西口周辺の再開発計画とは? わかりやすく解説

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西口周辺の再開発計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 23:14 UTC 版)

横浜駅」の記事における「西口周辺の再開発計画」の解説

横浜駅西口駅ビル計画仮称)(駅前棟・鶴屋町棟)〈都市再生特別地区/駅前街区2010年8月JR東日本東急による共同開発計画発表された。いずれも2011年3月閉館したCIAL初代横浜駅西口駅舎 横浜ステーションビル)と横浜エクセルホテル東急取り壊して高層駅ビルへの建て替えを行うもので、メインとなる駅前の上層部はオフィス下層部は商業施設などが入る。また、鶴屋町地区には駐車場保育所当初計画)に加え商業施設ホテルスポーツ施設2017年10月計画変更により追加からなる鶴屋町棟が建設される当初JR線の上部に8階部までの商業施設棟建設するとしていたが、2014年3月発表され計画中止となった駅前棟は当初の計画では地上33階建て、高さ約195mの予定であったが、後に高さを少し抑えて約180mに変更する発表その後東日本大震災を受けて安全性重視するため更に規模縮小となる可能性示唆され2014年3月発表され計画では、駅前棟は地上26地下3階・高さ約135m(最終的に高さ約132m)、延床面積94,000m2、鶴屋町棟は地上9階・高さ約31m、延床面積24,000m2(2017年10月計画変更に伴い31,500m2に増床となっている。 一方開発時期についても当初発表では2011年着工し2019年完成目指すとしていたが、JR東日本は「東日本大震災を受けて建設計画見直す」として計画の遅れが示唆され2014年3月発表され計画では、駅前棟と鶴屋町棟共に当初2020年夏開催する予定であった東京オリンピック開幕前の開業目指すとしていた。なお、実際に着工したのは2016年4月1日起工式2015年10月19日)のことであり、着工が遅れることとなったCIALおよびエクセルホテル東急跡地では期間限定施設として、それぞれ商業施設の「西口ルミネ」や屋台村仮設飲食店など運営され継続的に賑わい創出が行われた。 2013年12月末には開発事業敷地内東急所有地 をJR東日本売却 し開発主体一元化すると発表開発加速するためのもので、東急事業から完全撤退せずに「今後様々な形協力する」としている)。JR東日本主体として鶴屋町棟から駅前棟に繋がる歩行者デッキなどを整備し隣接する横浜駅きた西口鶴屋地区再開発事業仮称)」(後節参照)の再開発区域とも一体的開発進めていく。 2018年11月には横浜駅西口開発ビル名称について駅前棟は「JR横浜タワー」、鶴屋町棟は「JR横浜鶴屋町ビル」にそれぞれ決定したJR東日本発表2020年1月には開業日について「JR横浜タワー」が同年5月30日、「JR横浜鶴屋町ビル」が同年6月5日発表された(オフィス保育所駐車場など施設一部同年4月より順次稼働)。さらに、同年3月には諸外国での新型コロナウイルス感染症COVID-19)の感染拡大に伴い家具の製作や納品遅延等の影響出ているとして、ホテルJR東日本ホテルメッツ 横浜」の開業日を同年6月27日変更する発表したその後同年5月13日にはCOVID-19感染拡大に伴う国の緊急事態宣言発令受けて、「JR横浜タワー」と「JR横浜鶴屋町ビル」の開業延期することを発表。なお、「JR東日本ホテルメッツ 横浜」については予定通り同年6月27日開業するとしている。 2020年6月には、JR横浜タワーでは商業施設NEWoMan横浜」を同年6月18日商業施設CIAL横浜」、エンタテインメント・コンプレックス「T・ジョイ横浜」を同年6月24日それぞれ開業することを発表また、JR横浜鶴屋町ビルでは商業施設CIAL横浜 ANNEX」、ホテルJR東日本ホテルメッツ 横浜」を同年6月27日(※CIAL横浜 ANNEX内の文化堂のみ同年6月18日開店)、スポーツ施設 「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜」を同年8月7日それぞれ開業することを発表した。 両棟は以下の施設構成されるまた、歩行者デッキはまレールウォーク」で接続している。JR横浜タワー地上26階・地下3階商業施設NEWoManニュウマン横浜」(1F-10F/ルミネ運営/新宿駅直結JR新宿ミライナタワー内に続く2号店商業施設CIAL横浜」(B3F-B1F/横浜ステーシヨンビル運営/再開発前にあったCIAL復活) エンタテインメント・コンプレックス「T・ジョイ横浜」(8F-10F/ティ・ジョイ運営/映画上映中心に様々なイベントの開催など多目的利用が可能) この他高層部にはオフィスエリアSTATION SWITCH」(12F-26F/ジェイアール東日本ビルディング運営)も設けられるJR横浜鶴屋町ビル地上9階商業施設CIAL横浜 ANNEX」(1F-3F/横浜ステーシヨンビル運営ホテルJR東日本ホテルメッツ 横浜」(3F-9F/日本ホテル運営)- 事前予約をすることで、駅ナカシェアオフィスSTATION WORK」が利用可能スポーツ施設 「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜」(2F-3F/JR東日本スポーツ運営駐車場JR横浜パーキング」(4F-9F/横浜ステーシヨンビル運営この他保育所3F)や駐輪場自動二輪駐車場1F)も設けられるその他の再開発計画 西口周辺は、西口五番街地区西口幸栄地区でも再開発計画されている。西口五番街地区は「横浜駅西口五番街地区第一種市街地再開発事業仮称)」(敷地面積:0.8ha/1987年再開発準備組合設立)として、西口幸栄地区は「横浜駅西口地区第一種市街地再開発事業仮称)」(敷地面積:1.1ha/1992年再開発準備組合設立)としてそれぞれ今後動き出す見込みで、いずれの再開発事業でも都市再生特別地区想定している。 また、相鉄グループでは2023年度中に西口再開発具体計画策定ロードマップ作成)する方針である。

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