ISOコンテナとは? わかりやすく解説

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ISO 668

(ISOコンテナ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 07:08 UTC 版)

ISO 668 - Series 1 freight containers — Classification, dimensions and ratings とは、インターモーダル輸送貨物コンテナを分類し、サイズと重量を規定するISO国際規格である[1]1967年に導入され、コンテナの内寸および外寸、開口ドアの最小サイズ(備える場合は)を規定している。2005年の改訂版では、コンテナ総重量、構造における重量バランス構造も規定している[2]


  1. ^ 画像では現代規格の最高値の、9 ft 6 in (ハイ・キューブ)を積載しているが、この状態で日本国内を走行する(日韓の取り決めにより、画像の韓国ナンバー付きでも輸送は可能である。)ためには、海上コンテナ輸送の特例認可としての上限地上高である4.1 mを超えるために、特殊車両通行許可を輸送の都度取らないと違法となる。この規制により、私有地となるコンテナヤード内での移動用に使用するか、撮影された山口県/下関岬之町CT埠頭から出航している釜関フェリーへ積載しての、韓国内の輸送などに限られる。ただし、現在の標準である8 ft 6 inの国内輸送は、ハイキューブコンテナ扱いとして合法となる。
  2. ^ TC104とは、ISOの規格の中で104番目に設立された技術専門委員会を指す。この組織には、数十カ国の国々が正式メンバーまたは、オブザーバーとして参加している。なお、日本からは日本工業標準調査会が正式メンバーとして参加し、その傘下で日本船主協会が国内審議団体となっている。
  3. ^ ただし、諸般の事情により一部の20 ftタイプでもグースネックトンネルを備える事例があり、この場合は専用のタイプコードが割り当てられていた。
  4. ^ ただし、地上高規制の数値に余裕のある国々ではこの限りではなく、従来からの段差のない全長が均一に一直線状のシャーシも使われ続けていた。
  1. ^ ISO 668:2013 - Series 1 freight containers -- Classification, dimensions and ratings”. www.iso.org. 2005年9月閲覧。
  2. ^ ISO 668:1995 Series 1 freight containers — Classification, dimensions and ratings — AMENDMENT 1, (2005-09-15), https://www.scribd.com/doc/221785902/ISO-668-Freight-Containers 2005年9月閲覧。 
  3. ^ 『コンテナ物流の理論と実際』 平成22年1月28日、成山堂書店初版発行 (ISBN 978-4-425-92711-1) p.19
  4. ^ 『コンテナ物流の理論と実際』 平成22年1月28日、成山堂書店初版発行 (ISBN 978-4-425-92711-1) p.20
  5. ^ 『コンテナ物流の理論と実際』 平成22年1月28日、成山堂書店初版発行 (ISBN 978-4-425-92711-1) p.21


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