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2024年の日本シリーズ (2024ねんのにっぽんシリーズ)は、横浜DeNAベイスターズ (以下、DeNA)と福岡ソフトバンクホークス (以下、ソフトバンク)による第75回日本選手権シリーズ (75th Nippon Series)。
2024年10月26日に開幕し、11月3日の第6戦まで行われた。
DeNAが4勝2敗でソフトバンクを破り、26年ぶり3度目の日本一に輝いた[ 1] 。
概要
本大会の表題は「SMBC日本シリーズ2024 」(エスエムビーシーにっぽんシリーズ2024)で、2014年以来11大会連続で三井住友銀行 がタイトルスポンサーとなった[ 2] 。
今シリーズは、セントラル・リーグのレギュラーシーズン3位からクライマックスシリーズ を制したDeNAと、パシフィック・リーグのレギュラーシーズン、並びにクライマックスシリーズ を制して勝ち上がったソフトバンクによる対戦となった。DeNAは7年ぶり4度目、ソフトバンクは4年ぶり21度目の出場(いずれも前身球団時代を含む)。ソフトバンクの出場回数は西武 と並び、巨人 (36度) に続く2位タイとなった。この両チームによる対戦は2017年の日本シリーズ (この年はソフトバンクの4勝2敗)以来2度目となる。また令和に入ってから日本シリーズに出場していないのは中日ドラゴンズ 、広島東洋カープ 、北海道日本ハムファイターズ 、東北楽天ゴールデンイーグルス 、千葉ロッテマリーンズ 、埼玉西武ライオンズ のみとなった。
なお、レギュラーシーズン2位以下のチームが本シリーズに出場する例は2019年のソフトバンク (レギュラーシーズン2位から1位の西武を破った例)以来5年ぶり通算7度目で、3位から2度目の日本シリーズ進出を果たしたのはDeNAが史上初。前回の出場となった2017年のソフトバンクとの対戦も、DeNAはレギュラーシーズン3位から出場している。
DeNAは年間勝率が.507で、1975年の阪急ブレーブス の.520を下回り、1シーズン通算最低勝率での日本シリーズ参戦となる[ 注 1] [ 3] 。
この年は、2004年以来20年ぶりに中止となった試合が発生した[ 注 2] 。
試合日程
SMBC日本シリーズ2024
日付
試合
ビジター球団(先攻)
スコア
ホーム球団(後攻)
開催球場
10月26日(土)
第1戦
福岡ソフトバンクホークス
5 - 3
横浜DeNAベイスターズ
横浜スタジアム
10月27日(日)
第2戦
福岡ソフトバンクホークス
6 - 3
横浜DeNAベイスターズ
10月28日(月)
移動日
10月29日(火)
第3戦
横浜DeNAベイスターズ
4 - 1
福岡ソフトバンクホークス
みずほPayPayドーム福岡
10月30日(水)
第4戦
横浜DeNAベイスターズ
5 - 0
福岡ソフトバンクホークス
10月31日(木)
第5戦
横浜DeNAベイスターズ
7 - 0
福岡ソフトバンクホークス
11月1日(金)
移動日
11月2日(土)
第6戦
雨天中止
横浜スタジアム
11月3日(日)
福岡ソフトバンクホークス
2 - 11
横浜DeNAベイスターズ
優勝:横浜DeNAベイスターズ(26年ぶり3回目)
※いずれかのチームが4勝先取した時点で、日本シリーズは終了とする。
※第5戦以前に中止試合が発生した場合、第5戦と第6戦の間の移動日は設けない。
※パ・リーグのホームゲーム(第3-5戦)では指名打者 制を採用。
※この年の予告先発 は開催要項発表の時点で実施された。
開催球場と試合開始時刻
クライマックスシリーズからの勝ち上がり表
CSファースト
CSファイナル
日本シリーズ
(6戦4勝制<含・アドバンテージ1> )
巨人(セ優勝)
☆●●●○○●
(3戦2勝制)
DeNA
★○○○●●○
阪神(セ2位)
●●
(7戦4勝制)
DeNA(セ3位)
○○
DeNA(セCS優勝)
●●○○○○
ソフトバンク(パCS優勝)
○○●●●●
(6戦4勝制<含・アドバンテージ1> )
ソフトバンク(パ優勝)
☆○○○
(3戦2勝制)
日本ハム
★●●●
日本ハム(パ2位)
●○○
ロッテ(パ3位)
○●●
☆・★=クライマックスシリーズ・ファイナルのアドバンテージ1勝・1敗分
DeNAはレギュラーシーズンで43試合に登板したローワン・ウィック が肉離れで、クライマックスシリーズでベンチ入りしていた東妻純平 が名簿から外れた。
ソフトバンクはレギュラーシーズンで40試合に登板した藤井皓哉 が腰痛、50試合に登板した松本裕樹 が右肩痛、交流戦対DeNA戦第3戦で先発した和田毅 が左脚痛のため、いずれも名簿から外れた。また、8月27日の試合からベンチを外れていた井出竜也 外野守備走塁兼作戦コーチも名簿から外れた。
国歌・始球式
第7戦が開催された場合、始球式としてアレックス・ラミレス (前DeNA監督、前回の日本シリーズ出場時に指揮)が投球予定だった。
試合結果
第1戦
ソフトバンク
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[右]
柳田悠岐
4
1
0
0
0
2
1
0
0
投
オスナ
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
[中]
周東佑京
5
2
0
0
1
2
0
0
0
3
[遊]
今宮健太
4
1
0
2
1
2
1
0
0
4
[一]
山川穂高
3
0
0
0
0
2
1
0
0
走一
川瀬晃
1
0
0
0
0
0
0
0
0
5
[三]
栗原陵矢
3
2
0
1
1
1
1
1
0
6
[左]
正木智也
3
0
0
0
0
0
0
0
0
打
近藤健介
0
0
0
0
0
0
1
0
0
走左
緒方理貢
1
0
0
0
0
0
0
0
0
7
[二]
牧原大成
2
1
0
0
1
0
1
1
0
8
[捕]
甲斐拓也
2
0
0
0
0
2
2
0
0
9
[投]
有原航平
3
1
0
2
0
1
0
0
0
投
ヘルナンデス
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
嶺井博希
1
1
0
0
0
0
1
0
0
走右
川村友斗
0
0
0
0
1
0
0
0
0
DeNA
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[中]
桑原将志
5
1
0
0
0
0
0
0
0
2
[二]
牧秀悟
5
0
0
0
0
2
0
0
0
3
[左]
佐野恵太
4
1
0
0
0
1
0
0
0
4
[一]
オースティン
2
1
0
0
0
0
2
0
0
走
京田陽太
0
0
0
0
1
0
0
0
0
5
[三]
宮﨑敏郎
4
0
0
0
0
0
0
0
0
6
[捕]
戸柱恭孝
4
1
0
0
0
1
0
0
0
7
[右]
梶原昂希
4
2
0
1
1
0
0
0
0
8
[遊]
森敬斗
