魔術協会関係者
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「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の記事における「魔術協会関係者」の解説
バゼット・フラガ・マクレミッツ(Bazett Fraga McRemitz) 声 - 生天目仁美 封印指定執行者。物語開始前の時点では彼女がカード回収任務を担っていた。 アーチャーとランサーを単独、かつ素手で仕留めてみせるなどその戦闘力は英霊を凌駕するほどのものがある。イリヤたちが集めたカードを回収するためにエーデルフェルト邸を襲撃。単独でイリヤたち全員を壊滅寸前にまで追い込んだ規格外の怪物。 フラガ家に伝わる宝具「斬り抉る戦神の剣(フラガラック)」を使用する。「後より出でて先に断つもの(アンサラー)」の詠唱により待機状態に入り、相手の切り札などの大技に反応して発動するカウンター宝具。相手の攻撃よりも後に発動しながらも、因果を歪ませることで自分の攻撃が先に相手に届く。攻撃の前に相手が死んでいる状況を作り、攻撃自体を無かった事にしてしまう効果をもつ。このことから「宝具(エース)を殺す宝具(ジョーカー)」と呼ばれる。この特性を逆手に取られ、凛にイリヤとのダメージを共有化されたことで相手が切り札を放つ→アンサラーでそれよりも前に相手が死んでいる→相手が死んでいるので自分も死んでいる→アンサラーは発動できていない、というパラドックスによって無力化された(共有化はブラフだったが)。 魔術協会上層部で何やらパワーゲームがあったらしく、彼女も微妙な立ち位置にあるらしい。イリヤ達との交戦後は結果的にカード3つを奪取する成果を上げるものの、ルヴィアの根回しによって、主に経済的な報復を受けて日本から帰れなくなり、やむなく無駄に前向きにアルバイトとホームレスで食いつないでいる。またイリヤたちと行動を共にすることも増えた。アルバイトの面接では「特技は人を殴ること」と答えている。ドラマCDにて後にアイス売りのバイトをクビになり旅客機パイロットのアルバイトをしていた。パイロットの免許や建築士の資格等を持っている模様。 オーギュスト(Auguste) 声 - 玄田哲章 エーデルフェルト家の執事兼教育係兼護衛。メイドとしてルヴィアの屋敷で働くようになった凛を「足腰立たなくなるまで仕事を叩き込む」という名目で姑のごとくいびっているらしい。ルヴィアが幼い頃から面倒を見ておりルヴィアが最も信頼する人物で、来日の際とりあえず彼がいればなんとかなるということで連れてこられた。日本での屋敷では実質一人で庶務を差配している。 裏の仕事にも精通しているようで、美遊やクロの戸籍のでっち上げ・学校への編入手続きなどを一日足らずで終わらせるなど万能である様子。 バゼット襲撃時にはT字ナイフ2振りを得物にして闘っており、アニメ版ではその他にもサブマシンガン・拳銃・スタングレネードなどの銃火器を多用していた。 キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ(Kischur Zelretch Schweinorg) 魔道元帥ゼルレッチ。死徒二十七祖第4位。第二魔法の使い手。 カレイドルビー・サファイアの生みの親にして、凛とルヴィアを今回派遣した張本人。 初出は『月姫』。『stay night』をはじめ複数のFateシリーズに登場している人物。 ロード・エルメロイII世(Lord El-Melloi II) 声 - 浪川大輔 時計塔の講師。本名「ウェイバー・ベルベット」。 番外編に登場。凛とルヴィアが実習中に乱闘を起こした際、ゼルレッチにその被害報告を行っている。 アニメ版ではゼルレッチに代わって実質的に凛とルヴィアに冬木行きを指示している。また小説版によると、何かとテレビゲームを例えに出すという描写が加えられている。
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