5代目 BNR34型とは? わかりやすく解説

5代目 BNR34型(1999年 - 2002年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:40 UTC 版)

日産・スカイラインGT-R」の記事における「5代目 BNR34型(1999年 - 2002年)」の解説

1999年平成11年1月8日販売開始第2世代最後にしてスカイラインGT-R名義として最後の型である。キャッチコピーは「人に翼を」。 先代同様、第17回東京オートサロン新車発表この際ニスモからはコンプリートカーの状態で展示が行われていただけでなく、いくつかチューニングメーカーショップにも事前に納車され若干チューニング施された車も展示された。生産2001年平成13年)まで日産自動車村山工場それ以降日産自動車栃木工場行われていた。 このBNR34型では、先代BCNR33型で不評であった車体寸法の、縮減命題としている。ホイールベース55 mm全長75 mmサイズダウンさせ、車軸位置調整前後重量配分を約55:45まで改善車体剛性算出にはMRS(マルチロードシミュレーター)と呼ぶ動剛性解析システム導入、前型比で動的ねじれ剛性56 %、動的曲げ剛性100 %向上した空力では、車体後端下面を覆う大型ディフューザー装備した量産車初のアドバンスドエアロシステムを採用スタイル全体直線基調とし、ヘッドランプ吊り目タイプに、丸形4灯テールランプそれまで均一サイズから、内側ランプ小さくし、中心に方向指示器配置制動灯は外側赤部分のみが点灯するまた、リアナンバープレートスペース左横に後退灯、右横にリアフォグランプ赤色)が装備されている。 安全面ではサイドエアバッグオプション設定し、セキュリティ対策としてイモビライザー採用された。なおBCNR33型に引き続きイギリスへ正規輸出が行われている。 なお、BNR34型では従来走行面を重視したVスペック系の他、2001年平成13年)には乗り心地上質感を重視したMスペック設定されている。しかしKPGC110型同様排出ガス規制強化により、平成12年規制への適合はなされ2002年平成14年8月生産終了生産終了直前2月26日には最終記念車「Vスペック II Nür(ニュル)」および「Mスペック Nür」が、合計1,000販売され2002年平成14年1月24日発表日即日完売となった2007年平成19年発表となった後継車日産・GT-Rが「スカイライン」の名称を引き継がなかったため、スカイラインGT-Rとしては2020年令和2年)現在、このBNR34型が最後となっている。 モータースポーツでもR33引き続いて全日本GT選手権参戦していたほか、ニュルブルクリンク24時間レーススーパー耐久に「ファルケンGT-R」が参戦していた。

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