4
2
0
1
1
1
0
0
0
9
投
ジャクソン
1
0
0
0
0
1
0
0
0
投
中川颯
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
フォード
1
0
0
0
0
0
0
0
0
投
坂本裕哉
0
0
0
0
0
0
0
0
0
投
佐々木千隼
0
0
0
0
0
0
0
0
0
投
山﨑康晃
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
蝦名達夫
1
0
0
0
0
1
0
0
0
投
堀岡隼人
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
筒香嘉智
1
1
0
0
0
0
0
0
0
走
林琢真
0
0
0
0
0
0
0
0
0
ソフトバンク
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
勝
有原航平
7
104
26
4
0
4
2
0
0
H
ヘルナンデス
1
15
4
1
0
3
0
0
0
オスナ
1
33
8
4
0
0
0
3
2
DeNA
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
ジャクソン
4.2
97
21
3
0
9
5
2
2
中川颯
0.1
4
1
0
0
1
0
0
0
坂本裕哉
1
10
5
1
0
0
1
0
0
佐々木千隼
1
8
3
1
0
0
0
0
0
山﨑康晃
1
22
5
0
0
1
2
0
0
堀岡隼人
1
19
7
4
0
1
0
3
2
先発投手はDeNAがクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦で先発し中6日のジャクソン、ソフトバンクはクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦で先発し中9日の有原航平。ジャクソンはソフトバンク戦初登板、有原はソフトバンク移籍後1軍戦初登板となった2023年6月6日の交流戦以来、日本ハム時代を含め3度目のDeNA戦登板となった。
1回は両投手とも走者を出したものの無失点に抑えたが、ソフトバンクは2回表、2死1塁から7番牧原大成の三塁線二塁打で2、3塁とすると、DeNAは8番甲斐を申告敬遠し9番ピッチャー有原と勝負、しかし有原が右前2点適時打を放ちソフトバンクが先制する[ 8] 。ソフトバンク投手の日本シリーズにおける打点は、1966年の日本シリーズ 第3戦における前身の南海・渡辺泰輔 以来58年ぶりとなった[ 9] 。ソフトバンクは5回表、2死1、2塁とし4番山川穂高を迎えたところで、DeNAは2番手中川颯に交代、中川は山川を三振に取りピンチを切り抜ける[ 10] 。その後ソフトバンクは有原が7回無失点の後8回はヘルナンデスが無失点、DeNAは6、7、8回と走者は出したものの無失点に抑え膠着状態が続いたが、9回表ソフトバンクはDeNA6番手堀岡隼人から代打嶺井博希と周東佑京の中前打で1死1、2塁とした後、今宮健太の右翼線二塁打(牧秀悟の送球ミスの間に3塁進塁)で4-0とし、更に2死から栗原陵矢の左前打で5-0とする[ 11] 。しかし9回裏DeNAはソフトバンク抑えオスナから先頭のオースティンが左翼フェンス直撃の二塁打で出塁、その後2死2塁となったものの梶原昂希、森敬斗の連続適時打で2点を返し、筒香嘉智の右安打で1、3塁から桑原将志の投ゴロをオスナが1塁悪送球し5-3、なおも2死1、3塁で一発出れば逆転サヨナラの場面を作るが、牧秀悟が中飛で試合終了[ 12] 。ソフトバンクは2018年の日本シリーズ 第3戦から続く日本シリーズの最長連勝記録を13に伸ばした。また勝利投手の有原はレギュラーシーズン含めプロ初の打点を記録したがこれが勝利打点。日本シリーズで投手が勝利と勝利打点を同時に記録したのは、1986年 第5戦で延長サヨナラ安打を放った工藤公康 (西武ライオンズ )以来日本シリーズ38年ぶりとなった[ 13] 。
第2戦
10月27日 横浜 32,953人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
ソフトバンク
2
0
3
1
0
0
0
0
0
6
9
0
DeNA
0
0
0
0
2
0
1
0
0
3
9
1
[ソ]:○モイネロ (6回2/3)、H尾形 (0回1/3)、Hヘルナンデス(1回)、Sオスナ(1回) - 甲斐
[De]:●大貫 (2回1/3)、佐々木(0回2/3)、濵口 (2回)、中川颯(1回2/3)、坂本(1回1/3)、伊勢 (1回) - 戸柱、松尾
勝利 :モイネロ(1勝)
セーブ :オスナ(1S)
敗戦 :大貫(1敗)
本塁打 [ソ]:山川 1号(1回2ラン・大貫)
審判 [球審]福家 [塁審]山路(1B)、名幸(2B)、原(3B) [外審]笠原 (LL)、敷田(RL)
開始:18時03分 試合時間:3時間20分[ 14]
ソフトバンク
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[右]
柳田悠岐
4
0
0
0
0
1
1
0
0
投
オスナ
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
[中]
周東佑京
5
2
0
0
2
1
0
0
0
3
[遊]
今宮健太
4
1
0
0
0
1
0
0
0
4
[一]
山川穂高
4
3
1
3
2
1
0
0
0
5
[三]
栗原陵矢
3
1
0
0
1
1
1
0
0
6
[左]
柳町達
3
0
0
0
1
1
0
0
0
打
ダウンズ
1
0
0
0
0
0
0
0
0
左
緒方理貢
0
0
0
0
0
0
0
0
0
7
[二]
牧原大成
4
2
0
2
0
0
0
0
0
8
[捕]
甲斐拓也
3
0
0
1
0
2
0
0
0
9
[投]
モイネロ
2
0
0
0
0
1
0
1
0
投
ヘルナンデス
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
中村晃
1
0
0
0
0
0
0
0
0
走右
川村友斗
0
0
0
0
0
0
0
0
0
DeNA
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[中]
桑原将志
5
2
0
2
1
0
0
0
0
2
[右]
梶原昂希
4
2
0
0
0
0
0
0
0
3
[二]
牧秀悟
4
2
0
1
0
1
0
0
0
4
[左]
筒香嘉智
4
0
0
0
0
2
0
0
0
5
[一]
佐野恵太
3
0
0
0
0
0
1
0
0
6
[三]
宮﨑敏郎
4
1
0
0
0
1
0
0
0
7
[捕]
戸柱恭孝
2
0
0
0
0
0
0
0
0
投
中川颯
1
0
0
0
0
0
0
0
0
投
坂本裕哉
