関東地方での放送の経過
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「探偵!ナイトスクープ」の記事における「関東地方での放送の経過」の解説
当初はチバテレビ(CTC)や群馬テレビ(GTV)といった独立局でのネットでスタート。関西出身者ばかりでなく、タモリや後に局長となる西田敏行も見ていた人気ぶりだったが、朝日放送(当時)のキー局であるテレビ朝日では放送されなかった。1991年の「アホ・バカ分布図」(前述)が民放連賞を受賞したが、「受賞番組は全国ネットでの放送が事実上、義務付けられる」として、テレビ朝日は総集編を放送。これが、テレビ朝日の初放送となった。 詳細は「アホ・バカ分布図#分布図の完成、その後」を参照 「日本民間放送連盟#日本民間放送連盟賞」も参照 転機は1992年6月5日放送(朝日放送〈当時〉など)での「斬られ役の福本清三さんを『徹子の部屋』に出してあげたい!」という依頼者の要望で、本物の『徹子の部屋』のスタジオセットを借りて黒柳徹子に扮装した小枝が番組収録をした。この収録直後に本物の黒柳徹子が現れ、小枝と福本の話を聞くうちに黒柳が福本に興味を持ち、福本が本当に『徹子の部屋』へ出演することとなった(1992年9月24日放送)。 詳細は「福本清三#探偵!ナイトスクープと徹子の部屋」を参照 地方局制作番組を関東広域圏で放送する場合、広域放送を担当する在京キー局と県域をベースにした独立U局へ同時に番組販売を行うことができない協定があるため、既にあった独立U局での番販ネットは打ち切られ、同年、テレビ朝日の遅れネットに移行した。テレビ朝日では放送枠が当初、なかったため、土曜日2時40分(金曜日深夜)から放送された。毎月最終金曜日は『朝まで生テレビ!』放送のため休止した。1年後の1993年10月に、水曜1時40分(火曜深夜)に放送枠を移動。毎月最終週の放送休止は無くなった。 その後は土曜日15:00 - 15:55に移動、さらに日曜日12:00 - 12:55へ移動させた。テレビ朝日で日曜正午からの放送だった時代の1998年5月3日に、東京でウケそうなネタだけを集めた(マネキンと結婚したい、日本一周の息子、ドミノピザのバイクが通ると開く自動ドア、映画の『ピアノ・レッスン』で「あんなとこ、生きて通れねえ」と言っている、『忍者戦隊カクレンジャー』にブロッコリー嫌いを直してもらいたい)特別総集編がテレビ朝日のみで放送された(ナレーター: 川下大洋)。この番組のためだけのCGも作られていた。その後、日曜16:30 - 17:25→再び土曜日15:00 - 15:55→そして、元の土曜2時(金曜深夜)頃→最終的に、木曜日3:12 - 4:07(水曜深夜)と再び深夜枠に移されたものの、2005年3月10日未明(9日深夜)をもって、テレビ朝日のネットは打ち切りとなった。この時期の間、テレビ朝日の番組NG特集でも何度か取り上げられたが、その際にスタジオ出演は決まって小枝のみであった。 テレビ朝日の放送打ち切り後はほぼ内容を続行する形で、2005年4月7日からテレビ神奈川(tvk、同局では初)で、半年後の同年10月7日からは千葉テレビ放送(チバテレビ・CTC)での放送が再開され、関東地方では独立U局でのネットが12年ぶりに復活した。2007年4月2日からはテレビ埼玉(テレ玉)で放送が開始され、さらに初放送となる2局での放送が2007年10月12日から東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)で、2008年10月7日からとちぎテレビ(GYT)で開始された。
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