8号系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:33 UTC 版)
「大阪シティバス中津営業所」の記事における「8号系統」の解説
運行区間(8号系統) なんば方面:大阪駅前→梅田新道→淀屋橋→本町→心斎橋筋一丁目→なんば(御堂筋経由) 大阪駅前方面:なんば→JR難波駅前→四ツ橋→信濃橋→肥後橋→大阪駅前(四つ橋筋経由) 概要 8号系統は、大阪駅となんばとを結ぶ路線である。南行きは御堂筋を通り、北行きは四つ橋筋を通り、すべての区間で地下鉄と並行する。往路の淀屋橋南詰(淀屋橋交差点)から道頓堀橋北詰(道頓堀橋北詰交差点)までは御堂筋の側道を走行する。 沿革 1979年頃まで3号系統として存在していたが、渋滞などによる定時性確保の困難を理由に、一時廃止されていた。この系統は総合操車制廃止後は木津営業所、中津営業所、森之宮営業所が担当していた。その後、当時は一部の地下鉄駅にエレベーター等の設備がなく、車いす等利用者の移動の便を図る必要があったため、1994年11月30日に復活し、当時はすべてリフト付きバスで運転されていた(現在は全便中型ノンステップバスでの運行となった。なお、地下鉄駅のエレベーター設置工事などのバリアフリー工事は現在完了している)。 復活当時の系統番号は3A号系統、3B号系統であり、3A号系統が大阪駅→なんば→大阪駅のルートで中津営業所の担当、3B号系統がなんば→大阪駅→なんばのルートで九条営業所(のちに港営業所に移転)の担当であった。なお、3A・3B号系統が復活される前は、臨85号系統(なんば→四ツ橋→信濃橋→西大橋→なんば、平日の朝ラッシュ時のみ)が運行されていた(担当は木津営業所であった)。 2002年1月27日のダイヤ改正でSA号系統は103号系統に改称され、3B号系統をそれに統合する形で廃止。担当が中津営業所のみとなった。 2005年8月15日の改正で、本数が1時間に4本から2-3本に削減された。2008年3月30日の改正で、全便中型のノンステップバスになる。 2008年10月20日より、前日に開業した京阪電鉄中之島線への乗り換えの利便性向上のために、肥後橋 - 堂島間の渡辺橋停留所にも停車するようになる。それ以前の渡辺橋停留所(大阪駅前方面行き)は中之島通沿いに設置されていて53号系統のみ停車していた。京阪中之島線建設中に四つ橋筋沿いに移設されたものの53号系統以外のバスは2008年10月19日(京阪電鉄中之島線開業日)まで渡辺橋停留所には停車していなかった。 2010年3月28日のダイヤ改正で、大阪駅前→なんば→大阪駅前の循環系統から、往路・大阪駅前→(御堂筋)→なんば、復路・なんば→(四つ橋筋)→大阪駅前の往復系統に変更される。従前通り、往路でなんばに到着後も引き続き大阪駅前行きの乗車が可能である。同時に、区間便だった103A号系統(なんば→(四つ橋筋)→大阪駅前)も103号系統の復路に統合される形になり廃止された。 2014年4月1日から系統番号を8号系統に変更。 2016年からLED幕に英語表記が入った。 ダイヤおよび停留所 8号系統は平日・土曜、休日とも、1時間あたり1-2本の運行である。前述のとおり、すべてリフト付きバスによる運行だったが、排ガス規制などの関係もあって2008年3月30日の改正で、全便中型車のノンステップバスになった。原則として全便が大阪駅前→なんば→大阪駅前の運行となるが、平日・土曜日の早朝に1便だけなんば始発便が運行されている。 この系統の運行区間(主に御堂筋)では大規模なイベントが開催される事が多く、開催のたびに一時(または終日)運休することが多いのも特徴である。
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