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
蝦名達夫
1
0
0
0
0
1
0
0
0
投
伊勢大夢
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[遊]
森敬斗
3
1
0
0
1
0
1
0
0
9
投
大貫晋一
0
0
0
0
0
0
0
0
0
投
佐々木千隼
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
知野直人
1
0
0
0
0
1
0
0
0
投
濵口遥大
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打捕
松尾汐恩
3
1
0
0
1
1
0
0
0
ソフトバンク
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
勝
モイネロ
6.2
106
29
8
0
6
2
3
3
H
尾形崇斗
0.1
11
2
1
0
0
0
0
0
H
ヘルナンデス
1
8
3
0
0
1
0
0
0
S
オスナ
1
10
3
0
0
0
0
0
0
DeNA
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
大貫晋一
2.1
62
16
7
1
4
2
5
4
佐々木千隼
0.2
7
2
0
0
0
0
0
0
濵口遥大
2
37
8
2
0
1
0
1
1
中川颯
1.2
20
5
0
0
3
0
0
0
坂本裕哉
1.1
19
4
0
0
1
0
0
0
伊勢大夢
1
9
3
0
0
0
0
0
0
先発投手は、ともにクライマックスシリーズ第2戦先発から中9日となるDeNA・大貫晋一とソフトバンク・モイネロ。大貫はソフトバンク戦初登板、モイネロは今年6月7日の交流戦第1戦で先発し8回をオースティンのソロ本塁打による1失点のみで勝利して以来のDeNA戦で、過去2勝3ホールド1セーブを記録。DeNAは前日4番一塁で先発出場していたが自打球を当てていたそのオースティンが欠場し、ベンチ入りメンバーからも外れた。
ソフトバンクは初回2死1塁から山川穂高がレフトスタンドへ2点本塁打を放ち先制[ 15] 。ソフトバンクは3回にも連打と四球で無死満塁とし、1死後牧原大成の右前打で2点を追加、更に右翼手梶原昂希が打球処理をもたつく間に2、3塁とすると大貫は降板し、交代したDeNA2番手佐々木千隼から続く甲斐拓也が右犠飛で1点を追加し5-0[ 16] 。ソフトバンクは4回にもDeNA3番手濵口遥大から周東佑京の二塁打と山川の左前適時打で6-0と差を広げる[ 17] 。しかし5回裏、DeNAは1死から森敬斗の打球がモイネロの左腰を直撃する内野安打で出塁すると、続投したモイネロから4連打で2点を返す[ 18] 。DeNAは7回にも2死から連打で1、2塁としモイネロはここで降板、ソフトバンク2番手尾形崇斗から牧秀悟が適時二塁打を放って6-3とする[ 19] 。DeNA投手陣は5回以降1人の走者も出さなかったが、ソフトバンクも3番手ヘルナンデスが8回、4番手オスナが9回を完璧に抑え6-3で試合終了、ソフトバンクは日本シリーズ連勝記録を14に伸ばした[ 20] 。
第3戦
10月29日 みずほPayPayドーム福岡 36,736人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
DeNA
1
0
0
0
2
0
0
1
0
4
6
0
ソフトバンク
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
10
0
[De]:○東 (7回)、H伊勢(1回)、S森原 (1回) - 戸柱
[ソ]:スチュワート・ジュニア (4回)、●大津 (0回1/3)、岩井 (0回2/3)、前田純 (2回)、杉山 (1回)、長谷川 (1回) - 甲斐
勝利 :東(1勝)
セーブ :森原(1S)
敗戦 :大津(1敗)
本塁打 [De]:桑原 1号(5回ソロ・大津)
審判 [球審]原 [塁審]名幸(1B)、笠原(2B)、敷田(3B) [外審]眞鍋(LL)、山路(RL)
開始:18時34分 試合時間:3時間37分[ 21]
DeNA
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[中]左
桑原将志
4
2
1
1
2
0
1
0
0
2
[右]
梶原昂希
4
1
0
0
1
1
0
1
0
3
[二]一
牧秀悟
4
0
0
1
0
1
1
0
0
4
[指]
オースティン
3
1
0
0
0
2
2
0
0
走指
蝦名達夫
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
[左]
筒香嘉智
4
1
0
1
0
0
0
0
0
中
神里和毅
0
0
0
0
0
0
0
0
0
6
[三]
宮﨑敏郎
2
0
0
0
0
0
2
0
0
走二
林琢真
0
0
0
0
0
0
0
0
0
7
[一]
佐野恵太
3
0
0
0
0
0
1
0
0
三
柴田竜拓
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[捕]
戸柱恭孝
4
1
0
1
0
0
0
0
0
9
[遊]
森敬斗
3
0
0
0
0
2
1
0
0
ソフトバンク
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[二]
ダウンズ
4
0
0
0
0
1
0
0
0
打
中村晃
1
0
0
0
0
0
0
0
0
2
[右]
柳田悠岐
5
3
0
0
1
0
0
0
0
3
[三]
栗原陵矢
4
2
0
0
0
1
0
0
0
4
[一]
山川穂高
4
0
0
0
0
0
0
0
0
5
[指]
近藤健介
3
2
0
1
0
0
1
0
0
6
[遊]
今宮健太
4
2
0
0
0
1
0
0
0
7
[左]
正木智也
3
0
0
0
0
0
0
0
0
打左
柳町達
1
0
0
0
0
1
0
0
0
8
[捕]
甲斐拓也
3
0
0
0
0
1
0
0
0
打
川瀬晃
1
0
0
0
0
0
0
0
0
9
[中]
周東佑京
3
1
0
0
0
0
1
0
0
DeNA
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
勝
東克樹
7
105
30
10
0
4
0
1
1
H
伊勢大夢
1
25
4
0
0
0
1
0
0
S
森原康平
1
17
4
0
0
0
1
0
0
ソフトバンク
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
スチュワート・ジュニア
4
69
18
3
0
4
3
1
1
敗
大津亮介
0.1
21
5
2
1
0
2
2
2
岩井俊介
0.2
10
3
0
0
0
1
0
0
前田純
2
27
6
0
0
2
