GSX-R400とは? わかりやすく解説

GSX-R400

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 22:52 UTC 版)

スズキ・GSX-R」の記事における「GSX-R400」の解説

GSX-R400は1984年昭和59年)に最初のモデル発売されたが、当初排気量を表す400数字車名付かず、'GSX-R'のみであった(後述)。スズキ先に発売したRG250Γガンマ)と同様、アルミ合金フレーム構造材用いたことにより、152 kgという当時としては驚異乾燥重量誇った当時スズキ馬力競争積極的に参加しており、59馬力最高出力400 ccクラス最大で、この値が後の400 ccクラス自主規制となった。この初期型GSX-Rの乾燥重量152 kg59馬力というカタログスペックは、現在に至るまで市販400 ccクラス4気筒モデルにおける最軽量最高値である。 初期モデル排気量を示す400をつけなかった理由は「排気量越えた性能」という意味合いから。1999年平成11年)の生産終了までに、モデルチェンジと共に車名もGSX-R400→GSX-R400Rと変わっていった。 なお、同時期に販売されていた他社のレーサーレプリカモデル同様、モータースポーツ用ベース車輛としてSPSports Productionモデル設定されていた。 1990年平成2年)から販売されていたGK76型でのノーマル車とSPモデル差異には、ギヤレシオクロース化、フロントフォーク減衰力調整機構、リアショックアブソーバーの別体リザーバータンクマイナーチェンジで、STDモデルにものちに採用)、キャブレター変更口径33 mm35 mm)、アッパーカウルのステッカーあげられるまた、カラーリングについてはSTDが3色設定されたのに対しSPモデル青白のみであった1991年平成3年以降SP2なるモデル設定されるが、これはSPモデルギアレシオSTDモデル同一にしたものである。 なお、1990年式はL型1991年式はM型1992年式N型区分されるが、1993年平成5年)のP型最後に1999年平成11年)のモデル廃止までマイナーチェンジ行われずカラーリング変更のみとなっている。 本車種が登場した映像作品は、1987年昭和62年放送『仮面ライダーBLACK』BLACK乗るロードセクター並びに南光太郎バイクとしてGSX-R400、1993年平成5年劇場公開の『仮面ライダーZO』でZO乗るZブリンガーもGSX-R400Rがベースである。

※この「GSX-R400」の解説は、「スズキ・GSX-R」の解説の一部です。
「GSX-R400」を含む「スズキ・GSX-R」の記事については、「スズキ・GSX-R」の概要を参照ください。

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