TRIPLANE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 21:06 UTC 版)
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TRIPLANE | |
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出身地 |
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ジャンル | J-POP・ロック |
活動期間 | 2002年 - |
レーベル | |
公式サイト | http://www.triplane.jp/ |
メンバー |
江畑兵衛(ボーカル&ギター) 武田和也(ベース) 広田周(ドラム) KJ(ギター) |
TRIPLANE | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2010年 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 約4220人 |
総再生回数 | 約107.6万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年2月18日時点。 |
TRIPLANE(トライプレイン)は、4人組の日本のロックバンド。後から加入したギタリストKJ以外は、札幌出身[1]。
概要
2002年に結成。バンド名の由来は、3人で活動してきたことと、大きく羽ばたきたいという想いから『三翼機-TRIPLANE-(三枚の翼のある飛行機)』と名付ける。
2003年9月新星堂「CHANCE」で北海道最優秀賞受賞。同年10月には「HOT LINE」島村楽器北海道グランプリ受賞。11月にはNHK「ウインターソングバトル」決勝大会出場。
2004年4月にはデビュー前にかかわらず、TRIPLANEの楽曲「スピードスター」を「SPEED☆STAR」と表記を変えてhitomiにカバーされる。同年7月には新ギタリストを迎え、初のワンマンライブを実施。同年10月、デビューシングル「スピードスター」を発売。その後、" ’04スピードスターツアー"を実施。全国11カ所をまわった。
2005年「あの雲を探して/パラダイス」「Reset/ゲンジボタル」の2枚の両A面シングルを発売。Resetは有線放送などでも上位にランクインした。6月/7月には札幌・東京・大阪の3ヶ所で初のワンマンライブ"Search for tomorrow 2005"を行った。また同年9月には、楽曲「Dear friends」がフジテレビ系アニメ『ONE PIECE』エンディングテーマ曲に決定。10月23日放送分より同曲が使用された。
2006年1月、「Dear friends」を発売。この曲はメンバーから、脱退したギタリストへの曲でもある。5月には「いつものように」を発売。10月には1枚目から5枚目までのシングルを含む、1stアルバム『Home』を発表。「Dear friends」が2006年有線放送総合チャートで5位に入る。
2007年8月、バンド初となる配信限定シングル「エナジー」を発表。同曲はライブでは既に発表済の曲であった。また同日、ユニクロのジーンズ専門Webマガジン“UNIQLO JEANS MAGAZINE”の、第一弾ピックアップアーティストに決定した。11月には、2枚組シングルCD「モノローグ」をリリース。同時にフジテレビフラワーネットTVCMイメージソングに決定する。
2008年2月、2ndアルバム『ココロ晴れたら』を発売。"ココロ晴れたら アコースティックライヴtour 2008"27箇所44公演を実施。全国ツアー"ココロ晴れたらtour 2008"9箇所+札幌・福岡・東京・名古屋ワンマンライヴを実施。ワンマンライヴチケットは一般発売開始5分で完売した。7月には、7thシングル「夏が終われば/ココロハコブ」を発売。TBS系「2時っチャオ!」EDテーマ/テレビ愛知系・テレビ東京系列「トミカヒーロー レスキューフォース」EDテーマのWタイアップを獲得。"夏が終われば"アコースティックライヴtour 2008 38箇所66公演を実施。昨年11月から実施してきた全国80箇所以上のアコースティックライヴツアーでは、30,000kmを走破。延べ集客33,000人・CD即売数8,200枚を記録。11月は、3大都市"2008 SPECIALワンマンライヴ"実施。東京・LIQUIDROOM、北海道・札幌ペニーレーン24、福岡・DRUM Be-1を全て完売させる。12月には8thシングル「白い花」を発売。着うた先行配信では、レコ直♪着うたデイリーランキングで5位、USENリクエストチャート5位を獲得。
2009年3月、3rdアルバム『君に咲くうた』をリリース。初の全国15箇所ワンマンLIVE TOUR 2009“君に咲くうた”を実施。一昨年からリリースごとに実施している、全国アコースティックライヴツアーは累計110箇所168公演・延べ集客46,000人・CD即売10,500枚と大盛況をみせる。5月には9thシングル「アイコトバ」をリリース。レコチョクTV-CFソングとして注目を集め、ダイドーブレンドコーヒー/ダイドーデミタスコーヒーCMソングとして全国一斉オンエアされる。11月より、連続ラブストーリー企画『TO YOU~“キミ”への5つの贈り物~』と題した自身のキャリア初の試みとして5ヶ月連続の配信リリースを行う。これは恋愛をテーマに「男女の出逢い」「すれ違い」「旅立ち」といったシーンを音楽で綴るという恋愛ショートストーリーからなっており、2009年にリリースされた第1弾「蕾」・第2弾「初めてのクリスマス」はいずれも配信限定シングルとなっている。「蕾」はブルボンゼリーシリーズCMソングとして全国一斉オンエアされる。
