高天原関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 05:51 UTC 版)
「タカマガハラ (漫画)」の記事における「高天原関係者」の解説
キクチ 高天原に所属する監視員兼勧誘員兼教師。オールバックの髪に眼鏡をかけた長身の男。高千穂町の神業狩りを担当する。 性格はかなり冷酷でドSであり、厭味ったらしい口調でヤマトを挑発するため嫌われている。高天原の教師だが、神業に目覚めた者たちの勧誘、もしくは処理の仕事がメインとなっており、基本的に学園にはほとんどいないことが多い。趣味は自身の神業で本にした人間たちをきっちりと本棚に並べ、それを眺めながらコーヒーまたは紅茶を飲むこと。人間界においては高千穂高地学園の臨時教師としてやってきており、神業の能力でさえない男を演じている。 神業の名は文字化(モジバケ)。「鬼畜漢字辞典」という本からとりだした漢字を人間に貼り付けることで、その性質を具現化させることができる。また、「文字化」という組み合わせで漢字を打ちこむことにより、人間を文字の塊に変化させ、本の中に封印することができる。 読切版では高天原の生徒会長という設定だった。 大木大樹(オオキ タイジュ) キクチが担当する高天原の不良たちの番長。見上げるような大男で身体には注連縄を巻いている。言葉を発することはほとんどなく、彼の言葉はエミシを介して不良たちに伝えられていた。 元は地上でエミシを虐めていた不良の番長であったが、高天原に来てエミシに主導権を握られてからは、そのことをずっと悔いていた。エミシの神業から解かれた後、そのことを心から謝罪し、ヤマトらに協力する姿勢を示した。 神業の名はアニコウィックチャンバー。自身の周囲直径5メートルの範囲内にある音を吸収し、無音の空間を作り出す。吸収した音を衝撃波として放つことも可能。 腕腹エミシ(ウデハラ エミシ) キクチが担当する高天原の不良の一人。気が弱く他の不良たちからは嫌われていたが、大樹の伝言役として確固たる地位を築いていた。 地上で大樹に虐められ続けてきたが、それがきっかけで神業に目覚め、逆に大樹を自らの支配下に置くことに成功。クラスの黒幕として暗躍していた。ヤマトと大樹の決闘では大樹を操りヤマトにとって不利な状況に追い込みつつ戦ったが、クマソにそのからくりを見破られてしまう。真相を知ったクラスの不良たちに襲われかけるが、大樹によって守られ、虐めのことを謝罪された。 神業の名は遊戯聖痕(ジョイスティグマータ)。人の頭を殴ると自身の腕にゲームコントローラーのような痣が現れ、それを操作することで、その殴った人間を思い通りに操ることができる。一組の痣につき一人の人間まで操ることが可能。ただし、相手の思考や感情まで操ることはできない。 2組の不良 大木の下でパシらされていた不良。全員、坊主頭に神業の頭文字を模した剃りこみを入れている。コモドドラゴンやサーベルタイガーといった猛獣に変身する者、火を噴く者、巨大なハンマーや鎌やスパナやボウリングの玉を武器に使う者、釘バットを使用し床に釘を生やす者など数多の直接攻撃系能力者が控えている。作中では札付悪(フダツキノワル)というお札を武器にして戦う不良のみ、神業名が明かされた。 ヤマト達に大木・腕腹の支配のメカニズムを知らされ、怒りにまかせてエミシに襲いかかるが、大樹の優しさを知り改心。以降、ヤマト達の配下についた。
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