0
0
0
杉山一樹
1
19
5
1
0
0
1
1
1
長谷川威展
1
16
4
0
0
0
1
0
0
先発投手は、クライマックスシリーズファイナルステージ第3戦先発から中10日となるソフトバンク・スチュワート・ジュニアと、クライマックスシリーズファーストステージ第1戦で先発したものの、左脚肉離れにより4回で降板していたDeNA・東克樹。両投手は今年の交流戦第2戦でともに先発していた。
DeNAは1回先頭の桑原将志が2球目を右翼へ二塁打、続く梶原昂希の犠打で1死3塁とし、牧秀悟の遊ゴロの間に三走・桑原が生還し、今シリーズで初めて先制する[ 22] 。その裏ソフトバンクは2死1、3塁から、今シリーズ初先発の近藤健介が左前適時打で同点に追いつく[ 23] 。DeNAは3回、4回と立て続けに無死1、2塁のチャンスを迎えたものの、スチュワート・ジュニアが無失点に抑え得点ならず[ 24] 。しかしDeNAは5回から登板したソフトバンク2番手大津亮介から、先頭の桑原が左中間へソロ本塁打で2-1とリード、更に内野安打と2四球で無死満塁から筒香嘉智の右中間への犠飛で3-1とする[ 25] 。DeNA先発東は7回被安打10も無四球1失点に抑え降板。DeNAは8回表、1死1塁から戸柱恭孝がソフトバンク5番手杉山一樹から適時二塁打を放ち4-1とリードを広げ、8回を伊勢大夢、9回をシリーズ初登板となる抑えの森原康平が無失点に抑え、4-1でDeNAが今シリーズ、ならびに2017年の日本シリーズでは3戦3敗だった福岡で日本シリーズ初勝利[ 25] 。一方ソフトバンクは、DeNAを上回る10安打を放ちながら初回の1得点のみにとどまり、早目の継投も裏目に出て敗戦、2018年の日本シリーズ第3戦から続いていた日本シリーズにおける連勝が14で、2011年の日本シリーズ 第7戦から続いていた日本シリーズにおける本拠地での連勝が16でいずれも止まった[ 注 4] [ 26] 。
なお、試合前に村上隆行 福岡ソフトバンク打撃コーチが「パ・リーグにもそんなにいないかもしれないけど、宮城(大弥) のほうが断然いい」[ 27] と発言した後にソフトバンクは4連敗を喫して日本一を逃したことから、1989年 に近鉄 が3連勝した後に加藤哲郎 が「巨人 はロッテ より弱い」と発言して巨人に4連敗を喫した状況に似ている。また、小久保裕紀監督が試合後の一問一答に応じた際にホークスのファンが指笛で東克樹の投球を妨害し審判から警告された件について問われると「よく分かんないですね。口笛って笑ってしまいましたね。みんなで大爆笑していました」と発言し批判され[ 28] 、更に「あと3つ負けられますね」と問われると「そうそうそう」と答えたため緊張感がないとしてこちらも批判を受けた[ 29] 。後日、藤川球児 と野口寿浩 らが東の抗議について球種がわかったりする疑いが出てくるとして理解を示した[ 30] [ 31] 。
第4戦
10月30日 みずほPayPayドーム福岡 36,623人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
DeNA
0
0
0
1
0
0
4
0
0
5
11
0
ソフトバンク
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
0
[De]:○ケイ (7回)、坂本(1回)、ウェンデルケン (1回) - 戸柱
[ソ]:●石川 (5回2/3)、尾形(0回2/3)、岩井(0回2/3)、松本晴 (1回)、木村光 (1回) - 甲斐、海野
勝利 :ケイ(1勝)
敗戦 :石川(1敗)
本塁打 [De]:オースティン 1号(4回ソロ・石川)、宮﨑 1号(7回ソロ・尾形)
審判 [球審]敷田 [塁審]笠原(1B)、眞鍋(2B)、山路(3B) [外審]福家(LL)、名幸(RL)
開始:18時33分 試合時間:3時間19分[ 32]
DeNA
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[中]左
桑原将志
5
3
0
2
0
0
0
0
0
2
[二]一
牧秀悟
4
0
0
0
0
2
1
0
0
3
[左]
筒香嘉智
4
0
0
0
0
3
0
0
0
中
神里和毅
1
0
0
0
0
0
0
0
0
4
[指]
オースティン
4
3
1
2
1
1
0
0
0
5
[三]
宮﨑敏郎
4
1
1
1
1
1
0
0
0
三
柴田竜拓
0
0
0
0
0
0
0
0
0
6
[右]
梶原昂希
4
1
0
0
1
1
0
0
1
7
[一]
佐野恵太
3
1
0
0
0
1
0
0
0
打
フォード
1
1
0
0
0
0
0
0
0
走二
林琢真
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[捕]
戸柱恭孝
3
0
0
0
1
0
1
0
0
9
[遊]
森敬斗
4
1
0
0
1
0
0
0
0
ソフトバンク
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[右]
柳田悠岐
4
2
0
0
0
1
0
0
0
2
[中]
周東佑京
3
0
0
0
0
2
1
0
0
3
[三]
栗原陵矢
4
0
0
0
0
1
0
0
0
4
[一]
山川穂高
4
0
0
0
0
2
0
0
0
5
[指]
近藤健介
4
1
0
0
0
2
0
0
0
6
[遊]
今宮健太
4
1
0
0
0
1
0
0
0
7
[二]
牧原大成
3
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[捕]
甲斐拓也
2
0
0
0
0
1
0
0
0
打
ダウンズ
1
0
0
0
0
0
0
0
0
捕
海野隆司
0
0
0
0
0
0
0
0
0
9
[左]
笹川吉康
3
1
0
0
0
0
0
0
1
DeNA
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
勝
ケイ
7
102
26
4
0
7
1
0
0
坂本裕哉
1
25
4
0
0
0
1
0
0
ウェンデルケン
1
11
3
0
0
0
2
0
0
ソフトバンク
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
石川柊太
5.2
90
21
4
1
4
0
1
1
尾形崇斗
0.2
22
6
3
1
2
1
4
4
岩井俊介
0.2
21
4
2
0
1
1
0
0
松本晴
1
19
4
1
0
1
0
0
0
木村光
1
14
4
1
0
1
0
0
0
先発投手は、シーズン終盤9月23日以来の登板となるソフトバンク・石川柊太と、クライマックスシリーズファイナルステージ第6戦先発から中8日となるDeNA・ケイ。
