XAML
読み方:ザムル,ザメル
XAMLとは、Microsoftによって開発された、アプリケーションソフトのユーザーインターフェースを記述するための言語仕様のことである。
XAMLはXMLをベースとしたマークアップ言語であり、例えばHTMLがWebページの構造を定義するように、アプリケーションの外観やボタン配置などを設定することができる。XAMLはMicrosoft .NET 3.0をベースとして構築されているため、アプリケーションの他の機能との連携も図れ、開発もC#などに比べると容易であるという利点がある。
XAMLは概観の配置を設定するだけでなく、ベクタグラフィックスによる描画にも対応しており、ウィンドウのサイズへ合わせた画像を、ウィンドウの大小に合わせて、画質を劣化させることなくサイズ変化させたり、あるいは回転して表示させたりすることができる。映像やアニメーションなどの動画像や、3DCGなども扱えるようになっている。
なお、XAMLのサブセットとして、電子文書のフォーマットであるXPS(XML Paper Specification)が登場している。
ちなみにMozilla FirefoxやMozilla Thunderbirdでは、MicrosoftのXAMLに相当する言語仕様として、「XUL」(XML User Interface Language)と呼ばれるXML系のプレゼンテーション言語が採用されている。
参照リンク
Web における Windows Presentation Foundation: XAML ブラウザ アプリケーション - (Microsoft)
Extensible Application Markup Language
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 13:22 UTC 版)
Extensible Application Markup Language(XAML、ザムルと発音する[1])は、オブジェクトやプロパティ、あるいはそれらの関係や相互作用を定義するために用いられるXMLベースの宣言的言語である。XAMLという略語はもともと「Extensible Avalon Markup Language」に由来していた。AvalonとはWindows Presentation Foundation (WPF) のコードネームである。
- 1 Extensible Application Markup Languageとは
- 2 Extensible Application Markup Languageの概要
- 3 適用領域
- 4 WPFにおける仕様
- 5 脚注
固有名詞の分類
マークアップ言語 | Mathematical Markup Language 文書スキーマ定義言語 Extensible Application Markup Language Efficient XML Interchange Plain Old Documentation |
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