2010年1月、前年に続き『TO YOU~“キミ”への5つの贈り物~』の第3弾「遠く遠く」を配信限定でリリース。同曲はバンド初の試みとして、槇原敬之の同名曲「遠く遠く」をカバーしたものである。2月、第4弾として10thシングル「君ドロップス」をリリース。アップルオートネットワークのCMソングであった「君ドロップス」をシングル化したもの。3月、5ヶ月連続リリースの最後となる第5弾として4thアルバム『リバーシブル』をリリース。
2010年4月、アニメ「メジャー」第6シリーズのOPテーマ「心絵」を担当。同曲は、同アニメ第1シリーズのOPテーマであったロードオブメジャーの曲のカバーである。11月には12thシングル「雪のアスタリスク」をリリース。同曲はイオン北海道の冬季CMソングとしても使用される。
2011年、当初未発表だった新曲「Greendays」が、映画『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』の主題歌となる。7月からは、北海道キロロリゾートのCM曲を担当するようになり、「ONE」、「パノラマセカイ」が使用された。8月3日には同曲をはじめ、サッポロビールの北海道エリアCMソング「イチバンボシ」、北海道文化放送の情報番組「U型テレビ」のテーマソングに使用された「North Road〜夕陽を集めて〜」などの新曲を収録した初のミニアルバム「イチバンボシ」をリリース。
2012年に結成10周年を迎え、2月に前年のミニアルバム「イチバンボシ」の楽曲および、「パノラマセカイ」などの新曲を含む5thアルバム『V』をリリース。それに伴い3月~8月の間にTRIPLANE史上最多公演数となる全国ツアー「TRIPLANE Release Tour "V"」を開催。またサッポロビールの北海道エリアCMソングには「ドリームメイカー」、アキレスのキッズシューズのCMに「パノラマセカイ」が使用される。
2013年、初のシングルA面集「SINGLES 04-12」、北海道日本ハムファイターズ「10th Season プロジェクト」テーマソング「ファイターズと共に」をリリース。
2014年ミニアルバム「Design」をリリース。2015年通算6枚目のフルアルバム「nonno」をリリース。
2017年7月、それまで13年間所属していたエイベックスから独立。自主レーベル「EZOGASHIMA LABEL」からライブ会場限定シングル「スポットライト」をリリース。その後全国ツアー「トライプレイン100%」を経て同年12月、通算7枚目のフルアルバム「1/4802のすべて」をリリース。収録曲の「アンブレラガール」がSTV系バラエティー番組「熱烈!ホットサンド!」のテーマソングに使用された。
2018年、全国ツアー「1/4802のすべて~ひとつかみの無限大~」を敢行。最終日の北海道公演ではHTB系スポーツ番組「FFFFF」のテーマソング「シナリオ」を発表。6月からの4ヵ月連続配信シングルの第1弾としてリリースされた。同配信シングルは第2弾「The gardenー五稜星の夏ー」(サッポロビール THEサッポロビヤガーデンテーマソング)、第3弾「apricot」、第4弾「かなでるまんま」(「渋谷ズンチャカ」テーマソング)と続いている。9月、アイビーレコードへの移籍を発表。2019年1月に8枚目のフルアルバム「THETA-never ending fantasy」をコロムビア・マーケティングと共同リリース。1月16日、ギターの川村が脱退を発表。
2020年1月29日、9枚目のフルアルバム「unanimous」をリリース。2021年1月1日、サポートギタリストのKJが正式メンバーとなる[1]。2月24日 10枚目のフルアルバム 「Tokyo Biotope」をリリース。
特徴
雑誌やメディアでは「キャッチーなメロディ」「美メロロックバンド」等と評価されているように、ボーカル江畑が作り出す、一度聴いたら耳に深く残るキャッチーなメロディがバンドの特徴である。[要出典]現在は完全セルフプロデュースで楽曲を制作している。[要出典]楽曲制作の工程も独特であり、はじめに江畑が歌メロなしのデモ音源を作成し、それをもとにメンバーがアレンジを重ね、最後にメロディーと歌詞が乗せられている。
メンバー
- 愛称は「兵衛」/全ての楽曲の作詞・作曲を担当。
- 愛称は「和也」 / TRIPLANEでの活動以前は自衛隊に所属していた。
- 愛称は「タン」もしくは「まこ」 / TRIPLANEのリーダー
- 愛称は「KJ」 / 専門学校のギター講師でもある。2019年のツアーからサポートギタリストを務めている。東京ファイナル公演のMCで、2004年のTRIPLANEメジャー・デビューに際してavexが行ったギタリストのオーディションに応募していたことが明かされた。2021年1月1日に正式メンバーに加入。
元メンバー
- 愛称は「ケイン」 / 3代目ギタリスト。
- 北海道札幌南陵高等学校、学校法人経専学園経専音楽放送芸術専門学校卒業[2]。2019年1月16日脱退。
作品
シングル
発売日 | タイトル | 規格品番 | 順位 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2004年10月13日 | スピードスター | NFCD-10001 | 128位 |
2nd | 2005年5月25日 | あの雲を探して/パラダイス | NFCD-10002 | |
3rd | 2005年8月3日 | Reset/ゲンジボタル | NFCD-10004 | 175位 |
4th | 2006年1月11日 | Dear friends | NFCD-27002 | 39位 |
5th | 2006年5月17日 | いつものように | NFCD-27014 | 157位 |
6th | 2007年11月7日 | モノローグ | NFCD-27056 | 85位 |
7th | 2008年7月16日 | 夏が終われば/ココロハコブ | NFCD-27102B:初回生産限定盤 NFCD-27103:通常盤 |
