篠とは? わかりやすく解説

ささ【×笹/×篠】

読み方:ささ

イネ科多年生植物一般に丈の低いタケ類をいう。山野群生し、クマザサ・アズマネザサ・ミヤコザサ・ネザサなど種類が多い。長楕円形で先がとがる。かご・ざる、その他細工物作るのに用いられ、実が食用になるものもある。

紋所の名。笹の葉などを図案化したもの

[補説] 「笹」は国字

笹/篠の画像
笹の紋所一つ「六笹」
笹/篠の画像
笹の紋所一つ岩村笹」
笹/篠の画像
笹の紋所一つ「笹の丸」
笹/篠の画像 笹の画像
ササ地下茎のようす

しぬ【×篠】

読み方:しぬ

江戸時代万葉仮名の「の」の読みを「ぬ」と誤読してできた語》「しの1」に同じ。


しの【×篠】

読み方:しの

篠竹(しのだけ)」に同じ。

篠笛」の略。

紡績中間過程で、不純物除かれ繊維長さそろえて太いひも状にしたもの


すず【×篠/×篶】

読み方:すず

スズタケの別名。

「こよひ誰—吹く風を身にしめて吉野の岳(たけ)に月をみるらむ」〈新古今秋上

細い竹の子すずのこ。

「彼より—を多くまうけたるを」〈著聞集一八


読み方:スズsuzu

細い竹の一種

別名 篶、しの、すず


読み方:ササ(sasa), シノshino

イネ科タケササ類の小形の竹の総称




読み方
ささ
ししざき
ししのざ
しの
しのさき
しのざき
しばさき
じょう

ササ

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 02:57 UTC 版)

ササ(笹、篠、筱、筿、小竹)は、イネ科タケ亜科に属する植物のうち、そのにあたる稈(かん)を包んでいる葉鞘が枯れる時まで残るものの総称[1]


  1. ^ a b c d e 岩槻秀明『散歩の樹木図鑑』新星出版社、2013年、247頁。 
  2. ^ a b c 植物多様性センターの「ササとタケ」”. 東京都公園協会. 2019年10月1日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ 竹と笹の違いについて 日本植物生理学会 登録番号2220, 登録日:2010-06-15
  4. ^ 原田茜, 吉田俊也, Resco de Dios Victor, 野口麻穂子, 河原輝彦「北海道のササ掻き起こし地における施工後6〜8年の高木性樹種の動態」『日本森林学会誌』第90巻第6号、日本森林学会、2008年12月、397-403頁、doi:10.4005/jjfs.90.397ISSN 13498509NAID 1100070243392021年11月28日閲覧 
  5. ^ a b 岡本透, 齋藤智之「ササの一斉開花の周期は何年なのか?-木曽およびその周辺地域の歴史資料から分かったこと-」『日本森林学会大会発表データベース』第128回日本森林学会大会、2017年、495頁、doi:10.11519/jfsc.128.0_495“学術講演集原稿” 
  6. ^ a b アサマNEWSパートナーNo.199 (38)餅菓子の文化と微生物”. アサマ化成. 2022年11月30日閲覧。
  7. ^ 凶作の象徴、笹の実さえもならず『東京朝日新聞』昭和7年10月14日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和6年-昭和7年』本編p200 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  8. ^ 竹の結実で箱根に野ネズミが大繁殖『東京朝日新聞』昭和11年7月15日(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p100 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  9. ^ 鈴木信孝「妊娠中のハトムギ使用について」『日本補完代替医療学会誌』第15巻第2号、日本補完代替医療学会、2018年、147頁、doi:10.1625/jcam.15.141 
  10. ^ 香田徹也, 日本林業調査会『日本近代林政年表 : 1867-2009』(増補版)日本林業調査会、2011年、472頁。ISBN 9784889652086NCID BB06053168全国書誌番号:22018608https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011241130-00 


「ササ」の続きの解説一覧

篠(しの)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 04:50 UTC 版)

学園便利屋」の記事における「篠(しの)」の解説

斉に片思いする少女料理上手で斉に食べきれないほどの弁当作ってくる。腕っぷし良い

※この「篠(しの)」の解説は、「学園便利屋」の解説の一部です。
「篠(しの)」を含む「学園便利屋」の記事については、「学園便利屋」の概要を参照ください。

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発音(?)


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