ISOマネジメントシステム文書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 07:23 UTC 版)
「職務記述書」の記事における「ISOマネジメントシステム文書」の解説
ジョブ・ディスクリプションという縦割り管理を横断管理によって、組織が掲げる特定の課題(品質or環境)への組織全体の取り組みを支えるための文書として、開発された。 アメリカやヨーロッパなどではジョブ・ディスクリプションというOS上で生じている働きを、PDCA(=企画立案・実行・監視測定・見直し)に焦点を当ててチェックすることで管理効率をあげる文書として存在する。 ISOの冒頭に「品質-3.3.2人々の責任、権限及び相互関係の配置」「環境-4.4.1資源、役割、責任及び権限」とあるところが、ISOとジョブ・ディスクリプションが欧米社会では繋がっている部分に相応する。 日本の多くの組織ではジョブ・ディスクリプションに該当するような一人ひとりのではなく、「一つ一つのポスト」の任務内容を整理した文書ではなく、組織図、あるいは管理層を対象にした簡単な職掌文書のようなものを充てていることがままあるが、ISO文書の形骸化はそのようなことが発端となりやすい。
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