55位 |
8th | 2008年12月3日 | 白い花 | NFCD-27107B:初回生産限定盤 NFCD-27108:通常盤 |
28位 |
9th | 2009年5月13日 | アイコトバ | NFCD-27180B:初回生産限定盤 NFCD-27181:通常盤 |
30位 |
10th | 2010年2月10日 | 君ドロップス | NFCD-27210 | 73位 |
11th | 2010年7月21日 | 心絵/友よ | NFCD-27274B:初回生産限定盤 NFCD-27275:通常盤 NFCD-27276:アニメ盤 |
47位 |
12th | 2010年11月10日 | 雪のアスタリスク | NFCD-27293B:初回生産限定盤 NFCD-27294:通常盤 |
63位 |
13th | 2012年7月4日 | ドリームメイカー | NFCD-27332 | 46位
|
14th | 2013年5月15日 | ファイターズと共に | NFCD-27354:初回生産限定盤 NFCD-27353:通常盤 |
55位 |
配信限定シングル
発売日 | タイトル | 備考 | |
---|---|---|---|
1st | 2007年8月1日 | エナジー | |
2nd | 2009年12月9日 | 蕾 | |
3rd | 2009年12月23日 | 初めてのクリスマス | |
4th | 2010年1月20日 | 遠く遠く | 槇原敬之の同名曲のカバー |
5th | 2013年8月28日 | Horizon Knot〜君と見てた夢 | |
6th | 2017年8月12日 | 美幌のうた | |
7th | 2018年6月9日 | シナリオ | |
8th | 2018年7月20日 | The gardenー五稜星の夏ー | |
9th | 2018年8月25日 | apricot | |
10th | 2018年9月25日 | かなでるまんま | |
11th | 2020年2月28日 | Brand New Day (movie ver.) | |
12th | 2020年4月6日 | High Touch | 彼方PLANE, TRIPLANE & 四季彼方 |
13th | 2020年4月22日 | Brand New Day | |
14th | 2021年12月3日 | T3 | 「pudding」「bamako」「monkey girl」の3曲を収録 |
15th | 2023年1月14日 | マイ・ダーリン | |
16th | 2023年2月15日 | 好きなんだ | |
17th | 2023年3月15日 | 僕のたからもの | |
18th | 2023年11月1日 | Dear friends BEST | 2024年2月28日発売の20周年ベスト・アルバムからの先行配信 |
19th | 2023年12月20日 | 君ドロップス BEST | |
20th | 2024年2月14日 | モノローグ BEST |
アルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2006年10月18日 | home | NFCD-27033 | 全11曲
|
オリコン最高139位 |
2nd | 2008年2月6日 | ココロ晴れたら | NFCD-27080B:初回生産限定盤 NFCD-27081:通常盤 |
全11曲
初回限定生産盤DVD
|
オリコン最高62位、登場回数4回 |
3rd | 2009年2月4日 | 君に咲くうた | NFCD-27147B:初回生産限定盤 NFCD-27148:通常盤 |
全11曲
初回限定生産盤DVD
|
オリコン最高32位、登場回数3回 |
4th | 2010年3月10日 | リバーシブル | NFCD-27261B:初回生産限定盤 NFCD-27262:通常盤 |
全13曲
初回限定生産盤DVD
|
オリコン最高49位、登場回数3回 |
5th | 2012年2月2日 | V | NFCD-27329B:初回生産限定盤 NFCD-27330:通常盤 |
全13曲
初回限定生産盤DVD
|
オリコン最高45位、登場回数2回 |
6th | 2015年02月25日 | non no | NFCD-27367:初回生産限定盤A NFCD-27365B:初回生産限定盤B NFCD-27366:通常盤 |
全11曲
|
オリコン最高75位、登場回数2回 |
7th | 2017年12月6日 | 1/4802のすべて | EGSL-702 | 全10曲
|
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8th | 2019年1月30日 | THETA-never ending fantasy- | QAIR-10143
|
全10曲
|
オリコン最高100位 登場回数1週 |
9th | 2020年1月29日 | unanimous | QAIR-10174
|
全11曲
|
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10th | 2021年2月24日 | Tokyo Biotope | QAIR-10177
|
全11曲
|
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11th | 2022年3月23日 | 四次元飛行 | QAIR-10184
|
全10曲
|
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12th | 2023年4月5日 | NUDE POPS | QASR-10101
|
全10曲
|
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ミニ・アルバム | |||||
