くう【▽功】
く・う〔くふ〕【悔ふ】
読み方:くう
く・う〔くふ〕【▽構ふ】
くう【空】
読み方:くう
[音]クウ(呉) [訓]そら あく あける から むなしい すく うつろ
〈クウ〉
1 そら。「空間・空気・空中/滑空・虚空(こくう)・航空・上空・低空・天空・碧空(へきくう)・領空」
3 中身・根拠がない。何もない。からっぽ。「空虚・空席・空想・空白・空論/架空・真空・中空」
[名のり]たか
くう【空】
読み方:くう
[名]
1 天と地との間。大空(おおぞら)。空間。「—を切る」「—をつかむ」
2 《(梵)śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語。すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久不変の実体や自我などはないということ。
[名・形動]
く・う【▽蹴う】
読み方:くう
「—・ゑ散(はらら)かす」〈神代紀・上〉
[補説] 「馬の子や牛の子にくゑさせてん」〈梁塵秘抄・二〉、「蹴 化ル」〈類聚名義抄〉などの例から、平安末期には下二段活用が下一段化していたかと思われる。また、同じ下一段活用でもクヮ行下一段「くる」で、のちに直音化して「ける」になり、カ行下一段となったとする説もある。
く・う〔くふ〕【食う/×喰う】
読み方:くう
[動ワ五(ハ四)]
2 生活をする。暮らしを立てる。「こんな薄給では—・っていけない」
3 口で物をしっかり捕らえる。食いつく。「えさを替えたら魚がよく—・う」
4 虫などがかじって物を傷める。また、虫などがからだを刺す。「衣魚(しみ)の—・った書籍」「蚊に—・われる」
5 しっかりと間に挟む。また、縄状のものが物にめり込む。「ファスナーに布地が—・われる」
6 金銭・時間などがかかる。費やす。「この車はガソリンを—・う」「手間ひま—・う仕事」
7 (「年をくう」の形で)かなりの年齢になる。「いたずらに年を—・うばかりだ」
10 演劇・映画などで、ある俳優の演技が勝っていて共演者をしのぐ。「脇役に—・われる」
11 他から、ある行為、特に望ましくない行為を受ける。こうむる。「門前払いを—・う」「お目玉を—・う」「肩すかしを—・う」
12 (「人をくう」の形で)ばかにする。侮る。「人を—・った態度」
13 自分の利益のために、だまして人を利用する。食い物にする。「タレント志望の少女たちを—・う芸能プロダクション」
「春霞流るるなへに青柳の枝—・ひ持ちてうぐひす鳴くも」〈万・一八二一〉
「指(および)ひとつを引き寄せて—・ひてはべりしを」〈源・帚木〉
[補説] 現代語では、食する意では「食う」がぞんざいで俗語的とされ、一般に「食べる」を用いる。しかし、複合語・慣用句では「食う」が用いられ、「食べる」とは言い換えができないものもある。「たべる(たぶ)」はもともと謙譲・丁寧な言い方であったが、敬意がしだいに失われ通常語となった。
[可能] くえる
[下接句] 泡を食う・一杯食う・犬も食わぬ・同じ釜(かま)の飯を食う・鬼を酢にして食う・糟(かす)を食う・霞(かすみ)を食う・気に食わない・臭い飯を食う・背負(しょ)い投げを食う・粋(すい)が身を食う・すかを食う・側杖(そばづえ)を食う・他人の飯を食う・年を食う・栃麺棒(とちめんぼう)を食う・取って食う・煮て食おうと焼いて食おうと・煮ても焼いても食えない・塗り箸(ばし)で素麺(そうめん)を食う・弾みを食う・人を食う・冷や飯を食う・道草を食う・無駄飯を食う・割を食う
江
姓 | 読み方 |
---|---|
江 | くう |
空
姓 | 読み方 |
---|---|
空 | くう |
くう
出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 04:46 UTC 版)
語源
古典日本語「くふ」
動詞
- (俗語) たべる。食物を摂取する。
- 肉を食う。
- 生活していく。暮らす。
- 虫などが刺す。かむ。
- 時間や労力、金銭、エネルギーなどがかかる。
- 攻撃・被害などを受ける。くらう。
- 他者の売上や利益、シェアなどを奪い取る。
- 強敵を負かす。
- 主役などの存在感をしのぐほど目立って活躍する。顔色をなさしめる。
- (卑語) 性的関係に持ち込む。
活用
類義語
複合語
- (動詞)食ってかかる、食いかかる、取って食う、食い繋ぐ、食い下がる、食い縛る、巣食う、食える
- (名詞)食っちゃ寝、食い出、入れ食い、摘まみ食い、ただ食い、早食い、下手物食い、踊り食い
- (形容詞・連体詞)食えない
慣用句・連語
道草を食う、年を食う、割を食う、臭い飯を食う、冷や飯を食う、無駄飯を食う、煽りを食う、人を食う、泡を食う、同じ釜の飯を食う、気に食わない、犬も食わない、何食わぬ顔、煮ても焼いても食えない、蟹は食ってもがに食うな
翻訳
語源
日本祖語 *kuwu
動詞
くう【蹴う】
- (上代語)蹴る。
活用
ワ行下二段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
く | ゑ | ゑ | う | うる | うれ | ゑよ |
類義語
- くゆ
諸言語への影響
咋
啖
啗
喫
喫 |
喰
喰 |
茹
食
「くう」の例文・使い方・用例・文例
- 意図的につくうそ
- 彼は彼女とまったくうまくいってないようだ
- あなたに再会できるなんてすごくうれしいです
- 彼女は料理がすごくうまい
- 彼女は小さくうなずいて「はい」と言った
- 私たちが彼を信用しないのは彼がよくうそをついているからだ
- あの子はキーキーとすごくうるさい。
- すごくうまくいった。
- 発展途上国で働くうえでのリーダーの考えやアイデアを知りたいです。
- 私はすごくうれしいです。
- 彼らは歌もダンスもすごくうまい。
- 彼女が修復に修復を重ねていくうちに、それは全く違う絵画になってしまった。
- 私はすごく疲れましたが同時にすごくうれしかったです。
- すごく疲れましたが同時にすごくうれしかったです。
- すごくうれしい
- すごくうれしいです
- 瞬くうちにテニスボール大の団子が消え去った。
- 彼女は男性に忠告されるとこの上なくうれしく思う。
- 彼女は字がすごくうまい。
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