関東朝本組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 16:27 UTC 版)
「ReMember (漫画)」の記事における「関東朝本組」の解説
新興の暴力組織。 花巻 市太(はなまき いちた) 朝本組組員。通称イチ。 情に厚い男で、ヤクザらしからぬ愛嬌がある。記憶喪失だったザジをギンに引き合わせた。 その後、島田組と音輪会の会談に乱入し島田組を解散させるが、音輪会のキム鉄に隙を突かれ逆に人質となってしまう。ザジと千代蔵により救出される。黒艶に急所を突かれて一撃で殺害される。 二度目の博物空間では朝本組の若頭になっている(零次やザジの記憶はない)。 循環間際のZAP達と管理管の抗争時には管理官の倉内にこめかみを銃で打たれながら、死に際に雅の腹を打って自身が打たれる直前に銃に撃たれて倒れた在津龍治を気にかけながら死亡した。 火野 零次(ひの れいじ) 朝本組若頭。イチの兄貴分で叱る時には吐くほどの威力で腹を蹴るなど容赦ない一面もあるが非常に面倒見がよくイチからは慕われている。 危険なスリルを何よりも好むクールな伊達男。「銅(あかがね)の零次」の異名でをもつ。長ドスの達人でもあるが体術、素手ゴロも作中最強クラスで誕生日占いに詳しい。BONANNZAの太客。 ザジに非常に強い興味を持ち組に引き入れようとする。第三埠頭の抗争では五凶星を相手に大暴れし、左腕を切り落とされながらも戦い抜いた。 未来世界の囚人ZAPの一人でZAP4号、管理官達から「不死身のレイジ」と呼ばれ恐れられていた。第三埠頭の抗争の最終局面で未来世界での記憶を蘇らせ、猊下を襲うが修により首下、でこを打たれ射殺される。 朝本(あさもと) 朝本組組長。財津の後輩で柔道を習っており、組員の信望を一身に受ける大器。与太者をまとめあげ日本復興への道を開くという気宇壮大な志を抱くが、成り上がりであるため敵も多い。 敵襲を受けた際には野球ボールで車のガラスを貫通させるなどの豪腕っぷりを見せたが、殺されそうになった直後でもレイジの敵は殺すのが基本の考えには否定しており、また、GHQの治外法権に反対するなど人道的な一面も持ち合わせている。 千代蔵(ちよぞう) 朝本組組員。イチとは幼なじみ。愛車はダットサン。ザジと共にイチの救出に向かう。ザジの荷物を回収しようとしたところ背中に瓦礫の一部が突き刺さったのが致命傷となり死亡。 二度目の博物空間では復活しており、循環間際のZAP達と管理管の抗争時にはイチと共に加勢したがイチが打たれた直後、玲鈴を含めた管理官3名に射殺された。 佐藤(さとう) 朝本組組員。零次にさん付けで呼ばれる地位にあるが、第三埠頭の抗争の中ではまるで頼りにならなかった。 雅 修(みやび しゅう) 朝本組組員。抗争の中では佐藤はほとんどこの修の後ろに隠れていた。正体は猊下(モナコ)の部下の管理官。管理官の中でも直属の先輩が黒艶で佐木に指示を出す辺り管理官としての位が高いのみならず戦闘能力が高いなど、他の管理官と違いむやみに銃を発砲しなかったり、ZAPを処刑しない等、基本的には黒艶同様好戦的ではない人物。2回目の空間でイチに腹を撃たれ致命傷を負い黒艶に介抱された。 循環直前に黒艶に今更だが叛乱の意志が芽生えたと語り、レイジを殺したことを後悔した。 誠(まこと) 朝本組組員。肥満体型。2回目の空間で島田組の襲撃により死亡、抗争のきっかけとなる。 明(あきら) 朝本組組員。銃の腕が立つ。1回目の空間で第三埠頭の抗争で銃の応戦の際に敵の頭を撃ち抜いた直後に背後からこめかみを銃で撃ち抜かれて射殺された。
※この「関東朝本組」の解説は、「ReMember (漫画)」の解説の一部です。
「関東朝本組」を含む「ReMember (漫画)」の記事については、「ReMember (漫画)」の概要を参照ください。
- 関東朝本組のページへのリンク