関東大都市圏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:01 UTC 版)
「東京を中心とする地域の定義一覧」の記事における「関東大都市圏」の解説
国勢調査や住宅・土地統計調査の結果で用いられる統計上の地域区分の1つ。 「大都市圏」は1960年の国勢調査で初めて設定され、1975年の国勢調査以来の定義は、東京都特別区部及び政令指定都市からなる「中心市」と、中心市への15歳以上通勤・通学者数が常住人口に占める割合が1.5%以上かつ中心市と連接している市町村、及びこれらの市町村に囲まれている市町村からなる「周辺市町村」とを併せた地域である。 中心市どうしが互いに近接している場合にはこれらを統合して1つの大都市圏として扱うため、東京周辺の大都市圏の中心市は、1975年~1990年の国勢調査においては東京特別区部・横浜市・川崎市であり、1995年国勢調査以降はこれに千葉市が、2005年国勢調査以降はさいたま市が、2010年国勢調査以降は相模原市が加わった。 これに伴い、大都市圏の名称も「京浜大都市圏」→「京浜葉大都市圏」→「関東大都市圏」と変遷している。 2015年国勢調査による関東大都市圏は、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・静岡県の1都8県にまたがる23特別区・132市55町5村で構成される。 関東大都市圏の人口 : 37,273,866人(2015年) 関東大都市圏の人口、面積及び人口密度の推移年名称人口(人)面積(km2)人口密度(人/km2)中心市の数1960年 京浜大都市圏 16,843,789 1965年 20,485,542 9,682 2,116 3 1970年 23,457,133 9,867 2,378 3 1975年 26,793,768 10,734 2,496 3 1980年 28,644,523 10,626 2,696 3 1985年 30,394,532 10,851 2,801 3 1990年 京浜葉大都市圏 32,647,473 12,933 2,524 4 1995年 33,637,175 13,565 2,480 4 2000年 関東大都市圏 34,607,069 13,759 2,515 7 2005年 35,682,460 13,572 2,629 5 2010年 36,923,193 14,034 2,631 6 2015年 37,273,866 14,034 2,656 6
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