ActiveXMessageFormatter クラス
アセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)


ActiveXMessageFormatter には、メッセージ キュー COM コンポーネントを使用して送信されたメッセージと互換性があり、MSMQ COM コントロールを使用するアプリケーションと相互運用性があります。
ActiveXMessageFormatter はほとんどのプリミティブのほか、IPersistStream OLE インターフェイスを実装しているオブジェクトもシリアル化できます。このフォーマッタは同じセットのプリミティブを逆シリアル化できますが、IPersistStream を実装している COM オブジェクト (たとえば Visual Basic 6.0 を使用して作成したオブジェクト) を逆シリアル化するときにはさらに操作が必要です。オブジェクトを逆シリアル化するには、まずそのオブジェクトを .NET Framework アプリケーションにインポートしてメモリに入れておく必要があります。
アプリケーションが MessageQueue クラスのインスタンスを使用してメッセージをキューに送信するときに、フォーマッタはオブジェクトをストリームにシリアル化し、メッセージ本文に挿入します。MessageQueue を使用してキューから読み取るときは、フォーマッタがメッセージ データを Message の Body プロパティに逆シリアル化します。
ActiveX のシリアル化はコンパクトであるため、ActiveXMessageFormatter と MSMQ COM コントロールを使用すると高速にシリアル化できます。

System.Messaging.ActiveXMessageFormatter


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ActiveXMessageFormatter コンストラクタ
アセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)



Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ActiveXMessageFormatter メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | CanRead | フォーマッタがメッセージの内容を逆シリアル化できるかどうかを判断します。 |
![]() | Clone | 現在の ActiveXMessageFormatter と同一の ActiveXMessageFormatter クラスのインスタンスを作成します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | InitStreamedObject | IPersistStream を実装し IPersistStreamInit の呼び出しを要求する COM オブジェクトのシリアル化を支援するユーティリティを提供します。 |
![]() | Read | 指定されたメッセージから内容を読み取り、逆シリアル化されたメッセージを格納するオブジェクトを作成します。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | Write | オブジェクトをメッセージの本文にシリアル化します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

ActiveXMessageFormatter メンバ
MSMQ ActiveX コンポーネントと互換性があるフォーマットを使用して、メッセージ キュー メッセージの本文との間でプリミティブ データ型とほかのオブジェクトのシリアル化または逆シリアル化を行います。
ActiveXMessageFormatter データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | CanRead | フォーマッタがメッセージの内容を逆シリアル化できるかどうかを判断します。 |
![]() | Clone | 現在の ActiveXMessageFormatter と同一の ActiveXMessageFormatter クラスのインスタンスを作成します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | InitStreamedObject | IPersistStream を実装し IPersistStreamInit の呼び出しを要求する COM オブジェクトのシリアル化を支援するユーティリティを提供します。 |
![]() | Read | 指定されたメッセージから内容を読み取り、逆シリアル化されたメッセージを格納するオブジェクトを作成します。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |
![]() | Write | オブジェクトをメッセージの本文にシリアル化します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

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