国際制度成立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:36 UTC 版)
1958年に採択された領海条約第24条では、沿岸から12海里の範囲内で沿岸国が規制権を行使することができる水域として、接続水域の制度を認めた。この規定がおかれた当初は沿岸国の領土や領海において実行された国内法令違反を接続水域において取り締まる趣旨で解されていたが、各国は次第に自国の権限を拡大していき、接続水域において実行された法令違反をも取り締まることができるとする傾向が強まっていった。1982年の国連海洋法条約では領海が12海里までとされたことに伴い、接続水域は24海里まで拡大された。
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