鶴間_(町田市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 鶴間_(町田市)の意味・解説 

鶴間 (町田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/11 21:45 UTC 版)

日本 > 関東地方 > 東京都 > 町田市 > 鶴間 (町田市)
鶴間
鶴間
鶴間の位置
北緯35度30分38.62秒 東経139度28分15.47秒 / 北緯35.5107278度 東経139.4709639度 / 35.5107278; 139.4709639
日本
都道府県 東京都
市町村 町田市
地域 南地域
面積
[1]
 • 合計 1.400 km2
人口
2018年(平成30年)1月1日現在)[2]
 • 合計 8,652人
 • 密度 6,200人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
194-0004[3]
市外局番 042 (相模原MA)[4]
ナンバープレート 多摩
テンプレートを表示

鶴間(つるま)は、東京都町田市の地名。現行行政地名は鶴間一丁目から八丁目。郵便番号は194-0004[3]

地理

東京都町田市南部に位置する。東は小川神奈川県横浜市緑区長津田町、西は神奈川県大和市下鶴間、南は横浜市瀬谷区北町、横浜市瀬谷区五貫目町、北は南町田と接している。

河川

  • 境川 - 神奈川県大和市との都県境付近を流れる。

地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、鶴間三丁目13番14の地点で21万9000円/m2となっている[5]

歴史

鶴間村・上鶴間村・下鶴間村周辺の2015年時点の区画。地区分割や編入も繰り返されているため、江戸時代の区域とは必ずしも一致しない。

律令時代には古代東海道が町内北部、町谷に通っていて、店屋駅(まちやのうまや)があったともいわれる。鎌倉時代には鎌倉街道上道、江戸時代には大山道浜街道も通っていた。元は武蔵国多摩郡鶴間村。当村をはじめとする境川(高座川)左岸(東岸)の各村(現町田市西南部:旧堺村忠生村南部・南村)の一部は近世初期まで右岸(西岸)と同じ相模国高座郡に属していた。「鶴間」は現在の相模原市南区上鶴間)および大和市下鶴間)にまたがって広がる地名である。

1878年明治11年)の郡区町村編制法による郡の分割で南多摩郡に所属。1889年(明治22年)、町村制施行のための明治の大合併で南多摩郡南村の一部となり、1954年昭和29年)に同郡町田町と合併した。この間、1893年(明治26年)の三多摩移管により、神奈川県から東京府(現東京都)に所属が変更されている。

地名の由来

名前の由来は昔、が飛来したという「鶴舞の里」から。下鶴間村(現在の大和市下鶴間付近)は大山道宿場町として、鶴間村(現在の町田市鶴間)は鎌倉街道や絹の道の宿場町として賑わったとされる。

鶴間は元々、現在の大和市・相模原市・町田市にまたがる広域地名となっていた。現在でも各地域の名称として使われている。

沿革

  • 明治初期まで武蔵国多摩郡鶴間村。
  • 1868年明治元年) - 神奈川県の所属となる。1871年(明治4年)の廃藩置県後も引き続き神奈川県に所属。
  • 1878年(明治11年) - 郡区町村編制法により、南多摩郡所属となる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 同郡金森村、高ヶ坂村、成瀬村、小川村と合併して同郡南村の一部となる。
  • 1893年(明治26年)4月1日 - 神奈川県から東京府へ移管。
  • 1954年昭和29年)4月1日 - 南村が同郡町田町と合併、改めて設置された町田町の一部となる。
  • 1958年(昭和33年)2月1日 - 町田町が同郡の3村と合併して市制を施行、町田市の一部となる。
  • 1975年(昭和50年)4月10日 - 鶴間の一部より、鶴間一〜三丁目を新設[6][7]
  • 1976年(昭和51年)10月15日 - 南町田駅(現・南町田グランベリーパーク駅)が開業。
  • 1979年(昭和54年)6月9日 - 鶴間の一部(南町田駅北口周辺)を鶴間一丁目に編入[7]
  • 1985年(昭和60年)2月1日 - 神奈川県大和市と境界の一部を変更。
  • 2016年平成28年)7月18日 - 鶴間の残余部で住居表示を実施し、鶴間四〜八丁目及び南町田一〜五丁目を新設[8]

世帯数と人口

2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
鶴間一丁目 457世帯 1,013人
鶴間二丁目 169世帯 377人
鶴間三丁目 348世帯 839人
鶴間四丁目 513世帯 1,339人
鶴間五丁目 416世帯 1,015人
鶴間六丁目 976世帯 2,364人
鶴間七丁目 379世帯 849人
鶴間八丁目 408世帯 856人
3,666世帯 8,652人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]

丁目 番地 小学校 中学校
鶴間一丁目 全域 町田市立鶴間小学校 町田市立つくし野中学校
鶴間二丁目 全域
鶴間三丁目 全域
鶴間四丁目 全域
鶴間五丁目 全域
鶴間六丁目 全域
鶴間七丁目 全域
鶴間八丁目 全域

交通

鉄道

東急電鉄

田園都市線 : 南町田グランベリーパーク駅

路線バス

  • 一般路線 - 神奈川中央交通により、以下の路線が運行されている。
    • 町89:南町田グランベリーパーク駅 - 町谷 - 西田 - 町田ターミナル・バスセンター
    • 南02:南町田グランベリーパーク駅 - マークスプリングス(朝 - 夕方)
    • 南03:南町田グランベリーパーク駅 → 大ヶ谷戸 → マークスプリングス(夜間のみ)
    • 津01:南町田グランベリーパーク駅 - 南長津田団地前 - 長津田駅
    • 町87:町田ターミナル・バスセンター - 大ヶ谷戸 - 鶴間駅東口
    • 町88:町田ターミナル・バスセンター - 大ヶ谷戸 - 鶴間車庫(早朝・夜間のみ)
  • 空港連絡バス・高速バス
    • 空港リムジンバス:相模大野駅 - 町田バスセンター - 南町田グランベリーパーク駅 - 羽田空港
    • 空港リムジンバス:橋本駅 - 相模大野駅 - 町田バスセンター - 南町田グランベリーパーク駅 - 成田空港
    • 富士急ハイランド・河口湖線:南町田グランベリーパーク駅 - 町田バスセンター - 橋本駅 - 富士急ハイランド - 河口湖駅

道路・橋梁

横浜町田インターチェンジ

施設

文化
教育
商業
郵便局
  • グランベリーパーク郵便局
警察
病院
南町田病院
公園
鶴間公園
寺院神社
  • 圓成寺
  • 日枝神社

出典

  1. ^ 人口【町田市統計書 第51号2017(平成29)年度発行】”. 町田市 (2017年1月1日). 2018年5月31日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口表”. 町田市 (2018年1月15日). 2018年1月21日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月21日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月21日閲覧。
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  6. ^ 町又は字の名称・区域の変遷町田市
  7. ^ a b 町の区域の新設町田市
  8. ^ 小川・鶴間地区で住所整理を実施しました(2016年7月18日実施)町田市
  9. ^ 市立小・中学校の通学区域”. まちだ子育てサイト(町田市) (2018年4月1日). 2018年4月1日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鶴間_(町田市)」の関連用語

鶴間_(町田市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鶴間_(町田市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鶴間 (町田市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS