MONKEY 125
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 00:46 UTC 版)
「ホンダ・モンキー」の記事における「MONKEY 125」の解説
モンキー125 『楽しさをスケールアップし、遊び心で自分らしさを演出する“アソビの達人”』を開発コンセプトに定め、従来の50ccモデルの特徴であるシンプル・コンパクト・愛らしさなどの不変的な魅力を踏襲しつつ、125ccの力強く扱いやすい出力特性のエンジンや取り回しやすいサイズ感ならびに親しみやすいデザインを採用した本シリーズ初の小型自動二輪車(原付二種)となるモデルで、型式名は平成28年排出ガス規制対応のため2BJ-JB02となる。 本モデルは2016年にタイで開催されたバンコクモーターショー2016へグロムの海外向け仕様であるMSX125をベースに燃料タンク・フレーム・シートなどを変更したMONKEY CONCEPTとして初公開。2017年10月27日 - 11月5日に開催された第45回東京モーターショーに現車名でコンセプトモデルとして参考出品。2018年3月16日- 18日に開催された第34回大阪モーターサイクルショー2018では市販予定車として出品され、同年4月23日に同年7月12日よりタイホンダ・マニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(Thai Honda Manufacturing Co., Ltd.)が製造し、本田技研工業が輸入事業者となる形で販売開始することが発表された。 搭載されるJB02E型空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンは、グロム用JC75E型をベースにしたためスーパーカブシリーズと同様の前傾80°シリンダー・内径×行程=52.4×57.9(mm)・圧縮比9.3・排気量124㏄・PGM-FI電子制御式燃料噴射装置による燃料供給は共通であり、出力特性を本モデル用にチューニングし最高出力6.9kW〔9.4ps〕/7,000rpm・最大トルク11Nm〔1.1kgf・m〕/5,250rpmのスペックを発揮、また始動方式は本シリーズ初のセルフ式のみとした。エンジン以外にもコンポーネンツや基本設計の多くは2BJ-JC75型グロムと共用しており、バックボーンフレーム・フロント倒立サスペンション・前後ディスクブレーキ・4速マニュアルトランスミッション・1次/2次減速比などがグロムと共通である。 車体もグロムベースであることから従来の50㏄モデルに比較すると大幅に大型化されており、足回りはキャスター角:25°00´・トレール量:82mm・ホイールベース:1155mmに設定し、タイヤサイズは前輪:120/80・後輪:130/80で本シリーズ初の12インチとした。またスチール製フェンダー・LED灯火器 ・イグニッションON操作でウインクするアニメーションを内蔵したグラフィックデジタルメーター・ウェーブキーを装備するほか、本シリーズとしては初となる前輪のみ動作するABSを搭載するモンキー125<ABS>をタイプ設定する。なお小型自動二輪車であるが乗車定員は1人としており、車重は標準モデルが105㎏、ABS搭載モデルが107㎏である。 年間販売目標は3,200台とし、消費税抜希望小売価格を以下に設定した。 モンキー125:370,000円 モンキー125<ABS>:400,000円 車体色は以下の2種とし、容量5.6Lの燃料タンクは車体色とホワイトのツートーンカラーを採用する。 .mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{} パールネビュラレッド バナナイエロー 2019年6月20日発表、同年7月26日発売で以下の車体色を追加。 パールグリッターリングブルー 2020年3月31日発表、同年4月3日発売で以下の車体色を追加。 パールシャイニングブラック
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