魔法少女に関わる者たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 15:21 UTC 版)
「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の記事における「魔法少女に関わる者たち」の解説
黒服の仮面 貴衣たちの行動を監視し、仮面で顔を覆い隠す謎の人物。貴衣を「あたしの旦那」と呼び、後述の白服の子からは「お姉さま」と呼ばれている。病院内でレイザー・Mから攻撃を受けそうになった貴衣を救い、人間の魂と肉体を分離させる拳銃型のステッキ「セパレイトガン」を託す。 つくねの死による世界の崩壊直前で、白服の子と共に裏切り者としてパペットマスターに殺害された。 その正体は真壁に囚われていた鞘野楓。殿ヶ谷に亜種魔法少女の精製方法とDNAサンプルを託し、貴衣との思い出の品であるヘアピンを身に付け、白服の子と共に過去の時代へ向かった。 最終章では過去の時代に向かった直後、未来へ戻ろうとした姫路と遭遇し、白服の子に姫路への迎撃を命じる。パペットマスターとの戦闘で負傷した白服の子を治癒した。その後は一時的に彼女と共に姿を消すが、貴衣達を乗せたヘリコプターに密かに隠れて未来へ来て、過去の自分を救助し、未来の貴衣と再会する。 白服の子 / 弥(わたる) 黒服の仮面と行動を共にする着ぐるみを着た小柄な少女。世界の崩壊直前で、黒服の仮面と共にパペットマスターに殺害された。 その正体は真壁に用済みとして抹殺された「第一の」姫路弥。真壁に囚われた楓に助けを求め、彼女によって新たに生み出された存在。生前の記憶や意識は失ったが、生前の強靭的な身体能力は健在で、姫路を圧倒するもパペットマスターの攻撃で負傷する。 殿ヶ谷 悠二(とのがや ゆうじ) 黒服の仮面と協力関係にある中年の男性。20年後の未来で魔法少女などに関して研究をしている科学者。 20年後の未来において、婚約者のマリアと結婚を前提に同棲しており、彼女から「悠ちゃん」と呼ばれている。しかし、マリアが行方不明になってから楓と共に彼女の行方を追っていたが、楓までも行方不明になった際、貴衣に助けを求める。 最終章では未来の貴衣の助けを借りて過去の時間軸へ戻り、ハコと共に過去の倫太郎及び自分自身とマリアを救出し、過去の自分にマリアを命懸けで守るよう念を押した。 現代のつくねの魔法で再創生された世界でマリアと結婚し、息子のわたるを儲けた。そして、自身が作り上げた機械で妻子や20年後の楓、忍、みかの、魔法少女の力をなくした亜種魔法少女と過去の世界へタイムスリップする。 魔女(まじょ) / 無六 エリス(むろく エリス) ロングヘアと左目を隠した前髪が特徴の謎めいた美女。姫路から悪魔の力を貸してほしいと要求される。 第2部では誠一によると数世紀に渡り生き永らえる不老不死であり、ことねの祖母が持っていた遺品の写真では彼女と光明が写っている。実は現存するたった一人の魔女にして、みかのの実母であることが明らかになった。 最終章では倫太郎・今木と共にヴァレリーベ地下へ潜り込み、パペットマスターと交戦し、苦戦を強いられるが外部から来た忍・貴衣達の救援で事なきを得た。 無六 レイル(むろく レイル) 悪魔祓人(エクソシスト)の一人にして、みかのの実父。フードがついた純白の服装とロングヘアが特徴の謎めいた男性。 終焉黙示録(オブ・ジ・エンド・カタストロフ)を書き記した張本人であり、20年後の未来において、つくねに助けを求められるも、それを拒否する。 黒呂木 零(くろろぎ れい) 本作における全ての元凶である真の黒幕。生前に意識や記憶をデータ化し他者へと移行させる技術を開発したことで自由に他者の身体に自身の意識を持ち込めるようになり、忍の母と白金宗の身体を影で支配し、真壁を操っていた。 “13の魔法少女の子”を集め、時の祭壇で儀式を実行する姫路とパペットマスターの前に白金宗の姿で現れて儀式を乗っ取り、零世界を創生させるが、儀式に必要とされるパワーが足りなかったために上空に小さな裂け目が生じ、魔法少女の力を覚醒させた現代のつくねの魔法と貴衣の犠牲によって零世界と共に消滅した。 光明(こうめい) 魔女・無六エリスの夫で、黒呂木の仮の姿のひとつ。
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