婦人及児童ノ売買禁止ニ関スル国際条約
(醜業を行わしむるための婦女売買取締に関する国際協定 から転送)
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婦人及児童ノ売買禁止ニ関スル国際条約(ふじんおよびじどうのばいばいきんしにかんするこくさいじょうやく)は、1921年(大正10年)に国際連盟によって採択された、売春(醜業)とそれに伴う女性と児童の人身売買を禁止するための条約である。1922年(大正11年)6月15日に発効した。
- ^ 1921 International Convention for the Supression of the Traffic in Women and Children, as amended the the 1947 Protocol
- ^ 小谷野敦『日本売春史』新潮社,p149,2007年
- ^ a b 山田宏「売春」世界大百科事典、平凡社、2007,p333
- ^ 秦郁彦『慰安婦と戦場の性』 新潮社1999,p=146
- ^ ジョージヒックス『性の奴隷 従軍慰安婦』 三一書房 1995,p24
- ^ a b 藤目ゆき「性の歴史学」,p56、不二出版、1997年
- ^ a b c 報知新聞 1931.4.5(昭和6)「国際信義と公娼廃止」[1](神戸大学近代デジタルライブラリ)
- ^ 秦郁彦『慰安婦と戦場の性』(新潮選書)、新潮社、2021。
- ^ 元森絵里子「自由意志なき性的な身体 : 戦前期日本の公娼制問題における「子ども」論の欠如」『明治学院大学社会学・社会福祉学研究』第139号、明治学院大学社会学会、2013年2月、143-181頁、ISSN 1349-4821、NAID 120005307549。
- ^ 藤野豊『性の国家管理 - 買売春の近現代史』不二出版 2001年 p.85
- 1 婦人及児童ノ売買禁止ニ関スル国際条約とは
- 2 婦人及児童ノ売買禁止ニ関スル国際条約の概要
- 3 関連項目
醜業を行わしむるための婦女売買取締に関する国際協定(1904)
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廃娼運動は国際条約に結実し1904年5月に欧州12カ国で「醜業を行わしむるための婦女売買取締に関する国際協定」が締結された。
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