1st | 2011年8月3日 | イチバンボシ | NFCD-27322B:初回生産限定盤 NFCD-27323:通常盤 |
全6曲
初回限定生産盤DVD
|
オリコン最高58位、登場回数2回 |
2nd | 2014年02月19日 | Design | NFCD-27357B:初回生産限定盤 NFCD-27358:通常盤 |
全8曲
|
オリコン最高56位、登場回数1回 |
ベスト・アルバム | |||||
1st | 2013年1月23日 | SINGLES 04-12 | NFCD-27344B:初回生産限定盤 NFCD-27345:通常盤 |
全15曲
初回限定生産盤DVD
|
オリコン最高70位、登場回数1回 |
2nd | 2024年2月28日 | BEST SET Ⅰ | 全15曲
|
20周年ベストアルバム | |
3rd | 2024年2月28日 | BEST SET Ⅱ | 全15曲
|
20周年ベスト・アルバム | |
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 |
参加作品
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2006年09月20日 | 「夜のピクニック」 INSPIRED BEST ALBUM | NFCD-27028 |
2009年02月18日 | 「誰も知らない泣ける歌」オフィシャル外伝コンピレーションアルバム avex selections ゆうきのうた | IOCD-20279 |
2009年05月27日 | トミカヒーロー レスキューフォース ファイナル ベスト | NFCD-27176B |
2009年11月18日 | a-nation'09 BEST HIT LIVE | AVBD-91740 |
2013年01月16日 | ONE PIECE 15th Anniversary BEST ALBUM | AVCA-62205 |
2013年08月28日 | 北海道日本ハムファイターズ 選手登場曲ベストコレクション 2013 | UICZ-8122 |
ミュージックビデオ
監督 | 曲名 |
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飯塚(S)充洋 | 「Greendays」「イチバンボシ」「パノラマセカイ」 |
岡崎邦彦 | 「僕らの街」 |
小嶋貴之 | 「雪のアスタリスク」 |
末吉宣継(末吉のぶ) | 「Reset」「いつものように」 |
関和紀 | 「あの雲を探して」「君ドロップス」「友よ」(出演:渡邊璃生) |
津田肇(Hajime Tsuda) | 「Cheers To Us feat. ダニエル・パウター&常田真太郎(スキマスイッチ)」「ファイターズと共に」 |
DAVID春山 | 「モノローグ」「夏が終われば」「白い花」 |
MASAO | 「Dear friends」 |
三上崇 | 「スピードスター」 |
山口保幸 | 「アイコトバ」 |
不明 | 「ノンノ」 |
タイアップ
曲名 | タイアップ |
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スピードスター | HTB北海道テレビ2004年高校野球 (第86回全国高等学校野球選手権北北海道・南北海道大会)テーマ曲 夕張市「ゆうばりマウントレースイ」CMソング |
風 | テレビ東京『快適!住まいるナビ』エンディングテーマ |
Reset | FIA「WRC RALLY JAPAN 2005」テーマソング |
Dear friends | フジテレビ系アニメ『ONE PIECE』エンディングテーマ曲 |
you | よみうりテレビ系バラエティ番組『スタぴか! THOSE★AMAZING★KIDS!』エンディングテーマ |
いつものように | 「ユメミル、デジ6HTB」キャンペーンテーマソング |
monopoly | 2006年 よみうりテレビ『プロ野球中継』イメージソング |
モノローグ | フジテレビフラワーネットTVCMイメージソング 九州朝日放送『V3』11月度エンディングテーマ曲 北海道テレビ『夢チカ18』11月度エンディングテーマ |
エナジー | "UNIQLO JEANS MAGAZINE"第一弾ピックアップアーティストソング |
夏が終われば | TBS系『2時っチャオ!』エンディングテーマ/九州朝日放送「ドォーモ」エンディングテーマ |
ココロハコブ | テレビ東京系『トミカヒーロー レスキューフォース』エンディングテーマ |
モノローグ〜アコースティックVer.〜 | ディノス「フジテレビフラワーネット」CMソング |
アイコトバ | ダイドーデミダスコーヒー TV-CMソング |
君ドロップス | アップルオートネットワーク TV-CMソング 中京テレビ『カウントダウン・ドキュメント 秒ヨミ!』エンディングテーマ GAORA『プロ野球ファイターズキャンプ中継2015』テーマソング |
心絵 | NHK教育アニメ『MAJOR〜6th シーズン〜』オープニングテーマ |
ドリームメイカー | 2012年サッポロビール北海道エリア企業TVCMソング |
ライナーノート | 上州屋TV-CMソング |
陽だまりのように | コジマ「カラフルモザイク06」TV-CMソング |
蕾 | ブルボンゼリーシリーズ TV-CMソング |
愛の唄 | チャオ御岳スノーリゾートCMイメージソング |
jump -線の向こうへ- | PUMA CUP 2008 第13回全日本フットサル選手権大会 応援ソング |
エアポケット | 栄光ゼミナールCMイメージソング 宮城エリアのみ |
誰に咲く花 | 「アイシン開発企業」CMソング |
ALWAYS | 「常口アトム」CMソング |
夏が終われば | TBS系『2時っチャオ』6・7月エンディングテーマ 九州朝日放送『ドォーモ』7月エンディングテーマ |