DeNAは4回1死からオースティンが右中間ホームランテラスへのソロ本塁打で先制する[ 33] 。ソフトバンクは3回まで無安打の後、4回先頭の柳田悠岐が初安打で出塁、5回には1死2塁、6回には2死2、3塁と得点圏に走者を進めたがいずれも凡退[ 34] 。 DeNAは7回表先頭の宮﨑敏郎がソロ本塁打で追加点[ 35] 。更にソフトバンク2番手尾形崇斗を攻め1死満塁とすると、ソフトバンクは3番手岩井俊介に交代、岩井から桑原将志が左越二塁打で2点を追加、更に2死満塁からオースティンが左前適時打で1点を追加し5-0とする[ 34] 。ソフトバンクはDeNA先発ケイに7回4安打無得点、その後もDeNA投手陣に抑えられ、DeNAが5-0で勝利、シリーズは2勝2敗の五分となった[ 34] 。ソフトバンクは17イニング連続無得点で2017年の日本シリーズ第4戦以来日本シリーズ20試合ぶり、球団史上10度目となる完封負け、また同第4・5戦以来日本シリーズ19試合ぶりとなる連敗を喫した[ 36] 。本拠地開催における完封負けに限ると、2000年の日本シリーズ 第5戦(対読売ジャイアンツ)以来24年ぶり24試合ぶり6度目となった。一方DeNAは上述の2017年第4戦以来となる球団史上日本シリーズ5度目の完封勝利で、敵地での完封勝利となると1960年の日本シリーズ 第4戦(1-0 対大毎オリオンズ ・後楽園球場 )以来64年ぶり2度目となった。なお、第4戦までビジターチームが全て勝利するのは2011年の日本シリーズ 以来史上6度目、ビジターチームが4試合全て先制し4連勝したのは史上初となった[ 37] 。
第5戦
10月31日 みずほPayPayドーム福岡 36,636人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
DeNA
0
0
1
3
0
0
0
0
3
7
13
0
ソフトバンク
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
4
0
[De]:○ジャクソン(7回)、伊勢(1回)、中川颯(1回) - 戸柱
[ソ]:●大関 (2回2/3)、松本晴(0回1/3)、前田純(1回)、杉山(2回)、尾形(1回)、津森 (1回2/3)、木村光(0回1/3) - 海野、嶺井
勝利 :ジャクソン(1勝1敗)
敗戦 :大関(1敗)
本塁打 [De]:牧 1号(4回3ラン・前田純)
審判 [球審]山路 [塁審]眞鍋(1B)、福家(2B)、名幸(3B) [外審]原(LL)、笠原(RL)
開始:18時01分 試合時間:3時間38分[ 38]
DeNA
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[中]左
桑原将志
4
1
0
1
1
0
2
0
0
2
[右]
梶原昂希
6
2
0
2
1
3
0
0
0
3
[二]一
牧秀悟
5
2
1
3
2
0
1
0
0
4
[指]
オースティン
4
1
0
0
0
1
1
0
0
5
[一]
フォード
3
1
0
0
0
0
2
0
0
走二
林琢真
0
0
0
0
0
0
0
0
0
6
[三]
宮﨑敏郎
5
1
0
0
0
2
0
0
0
三
柴田竜拓
0
0
0
0
0
0
0
0
0
7
[左]
筒香嘉智
4
2
0
1
0
1
1
0
0
走中
神里和毅
0
0
0
0
1
0
0
0
0
8
[捕]
戸柱恭孝
5
2
0
0
1
1
0
0
0
9
[遊]
森敬斗
4
1
0
0
1
0
1
0
0
ソフトバンク
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[左]
笹川吉康
4
0
0
0
0
2
0
0
0
2
[右]
柳田悠岐
4
1
0
0
0
1
0
0
0
3
[三]
栗原陵矢
3
0
0
0
0
2
0
0
0
4
[一]
山川穂高
4
0
0
0
0
2
0
0
0
5
[指]
近藤健介
3
0
0
0
0
1
1
0
0
6
[遊]
今宮健太
4
1
0
0
0
0
0
0
0
7
[二]
牧原大成
3
1
0
0
0
0
1
0
0
8
[捕]
海野隆司
1
0
0
0
0
1
0
0
0
打捕
嶺井博希
2
0
0
0
0
1
0
0
0
9
[中]
周東佑京
3
1
0
0
0
0
0
0
1
DeNA
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
勝
ジャクソン
7
108
27
3
0
8
3
0
0
伊勢大夢
1
13
4
1
0
2
0
0
0
中川颯
1
13
3
0
0
0
0
0
0
ソフトバンク
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
大関友久
2.2
79
16
4
0
2
4
1
1
松本晴
0.1
5
2
1
0
0
0
0
0
前田純
1
36
7
3
1
2
1
3
3
杉山一樹
2
26
8
2
0
1
0
0
0
尾形崇斗
1
13
4
1
0
0
0
0
0
津森宥紀
1.2
33
9
1
0
3
3
3
3
木村光
0.1
5
2
1
0
0
0
0
0
先発投手は、シーズン終盤9月18日に怪我で途中降板して以来の公式戦登板となるソフトバンク・大関友久と、第1戦先発から中4日となるDeNA・ジャクソン。
DeNAは1回表から四死球で二死一、二塁のチャンスを作るもフォードが一ゴロに倒れ、2回表も満塁のチャンスを作るも梶原が遊ゴロに倒れる。一方のソフトバンクはジャクソン相手に1回裏は3者連続三振と完璧に抑えられ、2回裏に二死から連打で一、二塁のチャンスを作ったが、海野が見逃し三振に打ち取られる。 DeNAは3回表、2死1、2塁から筒香嘉智の適時打で先制。続く4回表はソフトバンク3番手前田純から無死1、2塁とし牧秀悟がレフトスタンドへ3点本塁打を放ち、DeNAがリードを4点に広げる[ 39] 。DeNA先発ジャクソンは4回以降ソフトバンク打線を無安打に抑え、7回に四死球と暴投で1死2、3塁のピンチを招いたものの、嶺井博希と周東佑京を抑え7回無失点[ 39] 。DeNAは9回にもソフトバンク6番手津森宥紀から桑原将志が押し出し死球、その後代わった7番手木村光から梶原昂希の2点適時打で3点を追加し7-0とし、その裏を3番手中川颯が抑え、日本シリーズ史上1999年の日本シリーズ 第3、4戦の福岡ダイエーホークス(対中日ドラゴンズ)以来25年ぶり7度目、球団としては初となる2試合連続完封勝利[ 注 5] [ 39] 。一方敗れたソフトバンクは僅か4安打で第3戦2回から26イニング連続無得点となり、1958年の日本シリーズ 第5戦から第7戦にかけ読売ジャイアンツが記録した日本シリーズワースト記録に並び、本拠地のみにおける連続イニング無得点記録としてはワースト記録を更新した。球団史上、日本シリーズで3連敗したのは2003年の日本シリーズ 第3戦から第5戦(全て阪神甲子園球場 )以来22年ぶり、本拠地で3連敗したのは2011年の日本シリーズ 第1、2、6戦以来13年ぶり、本拠地3連戦3連敗は2000年の日本シリーズ 第3戦から第5戦以来24年ぶり、2試合連続完封負けは、1953年の日本シリーズ 第4戦(後楽園球場 )第5戦(大阪球場 )以来71年ぶり、本拠地での2試合連続完封負けとなると、南海ホークスが日本シリーズ初参戦した1951年の日本シリーズ 第1、2戦(ともに大阪球場)以来73年ぶりの屈辱となった[ 40] 。
