カリン
カリンの類は、東南アジアあるいはアフリカなどで、重要な高級木材の一つとして知られています。どちらかと言えば、ローズウッド類に比べて一段低くみられていたといえますが、現在では重要な高級材となっています。この樹種は熱帯アジアおよびニューギニアなどに分布しています。妙なことに、パプアニューギニアでは、この木材のことをニューギニアローズウッドと呼んでいるのです。 ■木材 ■用途 |
インドかりん (花梨)
●わが国の石垣島が北限で、東南アジアからインドに分布しています。成長が早く、高さは20~25メートルになります。葉は奇数羽状複葉で、卵形から長楕円形の小葉が5~9個つきます。3月から5月ごろ、総状花序をだし芳香のある黄色い蝶形花を咲かせます。カリン材として、家具や工芸品に用いられます。フィリピンの国樹です。別名で「インドシタン(紫檀)」とか「ヤエヤマシタン(八重山紫檀)」と呼ばれます。
●マメ科シタン属の常緑高木で、学名は Pterocarpus indicus。英名は Burmese rosewood, Narra。
ササゲ: | 黒小豆 |
サマネア: | 合歓木 |
シカクマメ: | 四角豆 |
シタン: | 花梨 |
シナガワハギ: | 白花品川萩 |
シャジクソウ: | トリフォリウム・アルピヌム トリフォリウム・バディウム |
カリン (マメ科)
(Pterocarpus Indicus から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/14 17:43 UTC 版)
カリン(花梨、花林、花櫚、学名:Pterocarpus indicus)は、マメ科シタン属の広葉樹。別名インドシタン、インドカリン。
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- ^ Barstow, M. (2018). Pterocarpus indicus. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T33241A2835450. doi:10.2305/IUCN.UK.2018-2.RLTS.T33241A2835450.en. Downloaded on 17 February 2020.
- ^ 『熱帯植物要覧』熱帯植物研究会 編、養賢堂、1996年、第4版、199頁。ISBN 4-924395-03-X。
- 1 カリン (マメ科)とは
- 2 カリン (マメ科)の概要
- 3 保全の現状
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