ISOの制定とは? わかりやすく解説

ISOの制定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 02:56 UTC 版)

企業の社会的責任」の記事における「ISOの制定」の解説

国際連合国際標準化機構ISO)では、上述多様性前提として国際的なガイドライン策定されている。 社会的責任に関する国際規格は、規格番号 ISO 26000 として 2010年11月発行された。他の管理規格ISO 9001ISO 14001 など)のように要求をするものではなく、あくまでガイドである。 2001年4月ISO理事会においてCSR規格可能性決議した翌年から消費者政策委員会(COPOLCO)内で検討がなされ、CSR規格化望ましくISO9000系及びISO 14000系を基にして規格化可能だという見解取りまとめ調査報告書提出された。2002年9月、これを受けた技術管理評議会(TMB)内で規格化に関して作業が始まるが、多岐に渡るため難航した審査登録制度認証)を伴わないガイダンス用の規格案として提出され世界自然保護基金異論添付された。ISOでは、社会的責任を負うのは企業および組織だけではないという議論経て2003年2月からは社会的責任呼称策定続けられていた。 社会的責任中核主題及び課題として、組織統治人権労働慣行環境・公正事業慣行消費者課題コミュニティ参画及び開発7つ挙げられており、いわゆる社会貢献活動寄付ボランティア活動など)は含まれていない

※この「ISOの制定」の解説は、「企業の社会的責任」の解説の一部です。
「ISOの制定」を含む「企業の社会的責任」の記事については、「企業の社会的責任」の概要を参照ください。

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