第6戦
11月3日 横浜 33,136人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
ソフトバンク
0
0
0
2
0
0
0
0
0
2
6
1
DeNA
0
3
1
0
7
0
0
0
X
11
13
0
[ソ]:●有原(3回)、尾形(1回)、スチュワート・ジュニア(0回1/3)、岩井(0回2/3)、杉山(1回)、ヘルナンデス(1回)、津森(1回) - 甲斐
[De]:大貫(4回)、H濵口(1回)、○坂本(2回)、伊勢(1回)、森原(1回) - 戸柱
勝利 :坂本(1勝)
敗戦 :有原(1勝1敗)
本塁打 [ソ]:柳田 1号(4回2ラン・大貫) [De]:筒香 1号(2回ソロ・有原)
審判 [球審]名幸 [塁審]福家(1B)、原(2B)、笠原(3B) [外審]敷田(LL)、眞鍋(RL)
開始:18時03分 試合時間:3時間11分[ 41]
ソフトバンク
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[中]
周東佑京
4
0
0
0
0
1
0
0
0
2
[遊]
今宮健太
4
3
0
0
1
0
0
0
0
3
[右]
柳田悠岐
4
1
1
2
1
1
0
0
0
4
[一]
山川穂高
3
0
0
0
0
2
0
0
0
5
[左]
近藤健介
3
2
0
0
0
0
0
0
0
6
[三]
栗原陵矢
3
0
0
0
0
1
0
0
0
7
[二]
牧原大成
3
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[捕]
甲斐拓也
3
0
0
0
0
1
0
0
0
9
[投]
有原航平
1
0
0
0
0
0
0
0
0
投
尾形崇斗
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
ダウンズ
1
0
0
0
0
0
0
0
0
投
スチュワート・ジュニア
0
0
0
0
0
0
0
0
0
投
岩井俊介
0
0
0
0
0
0
0
0
0
投
杉山一樹
0
0
0
0
0
0
0
0
0
投
ヘルナンデス
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
中村晃
1
0
0
0
0
0
0
0
0
投
津森宥紀
0
0
0
0
0
0
0
0
0
DeNA
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[中]
桑原将志
4
3
0
3
1
0
1
0
0
2
[右]
梶原昂希
5
1
0
1
1
2
0
0
0
3
[二]
牧秀悟
5
2
0
0
1
1
0
0
0
4
[一]
オースティン
3
0
0
1
1
2
1
0
0
投
坂本裕哉
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打
フォード
1
0
0
0
0
0
0
0
0
投
伊勢大夢
0
0
0
0
0
0
0
0
0
投
森原康平
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
[左]
筒香嘉智
5
2
1
4
2
1
0
0
0
6
[三]
宮﨑敏郎
4
1
0
1
0
0
1
0
0
7
[捕]
戸柱恭孝
4
2
0
0
2
0
1
0
0
8
[遊]
森敬斗
2
1
0
1
2
0
2
0
0
9
[投]
大貫晋一
2
0
0
0
0
2
0
0
0
投
濵口遥大
0
0
0
0
0
0
0
0
0
打一
佐野恵太
2
1
0
0
1
0
0
0
0
ソフトバンク
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
有原航平
3
61
18
6
1
4
3
4
4
尾形崇斗
1
17
5
2
0
3
0
0
0
スチュワート・ジュニア
0.1
30
6
3
0
0
2
5
5
岩井俊介
0.2
14
5
2
0
0
1
2
2
杉山一樹
1
14
3
0
0
0
0
0
0
ヘルナンデス
1
16
3
0
0
1
0
0
0
津森宥紀
1
13
3
0
0
0
0
0
0
DeNA
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
大貫晋一
4
56
15
5
1
3
0
2
2
H
濵口遥大
1
10
3
0
0
1
0
0
0
勝
坂本裕哉
2
28
6
1
0
2
0
0
0
伊勢大夢
1
13
3
0
0
0
0
0
0
森原康平
1
10
3
0
0
1
0
0
0
第6戦は日本シリーズとしては台風 接近により中止となった2004年 第4戦以来となる順延となった。
先発はいずれも中止となった前日の予告先発からのスライドで、DeNAが第2戦から中6日の大貫、ソフトバンクが第1戦から中7日の有原。DeNAは2回に筒香がバックスクリーン右へのソロ本塁打を放ち先制、更に桑原も2点適時打を放ってリードを3点とする。桑原はこれがシリーズ新記録となる5試合連続打点となった。DeNAは3回にも森敬斗の押し出し四球で1点を追加。ソフトバンクは4回表柳田がバックスクリーンへ2点本塁打を放ち4-2と詰め寄ると同時に、第3戦2回から続いていた日本シリーズワースト記録の連続イニング無得点記録を29で止めたが、5回裏にDeNAはソフトバンク3番手スチュワート・ジュニアと4番手岩井から打者11人で5本の長短打に押し出しの2四死球で7得点のビッグイニングを作り11-2とし、最後は守護神の森原が柳田を空振り三振に仕留め、そのままDeNAが4勝2敗で1998年以来26年ぶりの日本一を達成した。
リーグ2位以下のチームの日本一は、2019年のソフトバンク以来5年ぶり5度目で、セ・リーグのチームでは2007年の中日以来17年ぶり2度目。リーグ3位からの日本一は、2010年のロッテ以来、14年ぶり史上2チーム目、セ・リーグ史上初[ 42] 。また、DeNAは12球団で唯一、リーグ優勝回数(2回)より日本シリーズ優勝回数(3回)の方が多い球団となった[ 43] 。ソフトバンクは日本シリーズ8連覇中だったが、ON監督対決となった2000年の日本シリーズ で巨人に4勝2敗で敗れて以来、24年ぶり(9シリーズぶり)のシリーズ敗退となった。また、21世紀以降初、2005年のソフトバンク改称後初の敗退、かつ前身の南海、ダイエー時代を通じ、巨人以外のセ・リーグ球団に対しても史上初の敗退となった[ 44] 。ソフトバンクが日本シリーズで4連敗を喫したのは、南海時代の1973年 、ダイエー時代の2000年に続き球団史上3度目。なお、日本シリーズにおける2桁得点は、2020年第2戦のソフトバンク(13-2、対巨人)以来で、DeNAとしては1998年の第5戦(17-5、対西武)以来球団史上2度目。一方で、ソフトバンクの日本シリーズ2桁失点は、南海時代の1952年 第2戦(0-11、対巨人)、1966年 第1戦(5-12、対巨人)に続く58年ぶり球団史上3度目の屈辱となった[ 45] 。
