轟高校職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/27 13:49 UTC 版)
「共鳴せよ!私立轟高校図書委員会」の記事における「轟高校職員」の解説
クドー三世 声 - 高瀬右光 轟高校の英語教師。生徒からは「クドさん」と呼ばれている。 英語の素晴らしさを伝えるために英語教師をしている。本人は生徒思いだが、行動は空回っていることが多い。ノーチャイム運動を知らなかったり、試験前にテスト範囲がいつまでたっても終わらなかったりとややいい加減な面もある。片言ながら日本語を話せるが、困ると日本語が通じないふりをする。日本贔屓であり、日本人でもあまり知らないような知識まで様々な日本文化を身につけているが、一部で勘違いしている面もある。 日曜日には学校に内緒でモデルのバイトをしており、現場での評価は上々。教師であることを秘密にし、「国の未来に関わる重要な仕事をしている」としか伝えていないため、スタッフからは「国家レベルの密命を帯びている」と勘違いされている。 あまりいい生活をしていないようで、よく学校からトイレットペーパーを盗んだり図書室の本を勝手に売り払って生計の助けにしている。好物は魚肉ソーセージで、夕方5時からのタイムサービスに行くのを欠かさない。 猪熊 佐和子(いのくま さわこ) 声 - 大黒優美子 轟高校図書委員会OBで、校務員。八王子市在住。 そばかすが特徴。見かけによらず怪力の持ち主で、一人で将棋倒しになった書架を支えたり、本を入れたままの書架を移動させることができる。淡々とした性格ながらもSで理事長と気が合う。またテレビや雑誌などで紹介されている流行りものに惹かれやすい。 本当は用務員には別の人が採用されるはずだったが、理事長の気まぐれで採用された。 「番外編12。」では高校時代の様子が描かれており、もともとは素朴で大人しい性格だったが、轟高校に入学して出会ったクラスメイトの全員が非常に友好的な生徒ばかりで息の合う友人を作れず居づらさを感じてしまい、自分一人を仲間はずれにすることを良しとしない彼らの過剰な干渉から逃れて図書室に駆け込んだことがきっかけで図書委員になったことが明かされた。 善場 葵(ぜんば あおい) 声 - 安達まり 轟高校の司書。マイペースで物腰の柔らかい美女。年齢不詳で、少なくとも猪熊が入学した頃から司書を務めている。かなりの酒豪。 趣味は自分探しで、しょっちゅう外国に旅行に行っている。元アイドルで元ホステスという経歴を持つ謎の多い人物。お水時代を書いた著書を出版しており、すでに映画化、舞台化、アニメ化、CD化が決定している。またその書籍を図書室の一部の書架に置いている。 お水時代の経験からか巧みな話術で人を丸め込むのが得意で、生徒会役員を追い返したり振り込め詐欺を逆に騙し返したこともある。 常盤 有的(ときわ ゆうてき) 声 - 中博史 轟高校理事長。初老の男性で、関西弁を話す。 轟高校の最高権力者だが、式に出るのが苦手のため生徒にあまり知られていない。一方で彼自身は、「生徒の両親が稼いだお金が自分に入ってくる」という理由から生徒の名前を一人一人把握している。ちなみに部員が久仁也1名の書道部を認可しているのも、「木下財閥と懇意にしたい」という理由から。 蔵書マニアだが、単に本に囲まれるのが好きなだけで読むことはない。そのため図書室に寝泊りしたり、棚に本を詰め込むなど好き勝手をしており、善場先生を困らせている。 クドー先生がトイレットペーパーを盗んだり、モデルのバイトをしていることを知っているが、面白いからという理由で黙っており、時折そのことでいじっている。また、モモが学校内に出入りしているのも彼が許可しているようである。 「番外編11。」では親友の泉と学生時代の生活が描かれている。少年期はかなり太っていたものの、モテるためにダイエットして高校時代では多くの友人や恋人を作り、充実した生活を送ったが、自分と違う生き方をする泉の考えを理解できずにいた。
※この「轟高校職員」の解説は、「共鳴せよ!私立轟高校図書委員会」の解説の一部です。
「轟高校職員」を含む「共鳴せよ!私立轟高校図書委員会」の記事については、「共鳴せよ!私立轟高校図書委員会」の概要を参照ください。
- 轟高校職員のページへのリンク