舟幽霊

デジタル大辞泉

ふな‐ゆうれい〔‐イウレイ〕【船幽霊】

読み方：ふなゆうれい

１ 海上に現れるという、水死した人の亡霊。船人に柄杓(ひしゃく)を要求するが、底を抜いて貸さないとその柄杓で水をかけられて船を沈められるという。

２ 死水(しすい)3によって船足がおそくなる現象。ひき幽霊。

短編小説作品名辞典

舟幽霊

作者横溝正史

収載図書人形佐七捕物帳 新装版
出版社光文社
刊行年月2003.1
シリーズ名光文社時代小説文庫

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船幽霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/06 14:35 UTC 版)

船幽霊、舟幽霊（ふなゆうれい）は、日本全国各地に伝わる海上の幽霊が怨霊となったもの。江戸時代の怪談、随筆、近代の民俗資料などに多く見られる。山口県や佐賀県ではアヤカシと呼ぶ。