接続水域とは? わかりやすく解説

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接続水域

読み方:せつぞくすいいき

公海のうち、国の領海接している一定範囲海域外国船の取り締まり目的として接続水域を設置することが国連海洋法条約により認められている。

せつぞく‐すいいき〔‐スイヰキ〕【接続水域】


接続水域

読み方せつぞくすいいき
【英】: contiguous zone

沿岸国は、外国船舶による密輸入密入国伝染病侵入などを阻止するために海上取り締まり行っているが、船舶速度増加につれて有効な取り締まり困難になってきている。そのため、沿岸国は、自国領土または領海内における通関上、財政上、出入国管理上、衛生上の法令違反防止し自国領土または領海内で行われた前記法令違反処罰するために、領海接続する外側海域取締りのための水域設置することが認められている。これを接続水域という。
接続水域の範囲について1958 年領海条約では、領海基線から 12 海里超えて拡張することができないとされていた。しかし、国連海洋法条約では、領海の幅の最大限12 海里したため、接続水域の範囲領海基線から測って 24 海里超えて拡張することができない修正された。

接続水域

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:36 UTC 版)

接続水域(せつぞくすいいき)とは、領海の外縁にあり、基線から24海里の範囲で沿岸国が設定する水域のこと[1]


  1. ^ 筒井(2002)、213頁。
  2. ^ a b c d e f g 杉原(2008)、134-135頁。
  3. ^ a b c d e f g h i 山本(2003)、430-432頁。


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