プラーク【plaque】
プラーク
英訳・(英)同義/類義語:plaque
バクテリオファージやウイルスの実験で、ウイルスが感染し増殖して細胞が死滅した部分が透明な斑点状に見える部分。口内で細菌が歯に付着して増殖した歯垢。
現象や動作行為に関連する概念: | ヒトゲノム計画 フリップ-フロップ運動 プチ突然変異株 プラーク プログレッション因子 プロテオーム プロトン勾配 |
プラーク
プラーク
プラーク
プラーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 05:44 UTC 版)
プラークとは1.1mm以上の厚みを持つ部分を意味することが多い。これは健常者のIMTを計測すると加齢とともに肥厚するが1.0mmを超えることはなかったというデータから定義された。プラークの評価としてはプラークの大きさと数が考えられる。これを定量化したものがプラークスコアである。また性状診断としてエコー輝度、表面性状、均一性、可動性の評価を行うことができる。 プラークスコア プラークの大きさと数を同時に定量化したものがプラークスコアである。左右の頸動脈を4分割しその中にあるプラークの高さの総和として定義される。プラークスコアが高いほど脳梗塞のリスクファクターとなり、冠動脈硬化とも関連している。 エコー輝度 エコー輝度は低輝度、等輝度、高輝度に分けられる。低輝度は血液、等輝度は筋肉や内中膜、高輝度は骨に近い輝度である。低輝度は病理組織との対比で粥腫や血腫、等輝度は線維組織、高輝度は石灰化病変と一致すると考えられている。なお、低輝度プラークは脆弱で脳梗塞のリスクが高いと考えられる。 表面性状 2mm以上の陥凹は潰瘍と定義される。潰瘍は脳梗塞のリスクとなる。表面が平滑な状態と潰瘍の間の状態を不整という。表面が不整なプラークも脳梗塞のリスクとなる。 均一性 エコー輝度が2種類以上ある場合を不均一という。不均一プラークは均一プラークよりも症候性の病変であることが多い。 可動性 プラークに可動性を持った血栓が付着している場合がある。この血栓がはがれる恐れがあるため、脳梗塞のリスクは高い。
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