RPGツクールDS
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2010年3月11日・ニンテンドーDS 2013年3月6日・WindowsXP以降 タッチ操作で簡単にRPGをつくるということで、「DS」で発売されたRPG作成ソフト。英語版のみではあるが、後にPC(対応OS:Windows® XP / Vista / 7(32-bit/64-bit))へと移植された。 ニンテンドーWi-Fiコネクションに対応。素材をダウンロードすることもできる。Wi-Fi通信やDS同士の通信で、相手に作成したデータを送信して遊んで貰うことができる。 DPサイズとFULLサイズのどちらかの形式で作成。作成の途中で形式を変更することも可能。DS同士での通信ではソフトを持っていない相手にも「DPサイズ」でなら送信可能だが、セーブが不可能で、DSの電源を切るとデータも消える。 FULLサイズでは『RPGツクール SUPER DANTE』と同程度のボリュームのゲームを作ることが出来る。『RPGツクール アドバンス』に比べて容量は2倍。ただし消費量は4倍となり、実際のところ『RPGツクール アドバンス』の半分くらいしか作れない。DPサイズでは、全容量は116万。城マップを作成すると40万、街は30万消費。そこにパーツを置くと30万消費(同じパーツ2個目からはほとんど容量はいらない)。音楽一曲で10万〜20万、魔法のエフェクトで最大10万、宝箱で5万、モンスターグラフィックで最大3万消費。そのためか、プレイ時間は長くて1〜2時間ほどであり、これ以上の時間を飽きずに遊ばせるゲームは相当工夫がいる。 ゲーム画面は『ツクール2000』以降のPC版『ツクール』に近く、効果音は『ツクール2000』から使用されているものもある。また、HP表示には別途ライフゲージが使用されている。 モンスター素材は1体につき軽量版と重量版の2種類のデータが存在している。重量版は、リアルなデザインになっている。 ニンテンドーWi-Fiコネクションを使用してDPサイズでのコンテストが開催され、1000を超える作品が公開された。運営スタッフが定期的に行う簡易審査によって最終的に209作品が残り、その内10作品が受賞。受賞作品は公式サイトで紹介された他、『週刊ファミ通』にも記事が掲載された。 ニンテンドーWi-Fiコネクションを使用してFULLサイズでの第二回コンテストが開催された。 ニンテンドーDSi(または、ニンテンドーDSi LLおよびニンテンドー3DS・3DSLL・2DS・New3DS・New3DS LL・New2DS LL)で使用する場合、顔窓カメラで撮影した写真を主人公などの顔グラフィックとして使用できる。 猿楽庁がデバッグに関わっていたにもかかわらずバグが非常に多く、公式サイトで一部のバグについて回避方法が掲載されている。 また、転職できない、変数が使えない、属性そのものが無い、耐性無い などの点がある。
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RPGツクールDS+
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2011年12月15日発売・ニンテンドーDSシリーズ イベント容量の消費量が桁違いに軽減された。また、現代系とSF系・時代劇系にサンプル素材が一新され、前作のメインであったファンタジー系素材はほとんどなくなっている。 ニンテンドーWi-Fiコネクションを使用して接続する「ツクール城+」では前作の追加素材が発売初日から全て利用可能、その後完全新規素材も追加された。ダウンロードした素材はイベント容量消費から、専用の素材容量を消費する形に変更された。 また『RPGツクールDS』と同様、DSiカメラ(DSi LL・3DS・3DS LL・2DS・New3DS・New3DS LL・New2DS LLも可)でキャラクターの顔グラフィックを撮ることができる。また、タイトル画面をカメラで撮影してタイトル画面を写真にすることができるようになった。 前作の『ツクール城』・本作の『ツクール城+』共に2013年6月末日をもってサービス終了。フレンド同士のWi-Fi接続によるデータの受け渡しもニンテンドーWi-Fiコネクションのサービス共々2014年5月20日をもって終了した。
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