音楽業歴とは? わかりやすく解説

音楽業歴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 02:56 UTC 版)

小林武史」の記事における「音楽業歴」の解説

5歳からクラシックピアノを始めた。兄の影響もあって多く音楽、特に洋楽聴いて育った高校の頃には、ジャズ理論なども自ら学ぶ。後に、バークリー音楽大学から帰ってきた先生バークリーメソッド音楽理論個人的に学んでいた。バンド組んで自作曲演奏した米軍キャンプ回りをする一方20歳の頃にはスタジオミュージシャンキーボーディスト)としても活動始める。バークリー音楽大学行きたい気持ちもあったが、日本でもある程度学べたことと仕事増えたことで、実践経験をつけていった1977年廣田龍人率いる「RICKY&REVOLVER」の結成参加1984年脱退後任キーボーディスト吉俣良)。1978年アン・ミュージック・スクール入学1980年には、業界プレゼンライブ「第1回原宿音楽祭」に出場し優勝その頃杏里への楽曲制作依頼され初め作曲手掛けた思いきりアメリカン」(1982年4月21日)がヒットこれを機に作曲家としても活動開始(この曲以外の杏里への提供楽曲では、作曲のみならず、すべて作詞手掛けていて、当時杏里サポート・メンバーでもあった)。またこの時、杏里アレンジをしていた佐藤準薦めアレンジャー業も始めた25歳の頃、大村憲司との出会いきっかけ井上陽水坂本龍一高橋幸宏大貫妙子麗美など数多くアーティスト楽曲ライブキーボーディストとして参加したり、松本隆筒美京平コンビ楽曲編曲手掛けるなど、瞬く間に引くてあまたとなる。 1987年に、桑田佳祐1stソロシングル悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」(1987年10月6日)、2ndソロシングルいつか何処かで (I FEEL THE ECHO)」(1988年3月16日)のアレンジ参加し1stソロアルバムKeisuke Kuwata』(1988年7月9日と共に当時あまりメジャーではなかった小林高く評価されるきっかけとなった。「このアルバムシェフ小林君、自分素材として気持ちよく仕事ができた」と桑田語っている。 1988年1989年には、小林自身歌っているデモテープ聴いた大貫妙子勧めで「小林武史」としてソロアルバム2枚出したが、ほとんどプロモーション無かったこともありセールス的には大きな影響生み出せなかった(1stアルバム「Duality」に際して制作費に3千万円かけたが、売り上げ1万にも満たなかった。「このころ、すでに女性ボーカル探していたが見つからなかったので自分歌ったが、難しかった」と語っている)。 サザンオールスターズ活動再開後の初シングルみんなのうた」(1988年6月25日)からサザン編曲にも参加するようになった。続くアルバムSouthern All Stars』(1990年1月13日)でもアレンジ参加し桑田監督した映画『稲村ジェーン』音楽監督務めた収録曲編曲担当した真夏の果実」「希望の轍」はサザンライブでは必ずと言っていいほど歌われるとなった。翌1991年は、原由子2枚組ソロアルバムMOTHER』(1991年6月1日)のプロデュース編曲手掛けたこの頃桑田結成した小林曰く冗談のような”)期間限定バンドSUPER CHIMPANZEEにも参加日清パワーステーション洋楽NHK邦楽のカバーライブを行った。このライブ模様桑田佳祐Acoustic Revolution Live at Nissin Power Station 1991.3.26』(DVD/VHS/LD)で観ることができる。 その後サザン活動参加し、『世に万葉の花が咲くなり』(1992年9月26日)のアルバムプロデュースに加わる。桑田からの評価揺るぎなかったが、評価の高さのあまりレコーディングの際にバンドメンバーではなく小林一人頼りすぎてしまう状態になったため(桑田は後に「あいつは危なヤツだとわかった」と語った)、シングルクリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」(1993年11月20日)を最後にサザン桑田音楽活動参加することはなくなった。 この頃、ほかにプロデュース手掛けていたアーティスト大貫妙子渡辺美里小泉今日子などがおり、作曲編曲手掛け小泉唯一のミリオンセラーとなる「あなたに会えてよかった」(1991年5月21日)で第33回日本レコード大賞編曲賞を受賞。後に「この曲でメロディーメーカーとして世間認知されたことが大きな自信になった」と小林語っている[要出典]。

※この「音楽業歴」の解説は、「小林武史」の解説の一部です。
「音楽業歴」を含む「小林武史」の記事については、「小林武史」の概要を参照ください。

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