白い花 | 日本テレビ系『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』POWER PLAY |
キルケゴールからの福音 | 駿台予備学校2010年春CMソング |
軌跡 | 名古屋銀行企業広告CMソング |
パノラマセカイ | アキレスキッズシューズ「瞬足」CMソング キロロリゾート「アニーキッズアカデミー」CMソング |
イチバンボシ | サッポロビール北海道エリアCMソング 北海道文化放送「U型テレビ」エンディングテーマ(2011年7月4日~9月30日)。 |
Darlling | くまもと県民テレビ30周年記念CMソング |
Greendays | 映画『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』主題歌 |
麦色 | 北海道文化放送「U型テレビ」エンディングテーマ |
友よ | TOKYO MX「第92回全国高等学校野球選手権大会 東・西東京大会」テーマソング[3] |
雪のアスタリスク | イオン北海道「2010年 冬靴大放出」CMソング |
Horizon knot〜君と見てた夢〜 | フジテレビ系アニメ「ONE PIECE エピソードオブメリー 〜もうひとりの仲間の物語〜」挿入歌 |
オレンジ | 広島経済大学 TVCMソング |
North Road〜夕陽を集めて〜 | 北海道文化放送「U型テレビ」エンディングテーマ(2011年4月4日~7月1日) |
アンブレラガール | STV「熱烈!ホットサンド!」 オープニングテーマ |
クランクイン | テレビ東京系「取材が見つかる診療所」2020年1月〜3月クールエンディングテーマ |
雨降りの日曜日 | 日本テレビ「NNN ストレイトニュース」ウェザーテーマ |
nouveau | セイコーマート TVCMソング |
シナリオ | HTB系スポーツ番組「FFFFF」テーマソング HTBスポーツテーマソング |
The gardenー五稜星の夏ー | サッポロビール THEサッポロビヤガーデンテーマソング |
Brand New Day | オリジナルVシネマ『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』主題歌 |
東京 | TBS「噂の!東京マガジン」2020年10月~12月エンディングテーマ |
君への賛歌 | テレビ北海道「第33回TVh杯ジャンプ大会」テーマ曲 |
妄想飛行 | 日本テレビ系「NNN ストレイトニュース」ウェザーテーマ |
Sing | BS-TBS「噂の!東京マガジン」2022年4月~6月エンディングテーマ |
マイ・ダーリン | STV「ハレバレティモンディ」エンドテーマ |
Emblem | エスポラーダ北海道公式応援ソング テレビ北海道「第34回TVh杯ジャンプ大会」テーマ曲 |
春風 | 日本テレビ系「NNN ストレイトニュース」ウェザーテーマ |
出演
ラジオ
- ファーストフライト
- タンデムフライト
- TRIPLANEの『なまらdesラジオ』(NRN)
- tre-senココロ晴レディオ
- FM ROCK KIDS(エフエム北海道制作、2013年10月5日 - )
主なライブ
ワンマンライブ・主催イベント
- 2005年 - ワンマンライブ 『Search for tomorrow』
- 2009年 - 白い花"発売記念アコースティックライヴ光と影" Candle Night
- 2009年 - ワンマンLIVETOUR2009 "君に咲くうた"
- 2010年 - TRIPLANE LIVE TOUR 2010 "リバーシブル"~タグ見えちゃってますけど。~
- 2011年 - 吉川典雄・TRIPLANE・C.I.Project 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.1」
- 2011年 - TRIPLANE TOUR2011 "歓喜せよ!~イチバンボシを信じて"
- 2012年 - 吉川典雄・TRIPLANE・C.I.Project 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.2」
- 2012年 - TRIPLANE Release Tour "V"
- 2012年 - 吉川典雄・TRIPLANE・C.I.Project 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.3」
- 2012年 - Two-Man LIVE TOUR2012~俺らがやらなきゃ誰がやる!
- 2012年 - TRIPLANE デビュー8周年 感謝祭
- 2013年 - 吉川典雄・TRIPLANE・C.I.Project 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.4」
- 2013年 - TRIPLANE 10th Anniversary Flight from Sapporo
- 2013年 - STV「みる・みる・みらいDAY」TRIPLANE ぞっこん!ファイターズ ライブ
- 2013年 - TRIPLANE ALL STANDING ONE MAN SHOW 2013
- 2013年 - TRIPLANE 一音一会~夕涼アコースティック祭~
- 2012年 - 吉川典雄・TRIPLANE・C.I.Project 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.5」
- 2013年 - TRIPLANE×GOING UNDER GROUND「いくぜ!道産子魂 vs 埼玉っ子魂」
- 2013年 - いくぜ! アフステ~番外編~ TRIPLANE×A.F.R.O 道産子ツアー2013
- 2013年 - 前代未聞のワンマンライブ3DAYS!!
