1953年の航空
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/19 13:21 UTC 版)
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< 1953年
1952年の航空 - 1953年の航空 - 1954年の航空
航空に関する出来事
- 1953年 - ICAOの統計によればこの年、民間航空の乗客数が5,000万人を超える。
- 2月 - イギリス空軍に最初のヘリコプター部隊 No. 194飛行隊ができる。
- 3月10日 - チェコスロヴァキアのMiG-15がチェコ領空でアメリカ空軍のF-86を撃墜する。
- 3月12日 - 西ドイツ上空でイギリス空軍のアブロ リンカーンがソビエトの戦闘機に撃墜される。
- 3月27日 - オランダ空軍が発足する。
- 4月3日 - BOACがジェット旅客機、コメット1で東京への定期運行を開始する。
- 4月24日 - EF-84Bと EB-29で、パラサイト・ファイターの実験、プロジェクト・トムトムが行われた。
- 5月4日 - イギリスのテストパイロット、ウォルター・ギブとパイパーがイングリッシュ・エレクトリック キャンベラで高度19410 m(63,668 ft)の記録を樹立した。
- 5月18日 - ジャクリーン・コクランが音速を突破した初の女性パイロットとなる。
- 6月1日 - アメリカ空軍のアクロバット・チームサンダーバーズがアリゾナ州、ルーク空軍基地で発足
- 6月18日 - アメリカ空軍のC-124 グローブマスターが東京近郊で事故を起こし、129人の犠牲者を出し、それまでで最大の犠牲者数の事故となった。 (立川基地グローブマスター機墜落事故)
- 6月30日 - フランスの シュド・ウェスト(SNCASO)S.O. 4000(Sud Vautour 戦闘爆撃機の原型機)が緩降下で音速を超えた。
- 6月30日 - 北日本航空株式会社が設立。
- 7月1日 - 西ドイツ上空の航空管制が、連合軍から西ドイツに返還される。
- 7月4日 - イギリス空軍のデルタ翼戦闘機、グロスター ジャベリンの超音速飛行試験においてソニックブームが観測され、イギリス空軍初の配備された超音速戦闘機となった。
- 7月8日 - ベルギーのサベナ航空がブリュセルとオランダ、フランス各地とのヘリコプターによる定期便を始める。
- 7月16日 - アメリカ空軍のW.F.バーンズが F-86Dで1152km/hの速度記録を記録した[1]。
- 7月27日 - 朝鮮戦争休戦。
- 9月1日 - B-47 ストラトジェットが、給油機KB-47から空中給油を受けた。ジェット機からジェット機への空中給油である。
- 9月2日 - アメリカ空軍のスタンレー・ホルトナー(J. Stanley Holtoner) F-86Dでトンプソン・トロフィー・レースに参加し100kmの区間の速度記録、1,110km/hを記録し、優勝した[2]。
- 9月7日 - イギリスのテストパイロット、ネヴィル・デュークがホーカー ハンターで1,171 km/hの速度記録を樹立した。
- 9月21日 - 北朝鮮の盧今錫中尉がMiG-15でソウルに亡命し、賞金 $100,000を受け取る。
- 9月26日 - イギリスのスーパーマリン スイフトがマイク・リスゴー(M.J. Lithgow)の操縦で1187 km/hの速度世界記録を樹立した。
- 10月3日 アメリカ海軍のジェームズ・ヴァーディン(James Verdin)がダグラスF-4Dで1212km/hの速度記録を記録した。
- 10月10日 - イギリスからニュージーランドまでのクライストチャーチ百周年記念レースが行われ、イギリス空軍のイングリッシュ・エレクトリック キャンベラが18,976 kmを23時間50分で飛行し、優勝した。
- 10月14日 - アメリカ合衆国の巡航ミサイルの試験機、ノースアメリカンX-10が初飛行した。
- 10月16日 アメリカ海軍のロバート・ラーン(Robert O. RAHN)がダグラスF-4Dで100km周回コースでの速度記録1171km/hを記録した。
- 11月20日 - アルバート・スコット・クロスフィールドがダグラス スカイロケットでマッハ 2を超える2,078 km/hの速度記録を造った。
- 11月30日 - 東亜航空株式会社が設立。
- 12月16日 - ブレードの先端から噴出される圧縮空気ジェットでローターを回転させるヘリコプター、シュド・ウエスト SO.1221が初飛行した。
- 12月29日 - 高アスペクト比の主翼を採用したユレル=デュボア HD.31が初飛行した。この機体は「全国地理学会」(IGN)による、空中撮影と空中観測作業に使われた。
1953年に初飛行した機体の画像
-
XF2Y (YF-7A) シーダート
(4月9日) -
MiG-19
(9月18日) -
ユレル=デュボア HD.31
(12月29日 )
航空に関する賞の受賞者
- ハーモン・トロフィー:チャック・イェーガー、ジャクリーン・コクラン
- イギリス飛行クラブ金賞:マイク・リスゴー、ネヴィル・デューク、ウォルター・ギブ
- デラボー賞:ジャクリーン・コクラン、W.F.バーンズ、ネヴィル・デューク、マイク・リスゴー、ジェームズ・ヴァーディン、フランク・エベレスト、スタンレー・ホルトナー、ロバート・ラーン
関連項目
出典
- ^ Aviation history 1953 (Flightglobal/Archive)}
- ^ “MAJOR GENERAL J. STANLEY HOLTONER”. Official web site of U.S. AIR FORCE. 2012年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月閲覧。
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「1953 in aviation」の例文・使い方・用例・文例
- 1953年東京本社
- 1953年に創設され1979年に2つの省に分割された、かつての行政府の長
- 英国の作家(フランス生まれ)で、特に子供のための詩で知られる(1870年−1953年)
- 英国の政治家で、1997年に首相になった(1953年生まれ)
- 米国のテニス選手で、全米、全英、全仏、全豪の選手権を同じ年(1953年)に制した最初の女性(1934年−1969年)
- 英国の生化学者で、(1953年にワトソンと共に)DNAの螺旋形の構造を発見を手助けした(1916年−2004年)
- フランスの画家で、明るい色彩の風景で知られる(1877年−1953年)
- アイルランド人の愛国者で、シンフェーン党の創設者(1865年−1953年)
- 1953年の彼のシェルパ族ガイド・テンジン・ノルゲイと最初にエベレスト山の頂上に到達したニュージーランド登山家(1919年生まれ)
- 米国の天文学者で、星雲の後退速度がそれらの観察者からの距離で増加する(宇宙が拡大している)ということを発見した(1889年−1953年)
- ドイツの建築家で、1937年にパレスチナに移住した(1887年−1953年)
- 米国の精神科医で、トピーカに彼の息子と共に有名な精神科診療所を設立した(1862年−1953年)
- 米国の物理学者で、電子を分離させその電荷を測定した(1868年−1953年)
- 米国の劇作家(1888年−1953年)
- ロシアのバレエ、交響曲、オペラの作曲家(1891年−1953年)
- ポーランド征服とアルデンヌ反攻を指揮した第二次世界大戦中ドイツの陸軍元帥(1875年−1953年)
- ロシアのリーダーで、共産党の代表としてレーニンの後を継いで、反対派すべてを一掃することによって全体主義国家をつくった(1879年−1953年)
- ウェールズの詩人(1914年−1953年)
- 傑出している米国の運動選手(1888-1953)
- 米国のテニス選手で、1920年代に男子テニス界に君臨した(1893年−1953年)
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