F1以外
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DFVはF3000などでも活躍。1985年に欧州地区で始まった国際F3000シリーズの初年度は、参戦する全車がDFVを搭載していた。日本ではケン松浦などの手によりチューン・メンテナンスされ全日本F3000選手権や富士グランチャンピオンレース参戦チームに供給されていたほか、ヤマハは1987年にDFVをベースに5バルブ化した「コスワース・ヤマハOX77」エンジンを開発し、やはり全日本F3000選手権への供給を行った(1988年まで)。1994年にはまったく新しく、軽量・コンパクト化した「コスワースAC」を国際F3000のみの投入となった。 フォードとはF1以外でも縁があり、WRCのフォード・エスコートRSコスワースやCARTのエンジンも開発した。 なお、DFVの派生モデルとしてCARTシリーズ用にターボチャージャーを装着したDFXおよびDFS、ル・マン24時間レースなどの耐久レース用に排気量を拡大したDFL、オセアニア地域で行われたタスマンシリーズ用に排気量を縮小したDFW(シリーズ終了後エンジンは全機DFVと同一仕様に戻されている)などが存在する。 2003年のシーズン途中からはIRLのシボレーエンジンの開発も手がけた。オートバイメーカーのドゥカティも、ロードレース世界選手権(MotoGP)に投入するデスモセディッチ用エンジンの開発を依頼している。またオートバイメーカーのアプリリアはMotoGP用の直列3気筒エンジンの開発を依頼し、2003年から2005年にかけて自社製バイクに搭載し参戦した。2006年にはIRLからシボレーが撤退したことに加え、世界ラリー選手権(WRC)に参戦するフォード・フォーカスのエンジンチューンの仕事も失ったが、一方で同年よりアトランティック・チャンピオンシップのワンメイクエンジンの供給を担当している(なおこのエンジンにはマツダのバッジネームが付けられる)。 2012年のD1グランプリでは、TeamUPGARAGEwithDROO-Pのトヨタ・86にコスワース製EJ25改ターボを積んで出場している。エンジンスワップの際には、イギリスから専門家を呼んで施工した。最高出力は400PSくらいを狙えるエンジンである。 2016年発表の、アストンマーティンとレッドブル・レーシングが共同開発したハイパーカーのヴァルキリーの心臓部には、コスワースがアストンマーティンと共同開発した6.5L・V12エンジンが収められている。これを用いてのWEC(世界耐久選手権)のハイパーカー規定参入計画も発表されていたが、開発の遅れや経済情勢の変化に伴い計画は延期されている。 2022年にBTCC(英国ツーリングカー選手権)において導入される予定である共通ハイブリッドシステムの開発は、コスワースの関連会社であるコスワース・エレクトロニクス社が担っている。この開発は当初英国のバッテリー会社のDELTAとの共同で進められていたが、後に同社をコスワース・エレクトロニクス社が買収している。
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F1以外
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「ロレンツォ・バンディーニ」の記事における「F1以外」の解説
F1以外にスポーツカーレースにおいて活躍した。フェラーリ・250Pで1963年のル・マン24時間レースを制したのをはじめ、デイトナ24時間レース、セブリング12時間レースなどスポーツカー世界選手権で優勝経験がある。
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F1以外
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「ジャンカルロ・バゲッティ」の記事における「F1以外」の解説
F1以外に、ヨーロッパツーリングカー選手権でも実績を残しており、1966年に1,000ccクラスでタイトルを獲得した。
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