- 2014年 - TRIPLANE TOUR『 "reorganization"~a design of origin~』
- 2014年 - 10th ANNIVERSARY LIVE SERIES Vol.1 「SUMMER ROCK SHOW 2014」
- 2014年 - 吉川典雄・TRIPLANE・C.I.Project 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.6」
- 2014年 - TRIPLANE 四輪ピック ~広田周 presents~「やっぱドラムっしょ!」
- 2014年 - 10th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE in SAPPORO
- 2014年 - 10th ANNIVERSARY LIVE SERIES Vol.2「君に捧げるバラード SHOW」
- 2014年 - 一音一会 ~10th Anniversary Special~
- 2014年 - TRIPLANE 四輪ピック~武田和也presents~「THE LIVE Third time Lucky ~美味なる音にはlaughがある~」
- 2014年 - 吉川典雄・TRIPLANE・C.I.Project 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.7」
- 2014年 - 10th ANNIVERSARY LIVE SERIES Vol.3「ニューアルバム、聴かせまSHOW」
- 2014年 - TTT (TAKING TREASURE TIME)~クリスマス魂~
- 2015年 - TRIPLANE 四輪ピック~江畑兵衛presents~「à la carte ~心ゆくまで召し上がれ~」
- 2015年 - 吉川典雄・TRIPLANE・C.I.Project 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.8」
- 2015年 - TRIPLANEワンマンライブinびほーる
- 2016年 - 吉川典雄・TRIPLANE・河野玄太 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.9」
- 2016年 - 彼方PLANE
- 2017年 - 吉川典雄・TRIPLANE・河野玄太 共同企画「吉川Family Presents「僕らの街から」vol.10」
出演イベント
- 2005年08月20日 - TREASURE052 2005 ~FLASH!~
- 2005年10月15日 - 水曜どうでしょう祭
- 2005年10月23日 - MINAMI WHEEL 2005
- 2006年05月28日 - 第42回ライブスピカ
- 2006年08月20日 - TREASURE052 2006 ~daybreak~
- 2006年10月07日 - MINAMI WHEEL 2006
- 2007年03月14日 - King of Music -OSAKA -
- 2007年10月28日 - MINAMI WHEEL 2007
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- 2008年10月31日 - MINAMI WHEEL 2008
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- 2009年12月30日 - LIVE DI:GA JUDGEMENT 2009
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- 2015年03月14日 - HAPPY JACK 2015
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- 2017年03月25日 - ~COLONY ×CONNECT 15th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE~【めぐりあい宇宙(そら)】
脚注
出典
- ^ a b “PROFILE”. TRIPLANE Passengers. 2021年8月18日閲覧。
- ^ KEISEN出身アーティスト
- ^ “TOKYO MX *第92回全国高校野球選手権大会 東・西東京大会”. 2011年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月3日閲覧。
外部リンク
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三葉機
(Triplane から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:43 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動三葉機(さんようき)は、広義の[1]複葉機のうち、3つの翼を配置したものである。特に主翼3枚を上下方向に並べているものを指すことも多い。尾翼や前翼がこうした形であるものは、通常この形式に数えられないが、そのような構造を持つ機体はときおり存在することがある。
設計の原則
三葉配置は、複葉機(二葉機)といくつかの点で比較されることがある。
三葉配置は、同程度のスパンと面積を持つ複葉機よりも狭い翼弦長を持つ。この特徴はそれぞれの翼をよりスレンダーにする形で現れ、同時に高いアスペクト比を付与する。これらは翼をより効率的にして揚力を増大する。こうしたことは潜在的により速い上昇率と小さな旋回径を与え、両方とも戦闘機には重要である。ソッピース トライプレーンはこの成功例であり、同型のソッピース パップ複葉機と同じ翼幅を持っていた。
