真実足り得るのか確かめるべく、スリーピーホロウから異世界エンディアスへと旅立った。また『レゾナンス』ではスティグマ詳細不明だったが「超人化(刻印打ち込む)」という能力判明する魔装竜王グレアム 竜命剣ギャラルホーンと陸竜、空竜海竜、冥竜のソウル取り込んだことで変異したゼスト竜人形態であり「最強」の姿。だがそれだけの力を以ってしてもユーマたちの「強さ」を越えることはできず敗れ去った特定のシジル購入して使用することで再戦が可能となっている。 ヨアヒム・ルーベンス 声 - 中井和哉断罪錬金術師」。クラス暗黒神官武器断末魔刃 サイコ・ロプス。主要魔法暗黒魔法身長:181cm 刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」に所属する科学者で、古代魔導研究第一人者生体科学医術天才的な能力を持つが、研究実験以外のことにはまった興味がない変人マリオンはじめとする、「竜体力学」を活用した数多く生体兵器生み出してきた。研究のためならどんな犠牲いとわないマッドサイエンティスト彼の研究成果中でもマリオン自慢作品一つとして、強い執着を持つ。また、ユーマ研究施設捕らえさまざまな実験をしていた張本人研究対象として、ユーマの体に異常な興味を示す。「実験嫌がっているほうがそそる」というサディストで、実験体悲鳴絶叫聞くことに快感見出し最終的に「壊す」ことを愉しんでいる。温厚なユーマからも「あいつは最低だった」「こんな奴に構っても頭にくるだけ」と言われたほど。ヨアヒムもまたスティグマ持ち主であり「洗脳」と「解析」の能力を持つ。これを応用してマリオンを「エト」として操っていた。後に冥竜のドラゴンソウル用いて竜命剣ギャラルホーン」を生成しゲオルグに渡す。 自らを「天才魔導科学者」と述べ実際に教会側でも遅々として進まなかった「神の業」をこの10年の間に一気進めたほどの頭脳持ち主。彼が言うには「神の業を究めた者たち」の末裔とのこと。しかしゲオルグのいないところでは呼び捨てにするなど、ゲオルグ対す忠誠心はない様子逆に「神」対す執着強く、「早く見てみたい」と興奮した様子告げている。 中盤一度だけ戦うが決着はつかず以後終盤まで登場続けメルギウス大聖堂乗り込んできたユーマたちに改造施したダーンスレイブをけしかける敗北その後神の座順位が1位だったゼストやる気見せ始めたことで彼を支援するようになり、それを認めなかったゲオルグ仲違い起こしてしまう。ゲオルグ言い分はまるで自分こそが神であるかのようなものだったため、ヨアヒム告発する警告神の座降りる破門されるかをゲオルグ迫った結果逆襲遭い剣で胸を貫かれてしまう。自分殺せば神を継ぐのは不可能になる語り命乞いするが、「もう必要ない」ことを告げられ命を奪われた。結果的にギャラルホーンを生成したことで自らの首を絞めることとなった。なお、ヨアヒムの死は教会内でどのような扱いになっているのかは不明ビジュアル設定資料集によれば、髪で隠れている方の瞳は普通の瞳だという。またフライトユニット桑田は「ヨアヒムそっくり」の人と出会っており、その記憶ヨアヒム反映され面影残っているかもしれない述べている。 小説版では、本作登場する敵勢力の中では唯一出演している。 ベアトリス・イルマ 声 - 桑島法子月影忍ぶ妖精」。クラスニンジャマスター武器:忍遁 震羽綸具。主要技:暗黒忍術身長:165cm 帝国皇女の側に影のようにつき従い妖艶な微笑みの裏に冷たい刃を隠し持つ、ダークエルフ女忍者。刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」に所属し諜報及び暗殺活動担当軽薄な態度相手翻弄し幾多の敵を葬ってきた手練れの忍である。キリカリンナとは同郷幼馴染ではあるが、ダークエルフ族として迫害されてきた過去持ち、現在は因縁浅からぬ間柄皇女配下ドラゴンたちとともにユーマたちの前に立ちはだかる。彼女が抱え心の闇は、常人には計り知れない当初ゲオルグから監視の命を受けエクセラの側についていたが、彼女にはその目的ベアトリス抱える闇の一端見抜かれており、彼女の本質見抜いたうえで素直な言葉ぶつけられたことで信頼芽生え始める。終盤ではエクセラの味方となってゲオルグ動向探り始め「不老不死」目的アルフヘイムへやってきたわけではないことを掴む(ここへ着てから不老不死の話など一度もしていない以前から怪しんでいた様子)。エクセラが皇帝暗殺の罪で追われた時も最後まで見捨てることなく側に付き添い帝国兵追われていたところをキリカたちに助けられる。そこでベアトリス過去起きた真実を語る。竜刃器盗もうとした賊を見つけたため阻止しようとしたが、倉庫に火を放たれ取り逃してしまう。そこへ現れエルフたちからベアトリス裏切った」と決めつけられ弾劾受けたことから自暴自棄になり逃げたというのが真相だった。キリカリンナ和解した直後、エクセラを狙ったゲオルグから庇ったことで致命傷負ってしまう。最期皇女の三本槍と共にゲオルグ戦い互いの力がぶつかった爆発によって消え去った。彼女の死体ヨアヒムによって回収されいずれはエト後釜として人体実験を行うつもりだった」ことが語られた。 刻印教会メンバーの中では唯一ゼストとだけ絡みがない。 彼女だけスティグマについて言及がないため神の血飲んだかは不明スティグマ能力かは不明だが、「瘴気」を周囲霧散させることで自分以外の者たちの肉体害し衰弱させる力を持つ。リンナによればこれは「妙な技」とのことで、エルラントにはないものであることが窺える。また戦闘では分身しての攻撃も行う。 『リフレイン』で追加されサブイベントでは、ユーマ対しエクセラが「ベアトリス今でもキリカリンナたちのことを想っていた」ことを告げている。 ビジュアル設定資料集によれば、「忍遁 震羽綸具」はタンバリオンをモデルにしているという。設定的には刻印教会竜刃器研究産物とのこと刻印教会のパラディンたち 小説版登場仮面状の兜をつけているため素顔不明で、振る舞いにも感情らしいものが感じられない単身雪山地理調べ来ていたアグナムと遭遇し、隊を組んで彼を追い詰めた。しかしソニアキリカ率い部隊救援現れ、アグナムを追い疲弊した状態で戦うのは得策ではないとして引き下がった。同著では、パラディンたちは人体改造によって超人的な戦闘能力得ていると語られている。実際のゲームには彼らのような無名パラディン登場していない。

※この「刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」」の解説は、「シャイニング・レゾナンス」の解説の一部です。
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