ISOへの採用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 06:39 UTC 版)
日本では一般的に行われてきたこの管理手法が近年欧米各国においても着目されている事が、国際的な品質マネジメント規格であるISO 9000:2015 に新たな要求事項として組み込まれたことからも伺える。 ISO 9000:2015 では変更に関する新たな要求事項として下記の項目が追加されている。 6.3 変更の計画 8.1 運用の計画及び管理 8.3.6 設計・開発の変更 8.5.6 変更の管理 なお、自動車業界に特化した品質規格であるIATF 16949:2016 においても、ISO 9000:2015 の発行を受けて変更管理に関する要求事項として下記の内容が追加されている。 変更の計画(6.3) 製品・サービスの要求事項の変更(8.2.4) 設計・開発の変更(8.3.6) 段取り作業替えの検証(8.5.1.3) シャットダウン後の検証(8.5.1.4) 変更管理(8.5.6) 工程管理の一時的変更(8.5.6.1.1) ISOで想定されている“変更”が発生するケースについては「ISO 9001:2015 で“変更”はどのように 扱われているか」より 下記の項目が挙げられており、4M変更で挙げられている内容は概ね網羅されている事が判る。 プロセス 文書化した情報 治工具 設備 従業員の教育・訓練 供給者の選定 供給者の管理
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