Electric Power Steeringとは? わかりやすく解説

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電動パワーステアリング

読み方:でんどうパワーステアリング
別名:電動パワステ電動式パワーステアリング電動式パワステ
英語:EPS、electric power steering

電気モーター利用してステアリング補助する技術のこと。従来パワーステアリングには油圧ポンプ用いられていたが、その代わりモーター用いて電子制御ユニットECU)でモーター制御を行う技術である。主に、コラム式、ピニオン式、ラック式の3つ分類される

電動パワーステアリングは、燃費の向上や軽量化などに効果があるとされている。また、コンピューター制御行っているため、幅広い車種部品共用することができ、構造シンプルにすることができる。

電動パワーステアリングの欠点としては、油圧式異なりエンジン出力利用しないので、大型車場合には既存車載電源では出力不足になることがあった。しかし、モーター回路性能の向上から、大型車への導入進みつつある。また、電動パワーステアリングと油圧パワーステアリング組み合わせた電動油圧パワーステアリング(EHPS)」という方式もあり、燃費は電動パワーステアリングほど向上しないが、大型車でも電源取り替えずに導入できる場合がある。

また、電動パワーステアリングは開発当初油圧式よりも操舵感に劣るとされたこともあったが、走行テスト繰り返してシステムの向上が行われた結果近年では油圧式遜色のない操舵感のものも現れつつある。

2014年現在ハイブリッド車多くが電動パワーステアリングを採用している。電動パワーステアリングは、油圧式よりも制御が容易であることから、縦列駐車車庫入れなどの細かいステアリング操作活用されており、ロボットカー実現必要な技術一つ数えられることがある

電動式パワーステアリング


電子制御電動式パワーステアリング

英語 electric power steering

ホンダ車に搭載され電子制御式電動パワーステアリングの名称。マニュアルステアリングベースに、ステアリングギヤボックス一体のアシストモーターが、ボールスクリューを介してラック直接アシストするモーター駆動のため、必要なときのみに電力供給することができ、エンジン負荷軽減し燃費向上寄与するラック&ピニオンバリアブルギヤレシオ採用しステアリング中位付近ではギヤ比小さくエンド付近では大きくすることにより、低速の大舵角時の取りまわし性、高速直進時の安定性実現している。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

EPS

【英】:Electric Power Steering

Electric Power Steeringの略で、電動パワーステアリングのこと。電力ステアリング動作アシストする機構これまでのパワーステアリング油圧駆動のため、ステアリング動作をしない時でもエンジンパワーロスしていたが、電動化することにより、駆動しないときはエネルギーカットできるので燃費向上させることができる。モータ配置所によりコラム式、ラック式、ピニオン式そして油圧系統残し油圧ポンプモータ駆動する電動油圧式(H-EPS)がある。小型車にはフェライト磁石用いたEPSが多いが、中大型車には希土類磁石用いブラシレスモータ利用拡大してきている。

「Electric Power Steering」の例文・使い方・用例・文例

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