フェロアロイ【ferroalloy】
読み方:ふぇろあろい
⇒合金鉄
合金鉄
製鋼工程において脱酸のため、あるいは特殊鋼などの成分元素添加のために用いられる各種の合金をいう。鋼の脱酸剤のおもなものはフェロマンガン、フェロシリコンであり、鋼の性質改善にはおもにフェロクロム、フェロニッケルが用いられる。また、フエロアロイは鋳鉄、非鉄合金への添加剤としても使用される。
フェロアロイ
(ferroalloy から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/17 00:50 UTC 版)
フェロアロイ(英語:ferroalloy)は、鉄鋼材料の製造の際に、鉄以外の元素を添加するために用いられる、添加したい元素と鉄の合金。合金鉄(ごうきんてつ)とも呼ばれる[1]。鉄鋼材料に所望の元素を加えて強度・靱性・耐熱性・耐食性などを与えるために、あるいは脱硫・脱酸のために添加される[2]。非鉄合金への添加用にも用いられることがある[3]。フェロアロイ中の添加用元素の割合は20%から90%に及ぶ [4]。主に中国やブラジルで生産される。
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- ^ “ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説 合金鉄”. コトバンク. 朝日新聞社/VOYAGE GROUP. 2017年9月17日閲覧。
- ^ 金属用語辞典編集委員会 『金属用語辞典』 アグネ技術センター、2004年、初版、343頁。ISBN 4-901496-14-X。
- ^ 『機械工学辞典』 日本機械学会、丸善、2007年、第2版、1127頁。ISBN 978-4-88898-083-8。
- ^ “百科事典マイペディアの解説 フェロアロイ”. コトバンク. 朝日新聞社/VOYAGE GROUP. 2017年9月17日閲覧。
- 1 フェロアロイとは
- 2 フェロアロイの概要
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