陰陽

デジタル大辞泉

いん‐よう〔‐ヤウ〕【陰陽】

読み方：いんよう

１ 中国古代の思想で、天地間にあり、互いに対立し依存し合いながら万物を形成している陰・陽2種の気。日・春・南・男などは陽、月・秋・北・女などは陰にあたる。おんよう。

２ 「陰陽師(おんようじ)」に同じ。

３ 電気などの正と負。

４ 漢方で、病気の経過・状態・部位などを示す、陰証と陽証。

５ 生け花の用語。

㋐葉の裏面（陰）と表面（陽）。

㋑花の客位（陰）と主位（陽）。

おん‐みょう〔‐ヤウ〕【^▽陰陽】

読み方：おんみょう

「おんよう」の連声(れんじょう)。

おん‐よう〔‐ヤウ〕【^▽陰陽】

読み方：おんよう

《連声(れんじょう)で「おんみょう」とも》

１ 易で、相対する概念。陰(いん)と陽。いんよう。

２ 「陰陽道(おんようどう)」の略。

３ 「陰陽師(おんようじ)」の略。

歴史民俗用語辞典

陰陽

読み方：インヨウ（ｉｎｙｏｕ），　オンヨウ（ｏｎｙｏｕ）

易学で、万物の根源とされている陰と陽二つの相反する気。

PDQ®がん用語辞書

陰陽

【仮名】いんよう
【原文】yin and yang

中国哲学分野で、陰と陽は万物を生み出す相反する力である。暑さと寒さ、昼と夜、健康と病気など、ありとあらゆるものが陰と陽からなり、そのバランスは常に変化している。伝統中国医学分野で、病気は陰と陽のバランスに基づいて診断、治療される。

ウィキペディア

陰陽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/02 14:02 UTC 版)

陰陽（いんよう・おんよう・おんみょう、拼音: yīnyáng、英: yin - yang）とは、古代中国の思想に端を発し、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陽（よう）と陰（いん）の二つのカテゴリに分類する思想及び哲学。陽と陰とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こるとされる 。

ウィキペディア小見出し辞書

陰陽（おんみょう）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/08/17 01:43 UTC 版)

「戦国来ちゃいました」の記事における「陰陽（おんみょう）」の解説

陰陽法を使用可能。支援に秀でた属性。

陰陽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/30 04:00 UTC 版)

「証 (東洋医学)」の記事における「陰陽」の解説

病理の性質に基づいて、全ての疾病を陰陽の二方面に鑑別してみることができる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

陰陽

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 11:48 UTC 版)

名詞

陰 陽（いんよう、おんよう、おんみょう）

1. 陰と陽、すなわち万物を二極一対とした考えたとき、その両極にあるもの。

発音^(?)

語源

関連語

• 五行
• 陰陽師
• 陰陽道

翻訳

• 英語: yin-yang ^(en)
• 中国語: 阴阳 ^(zh) (yīnyáng)
• 朝鮮語: 음양 ^(ko) (eumyang)
• フランス語: yin-yang ^(fr) 男性
• ベトナム語: âm dương ^(vi)
• ロシア語: инь-ян ^(ru) (inʹ-ján)

Weblio日本語例文用例辞書

「陰陽」の例文・使い方・用例・文例

• 半陰陽の個体は、雌雄両方の身体的特徴を備えている。
• 陰陽足を分析することで、市場の雰囲気を読み取ることができる。
• 陰陽合体する
• 陰陽合体
• 陰陽の理
• 陰陽両極
• 陰陽
• 電気にも陰陽あり
• 陰陽性
• 陰陽両性
• 陰陽師身の上知らず
• 陰陽師己が身の上知らず
• 陰陽は共に存在するすべてを生じる
• 陰陽五行説において,生まれ年による男女の相性
• 忌み違えという,陰陽道の風習
• 陰陽道などで,災いがあるとして忌みきらう日
• 物体に光を当てた時の陰陽の境目となる線
• 陰陽道を司る家