または、三葉機は複葉機に与えられた翼面積およびアスペクト比と比較して減少したスパンを持ち、これはよりコンパクトで軽量な構造へと至る。このような潜在性は戦闘機により良い格闘戦性能を付与し、また大型機に対しては、より高い搭載容量と、地上での取り回しの良さという実用性を与えた。伝説の第1次大戦のエース「レッドバロン」で有名なフォッカー Dr.I三葉機はこの二つの設計要求の間に釣り合いを取り、同型のフォッカー D.VI複葉機よりも適正化された短いスパンと適正化された高いアスペクト比を持っていた。
三度目の比較は同じ翼設計を持つ複葉機と三葉機の間でなされる。三葉機の第三の翼は増大した翼面積を提供し、これは非常に大きな揚力を与える。追加される重量は、全体的な構造で増した余裕で部分的に相殺され、より効果的な構造が許容される。カプロニ Ca.4シリーズはこの方法で若干の成功を収めた。
こうした利点は、どのような設計が行われるにせよ、多かれ少なかれ相殺される。それは追加重量と支柱構造の空気に対する抗力、および積み重ねられた翼というレイアウトに固有の、空気力学的な非効率性による。複葉機の設計が進歩し、三葉機の不利が利点を上回ったことは明確となった。
一般に、三葉のうち最も低い翼は、飛行機の胴体下面と同程度の高さに設けられ、中段の翼は胴体の上面と同じ位置につき、最上部の翼は胴体の上に支柱で支えられた。
歴史
初期
Bousson-Borgnis 先尾翼式三葉機は1908年頃に製作された。飛行したとして知られる最初の三葉機はグーピー No.1だった。これは1908年にアンブロワーズ・グーピーが設計し、ブレリオ・ヴォワザン社(後のヴォワザン航空機)によって製作され、37kw(50馬力)のルノー製エンジンで飛んだ。数週間後、ハンス・グラーデの三葉機は最初に飛行したドイツ製航空機となった。同年、ファルマンは彼の持つオリジナルのヴォワザン機を三葉機の仕様へ改修し、またドーランドは軍用の三葉機を製作した。
1909年、Bokorは先尾翼式三葉機を製作した。1909年から1910年にかけ、イギリスの航空先駆者であるアリオット・ヴァードン・ローは、設計の放棄に至るまでに4機の試作三葉機を製作した。ロー I 三葉機、ロー II 三葉機、ロー III 三葉機、ロー IV 三葉機である。また1911年にはロシアのRodjestveiskyが三葉機を製作した。
三葉戦闘機
第一次世界大戦中、幾つかの航空機製造会社が三葉機の形態を戦闘用に変えた。実際には、これらの三葉機は一般に複葉機よりも劣った性能を示し、二種の飛行機だけが、比較的少ない数量とはいえ、量産するに十分なほど成功した。
ニューポール社は1915年から1917年にかけ、一連の三葉機の試作型を製作し、搭乗員の視界の改善のため、上翼を後方へ大きくずらして配置した。また特徴的な三角形の支柱配置で三つの翼を支えた。この設計は貧弱な操舵という結果に終わり、打ち切られた。
1916年、ソッピース社は3種類の異なる設計で開発を行った。一つめ、ソッピース三葉機として知られる機体は量産が開始され、作戦任務に投入された最初の軍用三葉機となった。この機体は高アスペクト比かつスパンの同じ翼を持ち、これをソッピース・パップ複葉機とほぼ同じ胴体に搭載した。また翼の両側に一本の強靱な支柱を備え、最小限のワイヤーで張り占めて支えた。この機体はイギリス陸軍航空隊とイギリス海軍航空隊によって発注された。しかし結果としては、イギリス陸軍航空隊向けの機体は別種の機体と交換され、イギリス海軍航空隊のみでソッピースの三葉型が任務に就き、成功裏に働いた。
このようなソッピース三葉機の性能の優位と、アルバトロス D.IIIを超える初期の成功は、設計に対する軍の関心を、ことにドイツとオーストリア・ハンガリーで刺激した。一連の試作機が1917年から1918年にかけ、軍の圧力下でしばしば不承不承に製作された。例としては、アルバトロス社、アヴィアティーク社、ブランデンブルク社、DFW、オイラー社、フリードリヒスハーフェン社、LFGローラント社、ローナー社、ナグロ社、オファーク社、プファルツ社、ザプラーティンク社、シュッテ=ランツ社、ジーメンス・シュッカート社、W.K.F社、そしてアメリカではカーチス社である。これらはどれ一つ量産に至らなかった。フォッカーのV.4(いくつかの文献ではV.3とされる)試作機は、張り締めることなしに片持ちとされた珍しい翼を持ち、上翼は胴体へ支柱だけで取り付けられた。この翼は飛行中に過度の振動を起こし、次の試作機であるV.5では、ソッピースと同様、両方の翼の間に一つの支柱が追加された。しかしワイヤーは用いられなかった。この機体は有名なフォッカー Dr.I三葉機の試作機となった。1917年、この機はマンフレート・フォン・リヒトホーフェン、通称レッドバロンと最も密接にかかわり、航空機としてまず消えることのない名声を得た。この機体は良好な上昇率と高い運動性能を有したが、格別に速いということはなかった。この二例の機種が空中において衰退した後、こうした形態の機体は強化のために任務から外されたが、再就役したときには、もはやこれらの機体は性能面で最前線になかった。
戦闘機としての三葉機の性能は、改善された複葉機によってすぐに追い抜かれた。しかしながら、1919年と遅い時期にも、ソッピース・スナークの試作型3機が飛行していた。
ツェッペリンキラー
一方、数人のイギリスの設計者達は、対ツェッペリン飛行船の用途として三葉機の形態を追求した。アームストロング・ホイットワースは、1915年からF.K.5およびF.K.6の試作機を開発していた。これらの機体は大型の双発三座機であり、中翼が他の翼よりも顕著に長かった。また1917年にはブラックバーン社が単座の三葉機を1機製作した。これは少々の逆行であり、初期の流儀のように推進式のプロペラを持ち、ブームの先に尾翼を装備した。この設計は斜銃を胴体前方に装備できることを意図していた。どちらの機体も試作の域から進むことはなかった。
爆撃機および輸送機
