識別塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/02 06:21 UTC 版)
「大日本帝国海軍航空爆弾一覧」の記事における「識別塗装」の解説
型式 / 番号識別塗装体系代用識別塗装体系用途頭部塗装 / 帯塗装弾体塗装尾部塗装弾体帯頭部塗装 / 帯塗装弾体塗装尾部塗装弾体帯陸用爆弾 緑色 灰色 緑色 青色 緑色 / 青色 灰色 灰色 - 陸上目標用。 通常爆弾 緑色 灰色 緑色 - 緑色 / 青色 灰色 灰色 - 艦艇用。 擬爆弾 緑色 / 黒色 白色 白色 - - - - - 展示教材として使われる模擬爆弾。 演習爆弾 緑色 黒色 白色 - 緑色 / 黒色 白色 白色 - 投下訓練用。 教練爆弾 黒色 黒色 黒色 黒色 - - - - 艤装教材、飛行・投下訓練用。 煙爆弾 灰色 / 黒色 灰色 灰色 - - - - - 艦艇の隠蔽用。 一号 緑色 / 黄色 灰色 黄色 - - - - - 化兵爆弾。弾体にイペリット、青酸ガス等化学兵器を充填した。 二号 青色 灰色 青色 - 緑色 / 青色 灰色 灰色 - 対潜用。 三号 銀色 灰色 銀色 - 緑色 / 銀色 灰色 灰色 - 飛行場制圧用として当初開発され、空対空用途に転用された。三号爆弾を参照。 四号 銀色 / 白色 銀色 赤色 - - - - - ロケット推進爆弾。主力艦艇に対する急降下爆撃用である。 五号 緑色 / 白色 灰色 灰色 - - - - - 徹甲爆弾。主力艦艇に対する投入を企図した。 六号 緑色 / 赤色 灰色 赤色 - - - - - 焼夷弾。 七号 緑色 / 紫色 灰色 紫色 - - - - - 弾体に細菌を充填するよう研究の進められた生物兵器。 八号 緑色 / 茶色 灰色 灰色 - - - - - 対艦用反跳爆弾。反跳爆撃専用。 九号 - - - - - - - - 対艦用ロケット弾。開発は数種類の試作にとどまった。上陸用舟艇や浮上潜水艦に対する攻撃を企図した。 十九号 - - - - - - - - 戦闘機から爆撃機編隊に対して使用された特殊な爆弾。二八号へ改称。 二一号 緑色 / 茶色 灰色 灰色 - - - - - 小型爆弾を集束したクラスター爆弾。飛行場制圧用。 二二号 - - - - - - - - 飛行場使用の妨害を企図したクラスター爆弾。スパイクを内蔵。 二三号 緑色 / 茶色 灰色 灰色 - - - - - 飛行場の長時間の使用不能を狙い、火薬燃焼式の時限信管を装着した爆弾。高空から投下後、地中に埋没し、数時間後に爆発する。日中戦争中の重慶爆撃において発火装置が使用された。外気温による大きな遅延誤差の発生、また少数使用では効果が無いことが判明した。 二四号 - - - - - - - - クラスター式の落下傘爆弾。1943年(昭和18年)1月14日の書類では、飛行場に駐機中の航空機攻撃を企図し、開発名称が記載されている。4月1日の書類では試作が記述された。以降、詳細は不明。 二五号 - - - - - - - - クラスター式の楔状爆弾。飛行場使用阻止用。計画に開発名称が記載されるが、その他詳細は不明。 二六号 - - - - - - - - 大量生産には移されなかった時限信管式爆弾。飛行場使用阻止用。計画に開発名称が記載されるが、その他詳細は不明。 二七号 緑色 / 銀色 灰色 / 赤色 - - - - - - 黄燐を使用したロケット爆弾。爆撃機編隊に対して使用する。 二八号 緑色 / 茶色 銀色 赤色 - - - - - ロケット爆弾。全重10kg程度。 三一号 灰色 灰色 灰色 - - - - - 陸用爆弾。周囲の明度による光学式近接信管を採用。大戦末期、芙蓉部隊が航空基地攻撃に実戦投入した。
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