連隊の隊員とは? わかりやすく解説

連隊の隊員

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 15:21 UTC 版)

八甲田山 (映画)」の記事における「連隊の隊員」の解説

津村(つむら)中佐 演 - 小林桂樹 連隊長山田少佐から雪中行軍計画書の提出受けた際に、神田隊のほかに上部組織大隊本部随伴することによる指揮系統乱れ不安に思ったが、山田少佐の「三十一連隊は既に弘前出発した」という報告により、「随行する大隊本部行軍無関係編成組織で、行軍隊の指揮神田大尉執る」ことを再確認したうえで木宮少佐同席の下、計画書に署名して決裁印を捺した。 五連隊雪中行軍隊結団式(ただし、下士卒欠席)では木宮少佐同席の下「行軍隊・随行員計210名の中から、たとえ一人といえども落伍者その他を出さぬよう、万全準備その実施を希望する」と参加隊員訓示出発当日1月23日)は屯営正門で木宮少佐と共に雪中行軍隊員を見送った神田遭難後救助隊員によって「遭難した連隊雪中行軍隊の中から江藤伍長を含む12名の生存確認し救出した(うち1名は救出後死亡)」との報告を受け、五連隊幹部引き連れて田茂木野迎え出向いた。このとき、山田少佐から謝罪を受け、自身山田少佐らに三十一連隊(徳島隊)が八甲田踏破したことを伝えたモデル津川光中佐。 木宮(きのみや)少佐 演 - 神山繁 連隊本部所属先に提出受理され三十一連隊(徳島隊)行軍計画書を山田少佐と共に閲覧した時は、「大胆というか無謀というか意図がよくわからん」と長距離行軍計画疑問抱いた。 のちに神田大尉山田大隊長より提出された「五連隊雪中行軍計画書」の内容審議同席津村連隊長計画書を決裁し雪中行軍実施許可を出すための署名捺印準備を行うと共に神田結団式と出発当日見送りにも同席した1月25日神田隊が三本木到着しているかの確認三本木警察現在の青森県警察十和田警察署)に電話確認し、「五連隊昨日1月24日)の午後4時に無事三本木着いた」という返答をもらい安堵したが、当の神田大尉山田少佐からの報告がないことを不審思い三本木神田徳島の両隊がすれ違うはずと考えた津村中佐の命で再度三本木警察安否確認行った。すると、三本木到着したのは神田ではなく徳島であって翌朝増沢向かった判明した。このことで、神田隊は八甲田遭難したではないかと心配し、これを受けた津村中佐第四旅団すべての連隊長大隊長中隊長を緊急招集した神田隊の遭難判明後は、田茂木野民家倉庫借りる形で遺体安置所捜索隊詰所現地指揮本部)を立ち上げ、そこで捜索活動指揮執る救助隊伝令花田伍長より江藤伍長発見報告受け取っている。 捜索隊詰所八甲田踏破した徳島隊の徳島大尉訪れ徳島隊の全員生還伝えられ鳴沢から賽の河原にかけての広範囲神田大尉以下の五連隊隊員遺体多数発見報告受けた。既に23体の遺体1月28日徳島打擲前日)に収容していたため、徳島大尉神田大尉遺体安置されている遺体安置所案内した数日後友田少将中林大佐捜索活動報告書提出。「遭難した連隊雪中行軍隊の中から江藤伍長を含む14名の生存確認し救出したが、うち2名は懸命の手当て空しく救出後死亡。よって生存者12となった」と報告した三上(みかみ)少尉 演 - 森田健作 遭難救助隊の隊長大峠まで地元住民案内人として雇い遭難救助隊を率いた猛吹雪さらされ瀕死江藤伍長発見した救助後江藤伍長報告をもとに「遭難した連隊雪中行軍隊中に生存者がいる可能性あり得ない」と津村中佐らに報告している。 モデル三神定之助少尉花田(はなだ)伍長 演 - 伊藤敏孝 遭難救助隊の伝令担当江藤伍長発見の報を木宮少佐らに届けたその際に、江藤伍長の言から「雪中行軍隊山田大隊長神田中隊長以下全滅模様引き続き付近捜索中であります」と報告した

※この「連隊の隊員」の解説は、「八甲田山 (映画)」の解説の一部です。
「連隊の隊員」を含む「八甲田山 (映画)」の記事については、「八甲田山 (映画)」の概要を参照ください。

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