関東地方内の区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 03:54 UTC 版)
南関東(みなみかんとう) 利根川以南の千葉県と東京都と神奈川県と埼玉県の1都3県を指す。埼玉県を除いて1都2県とする場合もある。衆議院比例代表の南関東ブロックは千葉県と神奈川県と山梨県である。 北関東(きたかんとう) 茨城県と栃木県と群馬県の3県を指すことが多いが、埼玉県を含めた4県を指しても使われる。衆議院比例代表の北関東ブロックは茨城県と栃木県と群馬県と埼玉県である。 一都五県(いっとごけん) 神奈川県を除いた関東地方を指し、利根川水系の水を使用する範囲を示す場合などに用いられる。 首都圏(しゅとけん) 首都圏整備法及び関連法では、「東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県を首都圏とする。」と定められている。 東京圏(とうきょうけん) 東京の都市圏が拡大しているため、時期により範囲は異なる。総務省の基準では、新宿移転前の東京都庁(東京都千代田区。現在の東京国際フォーラム)から70km圏内を指し、東京都、千葉県、茨城県、埼玉県、神奈川県に及ぶ(2000年国勢調査時)。一般的には、「東京都心から~~km圏」のように用いる。 東京都市圏 東京都区部(旧東京市)の都市雇用圏(10%通勤圏)。おおよそ首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の範囲に相当する。東京23区、横浜市、川崎市、千葉市、立川市、武蔵野市、さいたま市、厚木市を中心とし、東京都、千葉県北西部、茨城県南西部、埼玉県東部・中南部・西南部、神奈川県の大部分を含む。 東京大都市圏 京浜葉大都市圏。2000年(平成12年)以前の東京都区部(旧東京市)の都市雇用圏(10%通勤圏)。東京23区、横浜市、川崎市、千葉市、立川市、武蔵野市、相模原市、府中市を中心とし、東京都区部、千葉県北西部、神奈川県北東部を含む。 関東大都市圏 中心地である東京都区部・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市への通勤通学人口が常住人口の1.5%以上である市町村を指す。2005年国勢調査では、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の大部分と、茨城県・栃木県・群馬県の一部、山梨県の上野原市・大月市、静岡県の熱海市。 常総(じょうそう) 茨城県と千葉県北部と東京都東辺と埼玉県東辺。狭義では、利根川に近い茨城県南部(旧葛飾県・旧新治県)と千葉県北部(旧葛飾県)の一帯を指す。 常武(じょうぶ) 茨城県と千葉県と東京都。城東地区と常総を指す。 北総(ほくそう) 茨城県西部及び千葉県北部地域。 東上(とうじょう) 東京都と埼玉県と群馬県。 両毛(りょうもう) 群馬県南東部と栃木県南西部。 上武(じょうぶ) 群馬県と埼玉県。 毛武(もうぶ) 群馬県と栃木県(毛野)と埼玉県。 葛飾(かつしか) 東京都城東地区と千葉県西部と埼玉県東部と茨城県西部の一部。 総武(そうぶ) 千葉県と東京都(と埼玉県)。千葉県北部のみを指す場合もある。 多摩(たま) 東京都から区部と島嶼部を除いた地域。ただし、明治時代多摩郡に属していた中野区、杉並区と世田谷区の一部を含む場合もある。 武蔵(むさし) 昔は、埼玉県と東京都と神奈川県の一部だったが、現在は埼玉県秩父地方・入間郡と東京都西部の多摩地域。奥武蔵は、秩父地方の奥の旧大滝村などが合併した秩父市辺りのこと 飯能も加わることもある。 武相・相武(ぶそう、そうぶ) 東京都と神奈川県(と埼玉県)。多摩市・町田市・相模原市・横浜市北部を中心とした地域のみを指す場合もある。 八高(はちこう) 八王子市 - 高崎市の縦断区間。 埼京(さいきょう) 東京23区 - さいたま市の縦断区間。 京成(けいせい) 東京23区 - 成田市の横断区間。 京葉(けいよう) 東京23区 - 千葉市の横断区間。 京浜(けいひん)・東横(とうよこ) 東京23区 - 横浜市の縦断区間。
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