1917年に製作されたカプロニ Ca.4は、1918年には重爆撃機としてイタリア空軍の軍務に就いた。当時これは成功した設計であり、多くの派生型が作り出された。戦後、カプロニはこれらの多数の派生型を新しい型として整理した。不成功となったカプロニ Ca.60の試作機は大西洋横断のための飛行艇であり、Ca.4から流用した三葉の翼を3セット配置した。全体では9枚の翼を持つこの機は、通常、多葉機と分類される。
1918年からブリストルは、カプロニの設計したような一連の大型三葉機を開発した。これは異なる任務を狙い、異なる派生型としてあらわれた[2]。最初のものはブリーマー爆撃機である。1918年に飛行し、マークIIは1919年に飛行した。派生型であるプルマン14席輸送機は1920年に飛行した。軍用貨物機として、より大型に設計された2機の試作機が新たに続き、トランプとあだ名された。
タラント・テイバーは別種のより大きなイギリスの爆撃機である。1919年の初飛行で事故を起こした。設計者ウォルター・バーリングは、同様の大きさのアメリカ機であるウィッテマン・ルイス XNBL-1の製作を続行した。この機の初飛行は1923年である。
1922年、日本海軍が艦上攻撃機として三菱内燃機が開発した十年式艦上雷撃機を制式採用した。日本海軍が採用した唯一の三葉機であったが、整備の困難さや防御武装が貧弱だったことなどから20機の生産にとどまった。
競技用三葉機
1921年、単葉機であった「テキサス・ワイルドキャット1」から「カクタス・キトゥン」という競技用三葉機が製作された。複葉機としては「テキサス・ワイルドキャット2」が存在した。単葉から三葉へ移行したのは史上唯一の設計である。テキサス州民でこの機のスポンサーでもあったコックスはこの機体を設計し、カーチス・コックス競技機と呼ばれた。1922年のピューリツァー・トロフィー・レースにおいて、カクタス・キトゥン号はカーチス複葉機に次いで二位を占めた。カクタス・キトゥン号は435馬力のカーチスC12エンジンを装備した。その三葉機の形態は、単葉機と複葉機の操舵と速度における先行性をしのぎ、しばらくの間、もう一度三葉機は注目された。カクタス・キトゥン号は1922年において最速の飛行機で、そして時速200マイル(約320km/h)を超えられるように喧伝された。同年、この機体は海軍に寄付のうえピューリツァー・トロフィー・レースのための訓練機として用いられ、名声は非常に速く飛び去ることも判明した。
タンデム式三葉機
タンデム配置の三葉機は2セットの三葉主翼を前方と後方に有し、幾種類かが製作された。Dufauxは1908年、スイス初となる国産飛行機を設計した。これはタンデム配置の三葉機で、二枚羽根の小型で水平なスタビライザーがついていた。1909年のロー I 三葉機はまた、尾翼が大型の三葉であったために、タンデム式の三葉機[3]とも記録される。1917年のフォッカーV.8はまた別のタンデム式設計であった。しかしこれは真の意味でタンデム式三葉機ではなく、前方に三葉、後方に複葉、そして尾部スタビライザーとして一葉を備えた。
1921年、ジャンニ・カプロニとカプロニ社は、長距離航空便を目指したカプロニ Ca.60を試作した。タンデム式三列三葉機の形態を取り、一つの胴体にカプロニ Ca.4系列の三葉の翼を三つ配置した。これは不安定であることが判明し、初飛行で墜落した。
1922年、さらにもう一例の機体がアメリカのカンザスシティーで製作中だった。
最近では「タンデム式三葉機」という言葉が、従来の翼と水平尾翼に加えて全動式のカナードを持つ、数種類の新型単葉機のために用いられることがある。構成として、直列に三つ共通の揚力面を持つものは、より正確には「タンデム三翼機」または「三連タンデム翼機」であり、三葉機のようなものではない。これらの現代的な機体は、航空の先駆であったヴォアザン・ファルマン Iや、カーチス No. 1と比較されるかもしれず、これらの先駆者の機体は大きな主翼の前後に小型の翼をつけていた。こうした小型の翼は主な翼配置の一つとして注目されなかった。またこれらはタンデム翼機とは記録されていない。
参考文献
脚注
- ^ 「複」を 2 の意味ではなく、複数・多数という意味の総称であると解して。
- ^ Oughton, J.D.; Bristol an aircraft album, Ian Allan, 1973.
- ^ Flight, 2 July 1954, p.2
書籍
- Angelucci, E. and Matricardi, P.; World Aircraft - Origins-World War 1, Sampson Low, 1977.
- Green, W. and Swanborough, G.; The complete book of fighters, Salamander, 1994.
- Jane, F.T.; All the world's aircraft 1913, Sampson Low, 1913, facsimilie reprint David & Charles, 1969.
- Lamberton, W.M. and Cheeseman, E.F.; Fighter aircraft of the 1914-1918 War, Harleyford, 1960.
- Sollinger, G.K.; Villehad Forssman: Constructing German Bombers 1914-1918. Rusavia, 2009.
関連項目
固有名詞の分類
日本のバンド |
Wyolica Little by little TRIPLANE Minimum Rockets レキシ |
ロック・バンド |
ラスカルズ ジーザス・ジョーンズ TRIPLANE STONE FREE ゴドレイ&クレーム |
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