飯能駅 - 岩井堂 - 河辺駅線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:07 UTC 版)
「西武バス飯能営業所」の記事における「飯能駅 - 岩井堂 - 河辺駅線」の解説
飯41:飯能駅南口 - 加治橋 - 阿須 - 前ヶ貫入口 - 岩井堂 - 岩蔵温泉 - 柳川 - 東青梅 - 総合病院前 - 河辺駅南口 飯41-1:飯能駅南口 - 加治橋 - 阿須 - 前ヶ貫入口 - 岩井堂 - 岩蔵温泉 - 柳川 - 東青梅駅北口 飯42:飯能駅南口 - 加治橋 - 阿須 - 前ヶ貫入口 - 岩井堂 青梅自動車によって開設された飯能 - 青梅の路線をベースとする歴史の古い路線で、柳川・小曽木地区を走った最初の路線。「小曽木郷誌」によれば、戦前から終戦直後までの状況について「当初は本数が多く期待されたが、後に時間の不正確さや戦時中の代燃車運行、1日数回に減便されたことに対する利用者の不満が高まった。しかし、都営バスの開通による競争で改善されるようになった(要旨)」と記されている。戦前の飯能 - 青梅線は、「飯能昭和史年表」によれば畑トンネル(飯能市下畑)を経由していたが、戦後になってから西武がこの経路での運行を廃止したため、1955年に国際興業バス飯能営業所の前身である名栗林材交通が飯能駅 - 間野線を開通させ、トンネル経由の運行を復活させたということである。1989年3月31日まで、飯41は青梅営業所が管轄していた。 1987年10月1日より都営バスに合わせ、柳川 - 岩井堂において平日の一部時間帯を除きフリー乗降制の運用を開始。並行して、時に二輪車の「すり抜け」防止を目的とした、蛍光灯式の「乗降中」ランプを、西武バス一般路線車では初めて取り付け始めた。その以前から、東青梅 - 柳川 - 岩井堂では梅74・梅76との共通定期券の取り扱いを行っている。なお、西武バスでは唯一のフリー乗降制を導入している。 平成以降、青梅側の発着点は長らく青梅駅であったが、2001年3月16日に河辺駅発着へ切り替えられた。河辺は都市機能の集積化を目的とした整備事業が進行中で、青梅市内において特に発展の著しい地区である。河辺駅発着へ変更した当初は、河辺駅発着の飯41も青梅街道から一旦外れ、東青梅駅にあるみずほ銀行出入口前に設けられた「東青梅駅北口」停留所を経由していたが、2007年11月16日より経由していない。 飯42は、美杉台 - みどり橋 - 岩井堂を回送で出入庫する。近年は東青梅駅北口発着の飯41-1の運行がメインで、河辺駅南口まで向かう飯41は平日19時台に1往復のみの運行となっている。 2019年10月1日、飯41沿線の「西多摩保健所前」バス停が、保健所が東青梅五丁目から東青梅一丁目に移転したため「師岡町三丁目」に改称された。
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