DeNAの日本一により記録された事項
表彰選手
最高殊勲選手賞(MVP):桑原将志 (DeNA)
打率.444(27打数12安打)、1本塁打、9打点。第2戦から5試合連続打点(シリーズ新記録)。第3戦でシリーズ初本塁打、全試合で安打を放つ活躍で日本一に貢献した。DeNAのMVP受賞は前身の大洋、横浜時代を含めて1998年 の鈴木尚典 以来3人目。
優秀選手賞:筒香嘉智 (DeNA)
打率.286(22打数6安打)、1本塁打、6打点。第3戦で追加点となる犠飛、日本一を決めた第6戦でシリーズでは自身7年ぶりの本塁打となる先制ソロと、5回には満塁のチャンスで走者一掃の適時二塁打を放つなど4打点の活躍を見せ、自身初の日本一に花を添えた。
優秀選手賞:アンソニー・ケイ (DeNA)
第4戦に先発し、7回被安打4、7奪三振、無失点の好投で勝利投手。
優秀選手賞:アンドレ・ジャクソン (DeNA)
第1戦と第5戦に先発し、1勝1敗、防御率1.54(投球回数11回2/3、自責点2)。第5戦では7回被安打3、8奪三振、無失点の好投でシリーズ初勝利を挙げる。
敢闘選手賞:今宮健太 (ソフトバンク)
打率.375(24打数9安打)、2打点。第1戦でダメ押しの適時二塁打を放つ。
SMBCみんなの声援賞:牧秀悟 (DeNA)
打率.222(27打数6安打)、1本塁打、5打点。低打率ながらも第5戦で中押しの本塁打を放つ。
記録
(当該記事参照)
新記録
最多連続勝利 14:福岡ソフトバンクホークス(2018第3~6戦、2019第1~4戦、2020第1~4戦、2024第1、2戦)
連続試合打点 5試合:桑原将志(横浜DeNA、第2~6戦)
最多連続イニング無得点 29イニング:福岡ソフトバンクホークス(第3戦2回~第6戦3回)
タイ記録
最多連続打者奪三振 5:A. ジャクソン(横浜DeNAベイスターズ、第1戦2〜4回)※史上3人目、3度目。
イニング最多奪三振 3:※過去多数
A. ジャクソン(横浜DeNAベイスターズ、第1戦3回、第5戦1回)
D. ヘルナンデス(福岡ソフトバンクホークス、第1戦8回)
大貫晋一(横浜DeNAベイスターズ、第2戦1回)
C. スチュワート・ジュニア(福岡ソフトバンクホークス、第3戦3回)
A. ケイ(横浜DeNAベイスターズ、第4戦1回)
尾形崇斗(福岡ソフトバンクホークス、第6戦4回)
最多連続試合二桁安打 3試合:横浜DeNAベイスターズ
(第4~6戦)※2022年東京ヤクルトスワローズ(第1~3戦)以来16度目。
連続3試合計最少得点 1:福岡ソフトバンクホークス
(第3戦 1、第4戦 0、第5戦 0)※1992年ヤクルトスワローズ以来3度目。
連続2試合計最少得点 0:福岡ソフトバンクホークス(第4、5戦) ※1999年中日ドラゴンズ以来7度目。
ゲーム最多死球合計(両チーム) 4(福岡ソフトバンクホークス1、横浜DeNAベイスターズ 3)※2008年第2戦以来3度目。
初登板、第一打者に被本塁打:大津亮介(福岡ソフトバンクホークス、第3戦5回 打者桑原将志) ※2015年第3戦千賀滉大 (福岡ソフトバンクホークス)以来15人目。
6試合制日本シリーズにおける記録
最多打点 9:桑原将志(横浜DeNA)※1985年 ランディ・バース (阪神タイガース)以来3人目、3度目。
チーム最少得点 14:福岡ソフトバンクホークス ※2012年北海道日本ハムファイターズ以来3度目。
最多二塁打 16:横浜DeNAベイスターズ ※1998年横浜ベイスターズ以来2度目。
最少本塁打 2:福岡ソフトバンクホークス ※1952年南海ホークス以来2度目。
最多死球 6:横浜DeNAベイスターズ ※1975年阪急ブレーブス以来2度目。
最少三塁打 0:横浜DeNAベイスターズ、福岡ソフトバンクホークス ※過去多数
シリーズ最少完投合計(両チーム) 0:横浜DeNAベイスターズ 0、福岡ソフトバンクホークス 0 ※2022年オリックス・バファローズ対東京ヤクルトスワローズ以来18度目。
二塁手最多補殺 26:牧秀悟(横浜DeNAベイスターズ) ※1985年岡田彰布 (阪神タイガース)以来2人目、2度目。
テレビ・ラジオ放送およびネット配信
日本シリーズはレギュラーシーズンとは異なり、日本野球機構 (NPB)管轄のため、あらかじめ放送権を指定されている。なお、雨天順延の場合、各戦のテレビ中継もスライドされる。また、第2戦はテレビ・ラジオともに第50回衆議院議員総選挙 実施に伴う特別番組 の影響を受けた。
テレビ放送
横浜スタジアム開催分はTBSテレビ 系が全試合分を生中継した他、同日深夜にTBSチャンネル2で録画放送[ 48] 。第2戦は『選挙の日 』とのダブル特番で放送されていた。また、TBSテレビ系は第4戦(TBSテレビ制作。RKB毎日放送 ・TBSスパークル ・TBSアクト 制作協力。実況はTBSテレビのアナウンサーが担当)も中継をする(TBSテレビ系が5試合も放映権を獲得するのは1962年 の東映フライヤーズ 対阪神タイガース 戦[ 注 6] 以来となった)[ 注 7] 。
第3戦はフジテレビ 系・フジテレビTWO で中継(フジテレビ制作。テレビ西日本 制作協力。実況も同局のアナウンサーが担当)[ 49] 。なお、同局の中継では、SMBCと、球場名の命名権 (みずほ銀行 他みずほフィナンシャルグループ )が競合することへの配慮として、テロップでは球場名を出さず「福岡市中央区」と表記していたが、実況では通常通り球場名をアナウンスしていた。一方、第4戦を中継したTBSテレビは開始時には通常通り球場名を表示したが、その後右上に表示した「LIVE」のテロップは球場名を「福岡」のみとしていた。また第5戦を中継したテレビ朝日も通常通り球場名を表示した。
フジテレビは、裏番組 としてワールドシリーズ のダイジェスト番組を編成[ 注 8] した事を問題視したNPBから、全試合の取材パスを没収された[ 50] [ 51] 。ただし、あらかじめ放送権を確保していた第3戦の中継の制作・放送と、別会社となるテレビ西日本などの系列局による取材は認められた[ 51] 。後に公正取引委員会 は取材パスの没収について、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律 (独占禁止法)に抵触する恐れが高いとして、NPBに対して警告を行った[ 52] [ 53] 。
一方で日本テレビ系列とテレビ東京系列は今シリーズの放映権を逃した。特に日本テレビ系列は読売ジャイアンツ がクライマックスシリーズの優勝を逃したことと、西暦偶数年でパ・リーグ主管分が3試合のみだったことが大きく影響している。また、みずほPayPayドーム福岡開催分を中継しているTOKYO MX は、管轄の違いから放送できなかった。
