ISOコンテナの仕様とは? わかりやすく解説

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ISOコンテナの仕様

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 01:12 UTC 版)

海上コンテナ」の記事における「ISOコンテナの仕様」の解説

ISO 668規格での海上コンテナ長さは、主に20 ft (6,058 mm)、40 ft (12,192 mm) の2種類がある。幅は8 ft (2,438 mm)、高さは8 ft6インチ (2,591 mm) だが、9 ft6インチ (2,896 mm) のハイ・キューブ・コンテナ背高コンテナクンロクとも呼ばれる)も普及している。 長さ45 ftタイプコンテナ新たに2005年ISO規格化され、主に米国中国間及び、アジア主要国間などで普及しつつあるが、それを積載したシャーシごく一部例外別記ボーイング社部品輸送物流改善研究の試験輸送)を除き現在の道路交通法下では日本国内公道走れない。このため日本見かけるのは、港に海外から寄港したコンテナ船上で積載状態の風景か、これ等コンテナ船接岸中にコンテナ荷役作業都合で、一時的に船上から降ろし隣接するヤード内で仮置しているなど、ごく限られた条件下の場合限られる海上コンテナ最大総重量自重含めたコンテナ全体制限重量)は、20 ftタイプでは17,950 - 24,000 kg40 ftタイプでは26,770 - 30,480 kgであるが、世界的な物流環境の変化に伴い下記積載規格表画像例の表記にもあるように、近年製作されている20 ftタイプでは、30,480 kgでも対応可能になってきている。ただし、実際に最大総重量30,480 kg輸送する場合は、20 ft又は、40 ftいずれの場合でもコンテナ四面に目立つように、黄色地黒色太字三角線囲んだSuper heavy」(黒色文字)または、白色地に赤色太字三角線囲んだSuper heavy」(赤色文字)のいずれか警告シール貼り付けが必要となる。 海上コンテナ自重 (Tare Weight) は、ドライ・コンテナ20 ftタイプが約2,300 kg40 ftタイプが約3,800 kg定温輸送用リーファー・コンテナで、20 ftタイプが約2,800 kg40 ftタイプが約4,200 kgである。なお、これらを含むコンテナ個々コンテナ詳細な情報は、外壁のある場合妻側開閉できるドア表面ドアのない又はタンク等の外壁ない場合は、片妻側メインとなる妻側面の見やすい適切な所へ記載ISO 6346により義務付けられている。なお海上コンテナ自重その他の詳細は、製作するメーカー及び、付属する備品装置機器類の他、材質製作年代等により若干異なる。

※この「ISOコンテナの仕様」の解説は、「海上コンテナ」の解説の一部です。
「ISOコンテナの仕様」を含む「海上コンテナ」の記事については、「海上コンテナ」の概要を参照ください。

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