【F3】(えふさん)
防衛省技術研究本部と株式会社IHIが中心となって開発されたターボファンエンジン。
T-4中等練習機に搭載されている。
仕様緒元
- XF3-1
ファン:軸流1段
圧縮機:軸流5段
燃焼器:アニュラー式
タービン入り口温度:940℃
バイパス比:1.9
タービン:軸流1段高圧タービン、軸流1段低圧タービン
重量:400kg
最大推力:1,200kg
- XF3-20
ファン:軸流2段
圧縮機:軸流5段
燃焼器:アニュラー式
タービン入り口温度:1,050℃
バイパス比:0.9
タービン:軸流1段空冷化高圧タービン、軸流2段低圧タービン
重量:340kg
最大推力:1,600kg
- F3-IHI-30/30B
全長:2,020mm
全幅:560mm
重量:340kg
ファン:軸流2段
圧縮機:軸流5段
燃焼器:アニュラー式
タービン:軸流1段空冷高圧タービン、軸流2段低圧タービン
タービン入口温度:1050℃
バイパス比:0.9
全圧力比:11
燃料:JP-4
推力:16.37kN(1,670kg)
搭載機体:T-4
バリエーション
F3
F1、F3000(F2)の下に位置づけられた国際規格のフォーミュラマシン。日本では1979年から同マシンによるレースを開催。おもにイギリス、ドイツ、フランス、イタリアなど各国でシリーズ戦を行う。非選手権の著名イベントではマカオ、コリア(韓国)、マスターズ(オランダ)などがある。F3のエンジンは年間2500台以上生産され、FIAの公認を受けた排気量2000ccまでとされている。96年までは最大出力170~180馬力程度だったが、97年からリストリクター径が拡大され、出力は200馬力まで向上。エンジンは無限、ルノー、オペル、トムス、フィアットなど豊富だが、マシンはイタリアのダラーラ社製が主流。タイヤはワンメイクとされ、2002年現在、イギリス選手権ではエイボン、ドイツとマカオ選手権ではヨコハマ、フランス選手権ではクムホ(韓国)、全日本選手権はブリヂストンを使用している。
1-クロロ-1,2,2-トリフルオロシクロブタン
フォーミュラ3
(F3 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 14:19 UTC 版)
フォーミュラ3 (Formula 3、F3) は、自動車レースの1カテゴリーである。FIAが定義するフォーミュラカー(オープンホイール)四輪レースのうち、F2の下に位置する。
- ^ a b F3 Americas Championship set to be the first FIA-sanctioned intermediate F3 regional competition - FIA・2017年10月19日
- ^ Wood, Ida (2021年8月2日). “FIA brings end to F3 as a category, BRDC British F3 rebrands to GB3” (英語). Formula Scout. 2021年12月6日閲覧。
- ^ ヨーロピアンF3は2019年から『フォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズ』の新名称に - オートスポーツ・2018年12月4日
- ^ “フォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズ、シリーズ開催が中止に。十分な数の参戦ドライバーが集まらず……|motorsport.com日本版”. jp.motorsport.com. 2019年3月23日閲覧。
- ^ a b 2020年からスタートするスーパーフォーミュラ・ライツ選手権は6大会16戦を予定。コスト削減も推進 - オートスポーツ・2019年9月28日
- ^ ダラーラ、F3用F312〜317シリーズの後継車『ダラーラ320』を発表。現行車両からのアップデートも可能 - オートスポーツ・2019年6月9日
- ^ 2019年からマカオGPのF3はFIA-F3車両で開催へ。GTやギアレースも継続して開催 - オートスポーツ・2019年5月23日
- ^ フォーミュラ3は皆が通る道程である オートスポーツ 13頁 三栄書房 1996年9月1日発行
- ^ a b 全日本F3選手権 第1&2戦 鈴鹿 - ADVAN
- ^ FIAプレスリリース 11月3日 World Motor Sport Council
- ^ 動き始めたF3新エンジン。鈴鹿&富士でテスト開始 - オートスポーツ・2012年12月26日
- ^ FIA TECHNICAL LISTS No.11 FORMULA 3 HOMOLOGATED COMPONENTS
- ^ ルノー、2014年からのF3エンジン供給を正式発表 - オートスポーツ・2013年11月13日
- ^ “British F3 rebranded as GB3 Championship”. GB3 Championship (2021年8月2日). 2021年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月4日閲覧。
- ^ FIA、アブダビで2019年スタートのFIA F3用シャシーを公開。ハロ、DRSを搭載 - オートスポーツ・2018年11月26日
- ^ F3 could become one-make formula from 2020 - motorsport.com 2017年6月2日
- ^ 『FIA FORMULA REGIONAL規格レース車両『童夢F111/3』が完成 2020年からの選手権開催を目指す』(プレスリリース)童夢、2019年9月11日 。2019年11月4日閲覧。
- ^ a b 2020年スタートのフォーミュラ・リージョナルに向け記者発表会開催。来季は6大会開催を目指す - オートスポーツ・2019年9月27日
- ^ 童夢、リージョナルF3向け新型シャシー『DOME F111/3』の開発に着手 - autosport web・News・2019年3月19日
- ^ Smith, Luke (2020年10月31日). “Formula Regional Europe merges with Renault Eurocup for 2021”. Motorsport.com (Motorsport.com) 2020年10月31日閲覧。
- ^ 女性限定フォーミュラの魁Wシリーズが経営破綻。全スタッフが解雇される……昨シーズンの早期終了から復活ならず - motorsport.com 2023年6月16日
- ^ “TRS to become Formula Regional Oceania” (英語). www.motorsport.com. 2022年12月13日閲覧。
- ^ 次期F3-Nクラス車両についてのご案内,日本フォーミュラスリー協会,2017年7月7日
- ^ 全日本F3選手権『マスタークラス』新設のお知らせ,日本フォーミュラスリー協会,2019年4月18日
「F3」の例文・使い方・用例・文例
- (クロロホルムに似た)無色の気体であるハロホルムCHF3
- F3000という,レース用自動車の分類
- F3000という分類に属するレース用自動車
- F3という,レース用自動車の分類
- F3という分類に属するレース用自動車
- 日本人女性ドライバーが英国F3選手権に参戦へ
- 井(い)原(はら)慶(けい)子(こ)さんが英国フォーミュラスリー(F3)選手権に参戦する初の日本人女性レーサーとなる。
- 井原さんは2001年にフランスF3選手権で4度入賞した。
- 英国F3選手権は4月に始まる。
- 「英国F3選手権に参戦するのはずっと私の夢でした。ヨーロッパで思い切り走りたい。」と井原さんは語った。
- F35が航空自衛隊の新戦闘機に選ばれる
- 日本政府は先日,老(ろう)朽(きゅう)化(か)したF4戦闘機の後継機となる航空自衛隊の新しい戦闘機に米国製のF35を選定したと発表した。
- ロッキード・マーチン社のF35ライトニングIIは候補となった3機種から選ばれた。
- F35は最新鋭の第5世代戦闘機だ。
- F35はステルス技術を備えている。
- 日本はF35戦闘機を計42機購入する計画だ。
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