NHK衛星放送については、チャンネルの再編・削減によるNHK BS への名称変更後では初めての中継となったが、第2戦・第3戦のみの中継にとどまった[ 54] 。
第1戦(10月26日)
TBS系列 ≪地上波≫
放送時間 17:51 - 22:25(25分延長)
第2戦(10月27日)
第3戦(10月29日)
フジテレビ系列 ≪地上波。制作協力:テレビ西日本 ≫
放送時間 18:30 - 22:19(79分延長)
NHK BS
放送時間 18:15 - 22:30(22:00以降は102chで放送)
第4戦(10月30日)
TBS系列≪地上波。制作協力:RKB毎日放送 ≫
放送時間 18:15 - 22:00(定時終了のため、延長オプションなし)
第5戦(10月31日)
第6戦(11月3日)
TBS系列≪地上波≫
放送時間 17:45 - 21:30(30分延長)
(参考)開催されなかった試合の放映予定
ラジオ放送
テレビ局と異なり、ラジオ局は1試合単位ではなくシリーズ全試合を放送する。
NHKラジオ第1 では、全試合を全国向けに中継(全試合途中、『NHKきょうのニュース 』などによる中断を挟む)。ただし第2戦は、NHKラジオ第1では第50回衆議院議員総選挙 に伴う選挙報道体制のため、ラジオ第1は18時50分で終了、その後『きょうのニュース』を挟む形で19時25分から試合終了までNHK-FM で対応させた[ 注 10] [ 56] 。
例年対戦カードに関係なく放送するニッポン放送 、文化放送 [ 注 11] 、東海ラジオ [ 注 12] 、MBSラジオ は本シリーズも放送。
ニッポン放送はDeNA主管試合を自社制作(NRNネット)、ソフトバンク主管試合をRKB毎日放送 からのネット受けで放送(非NRN扱い)。
文化放送はDeNA主管試合を自社制作(ローカル)、ソフトバンク主管試合を九州朝日放送 からのネット受けで放送(NRNネット)。
東海ラジオ、MBSラジオは全試合NRNネットで放送。
尤も、第6戦の日程順延により、予備日に組み込まれた第7戦が開催されていた場合、ニッポン放送とMBSラジオは放送を決めていたものの、文化放送と東海ラジオは最後まで放送有無を明言しなかった。
開催球場の放送地域内の局であるRKB毎日放送は全試合自社制作で放送。九州朝日放送は全試合放送するが、DeNA主管試合のうち第1・2戦をニッポン放送からのネット受けで放送(NRNネット)。
前年、第2戦を除きネットした西日本放送 は今年度のネットを行なわない。このため、放送対象地域内にNPB12球団の本拠地が所在しない民放ラジオ局でのネット局がゼロとなった。
ネット配信
全試合TVerの他、TBS担当分はU-NEXT 、フジテレビ担当分はフジテレビTWOsmart、テレビ朝日担当分はサイバーエージェント 系のABEMA で配信(U-NEXTおよびフジテレビTWOsmartは有料)。
上述した通り、レギュラーシーズンとクライマックスシリーズと管轄が異なるため、DAZN 、パ・リーグTV 、ニコニコ生放送 での配信は行われない。
視聴率
全てビデオリサーチ 調べ、リアルタイム[ 57] 。
試合
日付
放送時間
延長
放送局
視聴率(関東)
視聴率(北部九州)
第1戦
10月26日 (土)
18:00-21:59 (265分)
25分
TBS系列
6.5%(個人)、10.5%(世帯)
18.0%(個人)、27.8%(世帯)
第2戦
10月27日 (日)
17:45-21:32[ 注 13] (227分)
なし[ 注 14]
TBS系列
4.2%(個人)、6.9%(世帯)
13.0%(個人)、19.4%(世帯)
第3戦
10月29日 (火)
18:30-22:19 (229分)
79分
フジテレビ系列
4.0%(個人)、6.7%(世帯)
15.0%(個人)、22.7%(世帯)
第4戦
10月30日 (水)
18:15-22:00 (225分)
なし
TBS系列
5.8%(個人)、10.2%(世帯)
14.2%(個人)、22.7%(世帯)
第5戦
10月31日 (木)
17:50-21:50 (240分)
50分
テレビ朝日系列
5.8%(個人)、10.2%(世帯)
13.2%(個人)、20.8%(世帯)
第6戦
11月3日 (日)
17:45-21:30 (225分)
30分
TBS系列
9.4%(個人)、14.4%(世帯)
14.4%(個人)、21.0%(世帯)
脚注
注釈
^ 年間最高勝率(0.587)の近鉄 とのプレーオフ (阪急は前期、近鉄は後期のそれぞれステージ1位)を制して優勝した。この年の日本シリーズ も広島東洋カープ に4勝2分けで下して日本一を達成している。
^ 11月2日の第6戦が雨天中止。元号が令和になってからは初。
^ 2023年は2022年から2年連続担当の者が4人(川口、津川、市川、福家)、3年連続担当の者が1人(深谷)と7人中5人が引き続き担当したが、今回は3年連続担当の福家を除いて連続担当者はいない。また2011年のセパの審判統合以降56歳を超えた審判員は、2023年まで日本シリーズを担当していなかったが、2024年に59歳を迎えた笠原が第2戦で、2020年以来11回目の担当となった。
^ この本拠地16連勝の間、相手球場がドーム球場だった2019年(対巨人、東京ドーム 、第3・4戦)と2020年(対巨人、京セラドーム大阪 、第1・2戦)は全勝したため、ドーム球場における連勝は20を記録していたが、これも止まった。
^ 球団として1シリーズ2度の完封勝利は、1960年の日本シリーズ 第1戦(川崎球場 )第4戦(後楽園球場 )以来2度目。
^ 当時系列局だった朝日放送テレビ (1975年 3月30日 にNETテレビ〈現:テレビ朝日〉系にネットチェンジ )が制作した阪神主管分を含む。
^ なお、一つの放送局および系列が同一シリーズで5試合以上の放映権を取得するのは、2022年の日本シリーズのフジテレビ(オリックス・バファローズ 主管分は関西テレビ放送 が制作協力)以来2年ぶりとなった。
^ 自系列で中継した日本シリーズ第3戦の直前にもダイジェストを編成した。
^ 毎週日曜18:00 - 18:45に放送されている大河ドラマ『光る君へ 』の放送を優先するため。
^ なお、ラジオ第1は19:25から19:55で『新日曜名作座 』(同年10月17日に急逝した西田敏行 が存命中に収録)を通常放送を経て、19:55以後は開票速報となる。
^ プロ野球球団本拠地の地元放送局で唯一、クライマックスシリーズの試合中継の制作や自社向けの放送を一切実施していなかった。
^ 2020年は放送せず。
^ 番組枠そのものは25:00まで放送。
^ 選挙特番内包のため。
出典
関連項目
外部リンク
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
各種記録