製品の概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/06 01:33 UTC 版)
「テクニクス SL-QL1」の記事における「製品の概略」の解説
1980 年頃、 SL-10 に始まるコンパクト・リニアトラッキングプレイヤーのバリエーションとして発売された、レコードサイズ自動検出のフルオートマチックプレーヤー。 SL-10 の「LP レコードジャケットサイズ」という枠を外し、フットプリント(設置寸法)は当時のアンプ類の標準サイズに合わせた幅 43 cm ×奥行 35 cm 。本体色にシルバーとブラックの2種類がある。 上下キャビネットはアルミ合金ダイキャスト製で、開閉する上部キャビネットに T4P 規格のリニアトラッキングアームが内蔵されている。ターンテーブルはクォーツ PLL 制御ダイレクトドライブ。カートリッジとして EPC-P202CB が付属する。
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製品の概略
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「テクニクス SL-10」の記事における「製品の概略」の解説
販売開始 1979年12月(要確認) ターンテーブル アルミダイキャスト製。動的重量バランスを得るために、裏側に穴を掘る。共振を低減するために、ゴムを裏側に貼り付けている。 ターンテーブル自体に、モーターのマグネットを組み込んでいるが、その周囲にはフィンが形成されている。レコードを演奏することによって、ターンテーブル自体がシロッコファンになる構造。冷気を吸い込み、内部の熱気を後部のスリットから排出する。 テクニクス、ジャケットサイズ、コンパクトサイズ・リニアトラッキングプレイヤーは多くのバリエーションを持つが、このような構成の精密なプラッターを採用するのは、SL-10、SL-15、SL-7だけ。他のジャケットサイズプレイヤーのプラッターは、軽量設計であり、ダイキャスト精度も大きく劣り、音質的には比べることは出来ない。(幅広型のSL-QL1、SL-DL1も音質重視の重量精密プラッターを採用しているが、ゴムのダンピング処理はない。フィンも組み込んでいない) ユニークなコクーンタイプボディ構造 SL-10は、演奏時に上下のキャビネットがしっかりと接合する。これにより、不要な共振を防ぎ、S/N比の向上を目指している。この構造はSL-10とSL-15だけが採用している。姉妹機のSL-7は上キャビネットの大部分がプラスチック製であり、接合も軽い。(緩い)逆に、レコードを入れ替えるためにキャビネットを開ける際に力がいる為、ハンドリングはSL-7や他のリニアトラッキングプレイヤーの方が良い[独自研究?]。 モーター ブラシレスDC型。水晶発振子によるPLL制御。ワウ・フラッタ0.012% (WRMS)、S/N比 56db (IEC 98A Unweighted)の高性能を誇る。 下部キャビネット内からターンテーブルの穴を通してLEDによる光を発する。これを上部キャビネット内の受光素子が感知し、レコードサイズを認識する。 トーンアーム ジャケットサイズに収めるために、小型のリニア・トラッキングトーンアームシステムを採用した。ダイナミックバランス型のため、プレイヤーを斜めにしたり、逆さまにしても演奏できるという宣伝がされた[要出典]。 トーンアームの動作原理:演奏が進むに連れスタイラスのトラッキングエラーが増えることを感知し、その度にトーンアームを中心方向に進める。超Hi-Fiを追求したシステムというより、小型のメカニズムを実現するために作られたもの。 カートリッジ テクニクスがSL-10と同時に開発したT4p規格に準じたMC型カートリッジ、EPC-310MCを採用。カンチレバーはボロン製。ダイアモンド楕円針。針圧 1.25g (プラスマイナス0.25gの許容値)、出力 0.2mV プリアンプ 付属のMC型カートリッジ、EPC-310MCを駆動するためのプリアンプをSL-10本体に内蔵している。本体後部、出力プラグ隣にプリアンプのスイッチがある。
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